杉山金属プチスキレットはどうなのか
![杉山金属プチスキレット](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/CSC_9002.jpg)
杉山金属プチスキレットを入手しました。
妻が職場で、これを賞品としてゲットして、私にくれたのです。
ウェブで、よくミニスキレットが話題になったりしますが、これは「ミニ」よりも小さい「プチ」です。
プチでは、どのような使い方ができるのでしょうか。
【目次】
1.プチスキレットの大きさ
2.プチスキレットを使う前に
3.プチスキレットで料理を作る
3-1.目玉焼き
3-2.カレードリア
3-3.ハンバーグ
3-4.お好み焼き
3-5.タコのアヒージョ
3-6.トルティージャ
3-7.リンゴのケーキ
3-8.シフォンケーキ
4.まとめ
プチスキレットの大きさ
![プチスキレット](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/CSC_9003.jpg)
箱の中には、このように直径16cmくらいのプチスキレットが2枚重ねにして入っていました。
スキレットの間には、摩擦で傷が付かないように紙が挟んであります。
![プチスキレットを手のひらに乗せてみる](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/CSC_9006-001.jpg)
直径16cmというのは、持ち手を含めての直径です。
円の直径は10cm足らずで、手のひらに乗るサイズです。
ペットボトルの蓋を入れてみるとサイズ感が分かりやすいでしょうか。
「小さい」というのが、第一印象です。
![プチスキレットの重さを量る](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/CSC_9007.jpg)
重さは108gです。
もちろん鉄でできていますが、厚さは1.2mmで、スキレットという割には薄い印象です。
しかし考えると、この大きさなら妥当な厚さなのかもしれません。
プチスキレットを使う前に
まずは、石鹸または洗剤を付けて洗います。
洗った後は、必ず乾かさなければいけません。
濡れたまま置いておくと錆びます。
そして、このプチスキレットは、シリコンクリア塗装が施してあるので、シーズニングと呼ばれる空焼きと油ならしが不要です。
使い込むうちにコーティングは剥がれていきますが、その頃には油が馴染んでいる事でしょう。
プチスキレットで料理を作る
それではプチスキレットを使って色々な料理を作ってみます。
色々な料理を作りながら、プチスキレットの特徴をつかみ、最適な使い方を模索していきます。
目玉焼き
![プチスキレットで目玉焼きを焼く](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/CSC_9008-001.jpg)
プチスキレットの表面に油を塗り、卵を入れてオーブントースターで焼きます。
![プチスキレットで焼いた目玉焼き](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/CSC_9011-001.jpg)
5分くらいで焼けました。
当然ですが、持ち手の部分は、素手では触れない温度になっていますので、持つにはミトンや手拭が必要です。
トーストと一緒に目玉焼きを焼くと時短になるという旨の事が、プチスキットの箱には書いてありました。
そういう使い方は、有りだと思います。
![まん丸目玉焼き](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/CSC_9013.jpg)
プチスキレットにくっ付く事もなく、ペロンと剥がれるので、このようなまん丸の目玉焼きが簡単に取り出せました。
鉄フライパンなので、底がパリッと焼けて美味しいです。
この、まん丸目玉焼きは、子供達のお弁当のおかずに使えますよ。
実際に何度もお弁当に使ってます。
カレードリア
![プチスキットでカレードリアを作る](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/CSC_90141.jpg)
プチスキレットに油を塗ってから、冷やご飯を入れて、残り物のカレーを入れて、チーズを乗せます。
![プチスキレットで焼いたカレードリア](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/CSC_9018.jpg)
オーブントースターで10分くらい焼けばカレードリアの完成です。
先ほども書きましたが、持ち手の部分は熱いので素手で持ってはいけません。
下からの熱による調理効果もあるので、グラタン皿で焼くよりも、ちょっと美味しいです。
残り物消費レシピとして使えますね。
しかし、問題は量が少ないという事です。
ほんの一口です。
中途半端にカレーが残ったなんて時には使えるレシピですね。
そういう時限定です。
たくさんカレーが残った時は、大きなグラタン皿でたくさん作りますよ。
こんなチマチマやってられません。
ハンバーグ
![プチスキレットでハンバーグを焼く](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/CSC_9019.jpg)
プチスキレットに油を塗って、ハンバーグのたねを入れて、オーブントースターで焼きます。
![プチスキレットで焼いたハンバーグ](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/CSC_9020.jpg)
5分くらいで焼けました。
しつこいですが、持ち手の部分は熱いので素手で持てません。
これも、美味しく焼けています。
そして、手軽ではあるのですが、量が少なすぎるという問題があります。
10個くらい食べなければ満足できない量です。
こんなの10個も作ってられません。
だったら、次からは大きなスキレットで大きなハンバーグを焼こうと思うのが人情でしょう。
ハンバーグをプチスキレットで焼く必要は、あまりありませんね。
お好み焼き
![プチスキレットを火にかける](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/CSC_9021.jpg)
オーブントースターでなく、直火でも料理してみましょう。
これは、ガスコンロの一番小さいコンロにギリギリ乗る大きさです。
なんとかこれで直火の料理ができそうです。
![プチスキットでお好み焼きを焼く](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/CSC_9023.jpg)
お好み焼きのたねを満タンに入れて焼きます。
火力は弱火です。
![プチスキレットの蓋代わりにアルミホイルを乗せる](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/CSC_9024.jpg)
適当な蓋が無いのでアルミホイルをかぶせました。
![プチスキレットでお好み焼きを焼く2](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/CSC_9026.jpg)
裏返しました。
パリッと焼けています。
やはり鉄フライパンですから、パリッと焼けますね。
ちなみに、持ち手の部分に火は当たっていませんが、素手で持てないくらい熱くなってます。
プチスキレットを使う時は、ミトンや手拭が必須です。
![プチスキレットで焼いたお好み焼き](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/CSC_9027.jpg)
プチスキレットで焼いたお好み焼き。
美味しいです。
やはりスキレットで焼いたお好み焼きは美味しいです。
サイズは小さいですが、スキレットとしての機能は十分に発揮してます。
ただ、問題は、量が少ないという事です。
これを10個食べても満足するでしょうか?
