簡単自家製かん水でご飯がラーメン化する驚きのレシピ

      2017/06/09

先日の記事 天然麹菌で米麹作りに挑む!(前編) に書いたとおり、灰の上澄みでご飯を炊けば、ご飯がラーメン化します。

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ご飯がラーメン化ってどういう事?

もちろん、ご飯がラーメンの麺に変身したわけじゃありません。
形は、ご飯のままなんですが、色が黄色くラーメンの色に変わり、味も香りもラーメンと同じになりました。
ご飯の形をしたラーメンになっていたという事です。

ラーメンの麺は小麦粉をかん水で練って作る

ラーメンの麺は、小麦粉をかん水で練って作ります。
かん水というのは、炭酸カリウムや、炭酸ナトリウムなどの化学物質を溶かしたアルカリ性の水です。
小麦粉をかん水で練ると、アルカリの作用で弾力が出て、少し黄色くなり、ラーメンになるのです。

現代の科学技術では、炭酸カリウムや炭酸ナトリウムなど容易に作り出す事が出来るので、かん水にはそういった化学物質が使われていますが、昔はそうではありませんでした。
昔は、灰の上澄みなどが使われていたのです。
灰の上澄みは、炭酸カリウムが溶けた水溶液でアルカリ性ですから、灰の上澄みで小麦粉を練れば、ラーメンになります。

ちなみに、沖縄では現在でも昔ながらの製法を守って灰の上澄みで麺を作っている所もあるみたいです。
そういったそばは、木灰(もっかい)そばと呼ばれているらしいです。
私は沖縄に行った事が無いので、食べた事も見たこともありませんが、一度は食べてみたいですね~。

かん水のもう一つのルーツ

話は脱線しますが、かん水のもう一つのルーツは、中国奥地モンゴルの鹹湖(かんこ)の水です。
鹹湖とは塩水湖の事です。
その水は炭酸ナトリウムを多く含むアルカリ性の塩水で、それで小麦粉を練るとラーメンになるのです。

実は、かん水は家庭でも簡単に作れます

家庭で作る場合は、重曹を使います。
重曹は、炭酸水素ナトリウムですから、重曹水溶液は、アルカリ性です。
ですから、重曹水溶液は、かん水なのです。

重曹を使ったラーメンの打ち方については 手打ちラーメンの打ち方 をご覧ください。

 

話は本題に戻ります。ラーメン化ご飯の作り方を紹介。

灰の上澄みでご飯を炊けば、ご飯がラーメン化した事は、最初に述べました。
小麦でなくてお米でもラーメン化するのですね。

灰の上澄みは、どこの家庭でも簡単に作れる訳ではないので、重曹を使ったラーメン化ご飯の作り方です。

ラーメン化ご飯
〈材料 2合分〉

お米 2合
水 2合
重曹 5g

重曹を水に溶かしておきます。

お米を洗って水を切り、重曹水溶液に浸けて、夏なら30分以上、冬なら1時間以上置いて、お米に重曹水溶液を吸い込ませてから炊きます。

ラーメン化ご飯黄色いご飯が炊けました。

これがラーメン化ご飯です。
サフランライスではありません。

匂いはラーメンです。
炊いてる途中も、ラーメンを茹でているような匂いがしました。

ラーメン化ご飯試食ラーメン化ご飯をいただいてみましょう。
炊き込みご飯でもありません。
長時間保温していたご飯でもありません。

味は、ラーメンですが、ご飯です。
ただ、ちょっと重曹の苦味があります。
そのまま食べるよりも、ラーメンのように味付けして食べた方が苦味を感じなくなるでしょう。

では、これでいろいろ料理を作ってみましょう。

ラーメン化ご飯のとんこつ醤油ラーメン風

まずは基本という事で、ラーメンを作ります。
ラーメン化ご飯は、麺ではないので、「ラーメン」ではなく「ラーメン風」と呼んでます。

それとも、ラー飯と呼びましょうか?
読み方は「ラーメシ」それとも「ラーハン」?

ラーメンスープラーメンスープは、お湯を注ぐだけで完成する既製品を使用します。

ラーメンを作るラーメンスープにお湯を注ぎ、ラーメン化ご飯を入れ、豚ひき肉を炒めたものと、刻みねぎを乗せました。

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ラーメン化ご飯のとんこつ醤油ラーメン風ラーメン化ご飯のとんこつ醤油ラーメン風。
またの名を、とんこつ醤油ラー飯。

ネギの下に隠れて見えませんが、豚挽き肉を炒めたものがアクセントとして入ってます。

ラーメン化ご飯のとんこつ醤油ラーメン風をいただくウマイ~!

味は完全にラーメンです。

ラーメンスープに白いご飯を入れた、いわゆる「ぶっこみ飯」とは全く違います。

もう、ラーメンでしかありません。
だけど、食感はご飯なんですよ。
ラーメンのようにズズッと食べることはできません。
口の中でご飯の粒々を噛みしめます。
そうしたら、口に中に溶け出す味はラーメンなんですよ。

分かりますか?

 

なかなか珍しい物を食べる事ができて満足です。
こういった珍しい物大好きです。

ソース焼き飯

ソース焼きそばならぬ、ソース焼き飯です。

ソース焼き飯を作る豚挽き肉・キャベツ・ねぎを炒めて、ラーメン化ご飯を入れ、ソース・塩・コショウで味付けします。
器に盛って、かつお節・青のり・紅ショウガを飾れば出来上がり。

ソース焼き飯ソース焼き飯。

 

ウマイッ!

 

完全に焼きそばの味です。
普通の白ご飯にソースをかけた味とは全く違います。

もう、焼きそばでしかありません。
だけど、食感はご飯なんですよ。
焼きそばのようにズズッと食べることはできません。
口の中でご飯の粒々を噛みしめます。
そうしたら、口に中に溶け出す味は焼きそばなんですよ。

分かりますか?

これも非常に珍しい食べ物ですね。

珍しい物好きな私は満足しました。

ラーメン化ご飯の炒飯

白いご飯で作るはずの炒飯をラーメン化ご飯で作るとどうなるでしょうか。

炒飯を作る豚挽き肉・キャベツ・ねぎを炒めて、卵を入れ、ラーメン化ご飯を入れ、塩・コショウ・醤油で味付けしました。

ラーメン化ご飯で作った炒飯ラーメン化ご飯で作った炒飯。

 

ウマーイ!

 

けど…

 

これは、白いご飯で作った炒飯と大差ありませんでした。

まとめ

要するに、重曹水溶液でご飯を炊くとご飯がラーメン化するという事で、簡単に作れます。

重曹水溶液で炊いたラーメン化ご飯は、そのまま食べると少し苦味を感じますが、ラーメンと同じような料理にすると苦味は全く感じません。

そして、ラーメンと全く同じ味になりました。
味はラーメンで、食感はご飯という不思議な料理です。

また何か新しい料理方が見つかったら紹介しますね。

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