一時期最大で6kgありましたが、実家に1kg、友人に1kg押し付けて残り4kgあります。
これらが我が家の大きくない冷蔵庫に詰め込まれているわけですから、冷蔵庫の容量をどれだけ圧迫している事か。
早く消費してしまうべきなんですが、酒粕4kgなんて、そんな簡単に消費できないですよ。
酒粕を使う料理あれこれ
まず、私が今までやった酒粕を消費する料理を簡単に紹介します。
◆酒粕を消費する最も効果的な料理は何と言っても粕汁
粕汁を家族4人分作ると酒粕200gくらいは使うでしょう。
粕汁 → 酒粕200g
◆奈良漬を漬ける
奈良漬の漬け床にも酒かすを使います。
漬ける量にもよりますが、酒粕200gくらいは使います。
奈良漬について詳しくは 美味しい奈良漬を漬けるには1年半以上漬けましょう をご覧ください。
この奈良漬の記事は、2017年2月5日に過去記事を統廃合して最新情報を追加し、リライトしました。
奈良漬 → 酒粕200g
◆パンに混ぜて焼く
パン1斤につき酒粕40gくらいなら、ふっくら美味しく焼けます。
パン → 酒粕40g
◆お好み焼きに混ぜて焼く
お好み焼き1枚あたり、酒粕50gくらい混ぜても美味しくいただけます。
混ぜたから味がレベルアップするという訳ではないです。
お好み焼き → 酒粕50g
◆酒粕クッキーを焼く
酒粕クッキーとは スキレットでクッキーを焼く で紹介したレシピなんですが、酒粕50gを使います。
酒粕クッキー → 酒粕50g
◆べったら漬けの漬け床に酒粕を使う
べったら漬けの正しい漬け方は べったら漬け をご覧ください。
少し酒の味がするべったら漬けになりました。
まあ、こんなもんか。
べったら漬け → 酒粕400g
◆そして、酒粕クラッカー
酒粕消費レシピで検索すると、ちらほらと出てくるレシピが、酒粕クラッカー。
ちょっと試しに作ってみたところ、チーズのような風味がして美味しかったので、これをいろいろアレンジして作ってみる事にしました。
さて、これからが本題です。
基本の酒粕クラッカーの作り方
酒粕 50g
薄力粉又は米粉 50g
なたね油 10g
塩 1g
市販の板状の酒粕を使用する場合は、水分が少ないので、大さじ1杯くらいの水を足すと、ちょうど良いやわらかさになります。
水分の量は、使用する酒粕によって変化しますので、それに合わせて調節してください。
周りのこんがり焦げた部分だけは焼きあがってます。
中心部分がまだ焼けてないので…
焼きたてよりも、1日置いておくとチーズのような風味がして、まるでチーズクラッカーのような味がして美味しいです。
ただ、ちょっと固いです。
ボリボリと食べる感じです。
固いためか、子ども達はあまり食べませんでした。
けど、これはビールのアテになりますよ。
アレンジ酒粕クラッカー
酒粕を消費できてビールのアテにもなるなんて一石二鳥じゃないですか。
という事で、いろいろアレンジしてみる事にします。
トマトバジル酒粕クラッカー
酒粕 40g
薄力粉又は米粉 50g
オリーブ油 10g
ケチャップ 10g
塩 1g
乾燥バジル 1g
トマトの風味が少し弱いですが、それなりの味になってます。
ベーコン&ペッパー酒粕クラッカー
酒粕 50g
薄力粉又は米粉 50g
なたね油 10g
ベーコン 30g(カリカリに焼いて細かく切る)
塩 1g
コショウ 少々
確かにベーコンとコショウの味がします。
これもビールのアテにはいいですね。
黒ゴマ酒粕クラッカー
酒粕 50g
薄力粉又は米粉 50g
なたね油 10g
黒ゴマ 5g
塩 1g
噛みしめると黒ゴマの風味が口に広がります。
青のり酒粕クラッカー
酒粕 50g
薄力粉又は米粉 50g
なたね油 10g
塩 1g
青のり 1g
青のりの風味がします。
ポテトチップスの、のり塩味を彷彿とさせます。
ちょっとソフトな酒粕クラッカー
酒粕 50g
薄力粉又は米粉 50g
砂糖 20g
バター 15g
ベーキングパウダー 1g
ほんのり甘く、少しビスケットっぽくなりました。
ビスコに似てます。
焼き八ツ橋風酒粕クラッカー
酒粕 50g
米粉 30g
薄力粉 20g
なたね油 10g
砂糖 20g
シナモンパウダー 小さじ1/2
確かに、焼き八つ橋っぽい…
そして、硬い。
けど、あくまでも酒粕クラッカーです。
酒粕クラッカーまとめ
いろいろ楽しんで作りました。
振り返ってみると、基本の酒粕クラッカーがチーズの風味がして最も美味しかったかもしれません。
最後に紹介したちょっとソフトな酒粕クラッカーも美味しいですが、味がちょっと素朴なんです。
そして、最終的に酒粕クラッカーでの酒粕消費量はと言いますと…
酒粕クラッカー → 酒粕50g
酒粕消費量はそんなに多くありません。
けど、試作品も含めて酒粕クラッカーだけで500g程の酒粕を消費しました。