
イカスミ炒飯の作り方
(ホタルイカの黒作りを使用)所要時間5分
真っ黒なイカスミ炒飯の作り方です。
イカスミパスタは有名ですがイカスミ炒飯は珍しいですよね。
今回はホタルイカの黒作りを使って簡単で美味しいレシピをご紹介します。
【目次】
1.イカスミ炒飯の材料
2.イカスミ炒飯の作り方
3.イカスミ炒飯を試食
3ー1.他の人の感想
4.おまけ:イカスミを使ったご飯料理について考える
5.まとめ
6.動画で説明
イカスミ炒飯の材料

イカスミ炒飯の材料(1人前)
ご飯 200g
ほたるいか黒作り 50g
溶き卵 1個分
刻みネギ 少々
ニンニク 小1かけ
生姜 ニンニクと同じくらいの量
塩 少々
コショウ 少々
醤油 少々(今回は入れ忘れた)
ラード 小さじ1

今回使ったのはこれです。

ホタルイカの黒作りは、富山湾で獲れたホタルイカをイカスミと一緒に漬けた塩辛です。
富山の名産品で、私の大好物です。
今回の物は金沢で作られてるようです。
北陸方面に行く事があるといつも買って帰ります。
イカスミ炒飯の作り方

薬味を切っておきます。

フライパンを熱し、ラードを溶かし、薬味、卵、ご飯を入れ混ぜます。

塩・コショウを振って混ぜ、ホタルイカの黒作りを入れ混ぜます。

ちゃんと混ざって全体が真っ黒になれば完成です。
仕上げに醤油を少し垂らすつもりでしたが、今回は入れ忘れてました。
ブログ版ならそれでも「入れました」と書けば読者は分かりませんが、YouTube版では作る過程をほぼノーカットで動画にしたので、醤油を入れ忘れた事を隠す事ができませんでした。
YouTube動画をブログ版にしてるので、ブログ版にだけ「醤油入れました」と書くのも変ですから、正直に入れ忘れたと書いておきます。

イカスミ炒飯の完成です。
イカスミ炒飯を試食

いただきます。
美味しいです。
期待したほどイカスミの味が濃く無いです。
ホタルイカの黒作りにもいろいろありますから、当然ですが商品によって味に違いが出ます。
ホタルイカは火を通せば縮んで小さくなり、中のワタは飛び出して、ご飯に絡まって、ご飯がイカの味に染まります。
それがこのチャーハンの美味しさのポイントです。

過去にこれを使ってイカスミ炒飯を作った事がありましたが、こちらの方がイカスミの風味が濃くて美味しかったです。

画像を見る限りでは確かに色が濃そうです。
他の人の感想

これもっとイカスミの味がすると思ったけど割とライトやね。
けどしっかりこれコクがある。
っていうか昔、居酒屋で食べたイカの塩辛の炒飯を思い出した。
それよりももうちょっと洗練された味かな。
磯臭さが無いっていうか物足りひんかも知らんね。
もっと磯臭さが強い方が好み。
でも美味しいです。

とっても美味しいよ。
イカスミのパスタとは別物かな。
イカスミのパスタやったら、もっと真っ黒くて食べたら口の周り全部黒くなるよね。
たぶんアレは他のソースも入ってるんよね。

あれはイカスミペーストとトマトとかも入ってるね。

そうそうトマト。
けどこれは単純にホタルイカだけが使われている炒飯。
ホタルイカそのものが小さいながらも残っていて
それを食べてそれの余韻でご飯を食べたら美味しい。

そやね。

もっといっぱいホタルイカが入ってたらもっと美味しいよね。

確かにその通りだけどコスパの問題があるねん。

なるほどね。

以前、世界料理研究会で作ってくれたホタルイカの沖漬けの炒飯はイカの風味がもっと強かった。
過去にホタルイカの沖漬けで炒飯を作った事がありました。
黒作りと違って普通のホタルイカの沖漬けは、私の住んでる京都でも普通のスーパーに売ってるので、いつでも作る事ができます。
このご飯が赤茶色く染まってるのは、イカのワタがご飯全体に広がったためです。
bob氏の言うようにイカの風味がご飯全体に広がって美味しいですよ。
イカスミ炒飯は、イカスミの色でこの赤茶色がわからなくなってますが、同じように全体に広がってます。
ホタルイカの沖漬けを使った炒飯について詳しくは以下の記事をお読みください。
と言うわけで、ホタルイカをたっぷり入れたら美味しくなります。
黒作りでなくても、普通のホタルイカの沖漬けでもできます。
黒作りの場合は、真っ黒になる事とイカスミのコクが加わるという違いがあります。
レシピに書かれる黒作りの分量は、最低限の量と思っていただいて、もっと沢山入れると美味しく出来ますよ。
おまけ:イカスミを使ったご飯料理について考える
YouTubeのコメントに、イカスミとご飯といえばイカスミリゾットしか知らなかったという内容のコメントをいただきました。
それでイカスミリゾットの事を知りました。
調べてみるとイカスミリゾットは、イカスミパスタの麺が米に変わった版の料理のようです。

画像はフリー素材から拝借しました。
食べてないけど味は想像できました。
これも美味しそうです。
…と、ここまで書いて、過去にイカスミのご飯料理を作っていた事を思い出しました。
イカスミパエリアです。
ご飯と具を炒め、イカスミパエリアスープを入れます。
これの配合は記録に残っていません。

完成したイカスミパエリアです。
これは私が火加減の調節をミスったので、あまり上手に仕上がりませんでした。
あまり美味しくなかったので味を覚えていません。
イカスミパエリアについて詳しくは以下の記事をお読みください。
↑この当時は、私の中でアウトドアでパエリアを作る事が流行ってました。
焚き火でパエリアを作るのに挑戦して、それがとんでもなく美味しく出来たのです。
その事について詳しくは以下の記事をお読みください。
この成功体験をきっかけにアウトドアでパエリアを何度も作りました。
イカスミパエリアはその一環なのですが、それはイマイチでした。
また機会があれば、今度は我が家の台所でイカスミパエリアに挑戦したいと思います。
しかしイカスミパエリアも、今回のお題であるイカスミ炒飯とは味付けが根本的に違います。
イカスミ炒飯はとにかくホタルイカを沢山入れるといいですよ。
まとめ
- ホタルイカの黒作りは富山の名産品。
- 醤油は入れ忘れても大丈夫。
- ホタルイカの黒作りの違いで味も変わる。
- ホタルイカの沖漬けでも作れる。
- ホタルイカの黒作りをもっと沢山入れるともっと美味しくなる。
動画で説明
動画では私が実演しています。
bob氏と妻も声だけ出演しています。
炒飯を作る時の音など、動画でしか表現できない事もあるので併せてご覧ください。