いやいや、10個も焼いてられるかっちゅうの!
やはり大きなスキレットで大きなお好み焼きを焼きたいと思うのが人情でしょう。
お好み焼きは、小さいスキレットで焼く必要性がありませんね。
しかし、お好み焼きも美味しく焼ける事がわかりました。
タコのアヒージョ
![オリーブオイルを熱しニンニクとねぎを入れる](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/CSC_9044.jpg)
オリーブオイルを熱し、ニンニクとネギを入れました。
![プチスキレットでタコのアヒージョを作る](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/CSC_9045.jpg)
タコを入れて、塩・コショウ・醤油で味付けして、少し煮込みました。
![プチスキレットで作ったタコのアヒージョ](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/CSC_9047-001.jpg)
プチスキレットで作ったタコのアヒージョ。
美味しいです。
しかし、量が少ないです。
1~2人前くらいの量です。
持ち手の部分は、火からおろして、しばらくしたら持てる温度まで下がります。
しかし、油断して素手で触ると意外と熱かったりして危ないので、いずれにせよミトンを使うことをお勧めします。
トルティージャ
![プチスキレットでトルティージャを焼く](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/CSC_9050.jpg)
トルティージャとは、スペインの厚焼きオムレツです。
油を塗ったプチスキレットに、炒めたジャガイモと玉ねぎと卵を一緒に混ぜたものを入れてオーブントースターで焼きます。
![焼けたトルティージャ](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/CSC_9051.jpg)
10分くらいでこんがり焼けました。
![プチスキレットで焼いたトルティージャ](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/CSC_9052-001.jpg)
プチスキットで焼いたトルティージャ。
美味しく焼けてます。
表面はパリッと、中はふっくらして、スキレットとしての実力を発揮してます。
量は、1個で1人分くらいです。
我が家は4人家族なので、人数分作ろうと思えば、2クール焼くか、プチスキレットを人数分そろえなければいけません。
リンゴのケーキ
![プチスキレットで焼いたリンゴのケーキ2](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/CSC_9058-001.jpg)
リンゴのケーキをオーブントースターで20分くらい焼いてみました。
![プチスキレットで焼いたリンゴのケーキ](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/CSC_9057-001.jpg)
美味しく焼けています。
同じ物をカップケーキ型に入れてオーブンレンジでも焼きましたが、こちらの方が美味しく焼けてました。
オーブントースターで焼いたのにですよ。
やはりスキットとしての実力を発揮しているのでしょう。
量は、1個で1人分です。
繰り返しになりますが、我が家は4人家族なので、人数分作ろうと思えば、2クール焼くか、プチスキレットを人数分そろえなければいけません。
シフォンケーキ
![プチスキレットプとアルミカップでシフォンケーキを焼く](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/CSC_9067.jpg)
プチスキレットでシフォンケーキを焼いてみます。
今度は、試しにアルミカップでも同じ物を焼いてみて、本当にプチスキレットで焼いた方が美味しいのか検証してみます。
![プチスキレットとアルミカップで焼いたシフォンケーキ](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/CSC_9065.jpg)
25分くらいで焼けました。
![プチスキレットとアルミカップで焼いたシフォンケーキ2](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/CSC_9066.jpg)
プチスキレットとアルミカップで焼いたシフォンケーキ。
ここで、当然プチスキレットで焼いた方が美味しい。
という流れになるはずなのですが、私もそうなると思ってましたが、違いました。
プチスキレットで焼いた方は、パリっと焼けています。
アルミカップで焼いた方は、ふんわりしっとり焼けています。
シフォンケーキは、ふんわりしっとりしてる方が美味しかったです。
プチスキレットで焼くと、メリハリのある焼き加減になりますが、必ずしも何でも美味しく焼けるとは限らないのですね。
まとめ
- プチスキレットの大きさは、持ち手を含めた長さ約16cm、円の直径は10cm足らず、手のひらに乗るサイズ。重さは108g、厚さ1.2mmの鉄でできている。
- シリコンクリア塗装が施してあるので、シーズニングと呼ばれる空焼きと油ならしが不要。
- プチスキレットで焼いた目玉焼きは、お弁当のおかずに使える。
- 持ち手の部分は熱くなるのでミトンか手拭を使って持つ。
- スキレットとしての実力は十分にある。美味しく焼ける。
- 基本的に美味しく焼けるが、シフォンケーキのように美味しく焼けるとは限らないものもある。
プチスキレット、サイズはプチですが、スキレットとしての実力はあります。
料理が美味しく仕上がります。
人数分のプチスキレットを用意すれば食卓を華やかに演出できるでしょう。
↑これは商品のPR画像なので、ものすごく素敵な料理がたくさん盛られていますが、実際にこれを作ろうと思えば、どれほどの時間と手間隙がかかるでしょうか、現実的ではないですが、一応こんなのも可能です。