チーズ作り

クリームチーズの作り方(チーズ作りその1.5)

2012年11月3日

チーズ作りに挑戦!まずは水きりヨーグルトを作る (チーズ作りその1) の続き

日本の一般家庭で、レンネットなどの特別な道具や材料を使わずに、どこにでもあるものでチーズを作ってみようと、チーズ作りを始めました。

クリームチーズを家庭で作ろうと思えば、牛乳と生クリームを混ぜて、それをヨーグルトにして、水分を切れば出来ます。
意外と簡単に出来るのです。
では、実際にやってみましょう。

まず、ヨーグルトを作る

牛乳に生クリームを混ぜて、脂肪分18%ぐらいに調整する。

脂肪分3.6%の牛乳 600ml
脂肪分36%の生クリーム 200ml

で配合しました。
これだと、あわせて脂肪分は11.7%です。ちょっとあっさりしたクリームチーズになりそうです。

ヨーグルトさらに市販のヨーグルトを15gぐらい混ぜて、40度に加熱して丸一日放置したら、ヨーグルトになります。
容器は瓶でもタッパーでも鍋でも何でもいいです。
寒い時期は、ヨーグルト菌の働きが弱まるので保温するか、発酵時間を長くすると良いです。
この時点では、トローリ濃厚なヨーグルトです。
このまま食べてもめちゃくちゃ美味しいです。
しかし、これはクリームチーズの原料として使用するので、まだ食べません。

ヨーグルトの水を切る

ヨーグルトの水分を切るザルに手ぬぐいをかけてヨーグルトをぶちまけます。
この状態で丸一日放置したら、クリームチーズの出来上がりです。

一応、クリームチーズが完成しました。
味は、少しあっさりしたヨーグルト風味のクリームチーズで、少し水分が多い感じ。
もう少し水分を切りたいところですが、ヨーグルトの時点でトローリだったので、これ以上水分を切るのは難しいと判断して、このままでOKという事にしました。

今回わかったことですが、使用するヨーグルト菌の種類によって、水分の切り具合が変わってくるという事が分かりました。
だから、カチッと固まるタイプのヨーグルトを使用するのがいいと思います。
今回は、明治ブルガリアヨーグルトを使用しました。
これもまた、いろいろな種類のヨーグルトで試してみなければいけませんね。

では、このクリームチーズを使用して、レアチーズケーキを作ってみます。

自家製クリームチーズのレアチーズケーキ

〈材料〉
リッツ 12枚
バター 30g
クリームチーズ 200g
生クリーム 200g
砂糖〈甜菜糖〉 70g
レモン汁 約30ml
ゼラチン 7g
水 40ml

リッツタルト台は手抜きします。
作り方は簡単ですが、十分に美味しいタルトになりますよ。
美味しく作るためには、必ずリッツを使用しましょう。
リッツは表面に少し塩が付いてますが、私はあえて、ほんのり塩味のタルト台を作ります。
むしろ塩味そのままの方がアクセントになって美味しいのです。
塩味が嫌なら、表面の塩は、ふき取りましょう。

リッツを砕くリッツを砕きます。
あまり細かくしすぎないように。
あ、この間にゼラチンを水で戻しておきましょう。
クリームチーズ・生クリームを常温に戻しておきましょう。

溶かしバターを混ぜるある程度砕いたら、溶かしバターを混ぜます。

型にはめるそして、スプーンを使って型の底に平らに広げます。
これを冷蔵庫に入れて冷やしておきます。

まぜるその間にクリームチーズ・砂糖・生クリーム・レモン汁を混ぜ合わせます。
そして、溶かしたゼラチンを混ぜます。
※クリームチーズ・生クリームが冷たいと、ゼラチンを入れたときに、混ざらないでゼラチンだけが冷え固まってしまうので注意してください。

型に流し込む型に流し込み、冷蔵庫で3時間ぐらい冷やしたら出来上がり。

自家製クリームチーズのレアチーズケーキ自家製クリームチーズのレアチーズケーキが完成!

めちゃくちゃ美味しい!!

軽やかで、消えるような口溶けで、幸せな余韻が広がる。
美味しいな~。

味は、申し分ないのですが、あえて言うならチーズっぽさが弱いですね。
逆に言うと、チーズ嫌いの人でも食べられるチーズケーキです。
まあ、とにかくクリームチーズは日本の家庭でも作れますので、試してみてください。

続き モツァレラチーズと熟成チーズ作り (チーズ作りその2)

家庭でのチーズ作り まとめ

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このブログを書いてる人

オトコ中村
京都在住 40代 料理を通じて皆が健康で幸せになればいいなと思っている。
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