麦芽からのビール作りに挑戦 (後編)

   

麦芽からのビール作りに挑戦 (前編) の続き

麦芽からのビール作り工程
1.破砕 約30分
2.糖化(マッシング) 約1時間
3.麦汁を濾す 約10分
4.煮沸して、ホップを加える 約1時間
5.冷却してイーストを加える 約30分
6.1次発酵 約1週間 ←今回の説明はココから
7.瓶詰め 約1時間
8.2次発酵 約1週間
9.熟成 1週間~2週間以上
10.完成
スポンサーリンク




1次発酵開始から9日経過

9日発酵させたビール我が家の押入れで9日間発酵させました。
季節は、3月末から4月初めにかけてです。
温度によって発酵の期間は変わってきますので、発酵完了のタイミングはビールの状態を見て判断します。

ビールの状態を見るなんて難しいと感じるかもしれませんが、幸いにも酵母菌の発酵する様子は、泡がプクプク出たり、オリが浮いたり沈んだり、などと、動きがあるので分かりやすいです。
沈殿したオリが、気泡と共に浮いたり沈んだりしている状態は発酵途中と判断し、オリが沈殿したまま動かなければ1次発酵完了と判断すれば良いでしょう。

8.瓶詰め 約1時間

完成量2リットルなので、耐圧の500ml入りペットボトル4本を用意して、きれいに洗っておきます。
各ボトルに50mlの水と3gの砂糖を入れ溶かしておきます。

砂糖3gというのは、これを酵母菌が炭酸ガスとアルコールに分解する事によって、ビールが炭酸になるのです。
この砂糖をプライミングシュガーと言います。

また、水50mlというのは砂糖を溶かす水分と、煮沸の段階で飛んだ水分を補う意味もあります。
本来なら水分量は煮沸中に加水して調節すべきです。
もちろん加水はしましたが、加水の量が少なかったみたいで、それを今補うのです。
加水が適切にされていたら、水はもっと少なく15mlくらいでも良いでしょう。

シリコンチューブで注ぐ画像はイメージ図です。
ボトル詰め時の様子を撮影してなかったので、参考までに過去の記事 手作りビール第3弾の結果は? の画像を貼りました。
このようにシリコンチューブを使ってサイフォンの原理でペットボトルに詰めます。

ペットボトルに詰めたビールボトル詰め完了。
1時間もかかりませんでした。

8.2次発酵 約1週間

ボトル詰めしたまま押入れなどの冷暗所で置いておきます。
この間に、ボトル詰め時に入れたプライミングシュガーが炭酸ガスとアルコールに分解されて、ビールが炭酸になっている事でしょう。

 

9.熟成 1週間~2週間以上

同じく押入れなどの冷暗所で熟成させます。
この熟成が大切です。

一応、現段階で飲むことは出来ますが、まだ美味しくないです。
早く飲みたい気持ちを抑えて、じっくりと待ちましょう。
熟成により、美味しいビールに変身します。

 

10.完成

18日熟成させたビールボトル詰めから18日後。
そろそろ飲んでみましょう。

麦芽から作った自家製ビールいただきま~す。

 

グビッ

 

 

か~っ!

 

本当にアメリカンペールエールの味だ!

手作り感あふれる荒削りな味ですが、どこにも売ってない味で、それなのに、ちゃんとアメリカンペールエールの味がします。

ただ、美味しさで言うと、もう一歩でしょうか。
何が足りないかは、まだよく分かりません。

とりあえず、麦芽の糖化(マッシング)初挑戦で、この味なら上出来だと自分で評価して満足しております。

第2弾もあります

麦芽から作った自家製ビール第2弾こちらは第2弾。

〈第2弾の材料〉

〈モルト〉
Weyermann ペールエール 50%
イギリス産エールモルト 50%

〈ホップ〉
ファッグル種 90%
カスケード種 10%

〈イースト〉
アメリカンエールイースト

スポンサーリンク

※材料は楽天の ブリューランド というショップで仕入れました。
ビールの原料は、いつもここのショップで仕入れています。

以上の割合で仕込み、10日間1次発酵させてからボトル詰めをして、その後17日経ったものです。

スタイルはイングリッシュペールエールっぽいけど、ちょっと違うペールエールです。
格好良く言うと、「オリジナルペールエール」です。
もっと格好良く言うと、「スペシャルペールエール」です。
それよりも、「スペシャルエール」と言った方がもっと格好良いかな。

いや、言い方なんかどうでもいい。
言い方よりも味ですよ味。

自家製スペシャルエールではいただきます。

 

グビッ

 

 

か~っ!

 

またこれも手作り感あふれる荒削りな味です。
確かに、オリジナルなペールエールの味です。

ふくよかなモルトの香りとコク、そしてホップの苦味が効いてます。

まず、ホップについてですが、これには主にファッグル種を使いましたが、ファッグル種はあまり合ってないような印象でした。
ホップには様々な種類があり、それぞれに個性的な苦味と香りがあります。
私はまだ、ホップの種類とその苦味と香りや特徴まで把握してないので、とりあえず試しにファッグル種を使ってみました。
その結果、あまり合ってないような印象でした。
しかしこれが、もう1週間熟成させたらまた印象が変わる可能性もあります。
熟成期間によってホップの香りも変わりますから、現段階でこれは合わないと判断するのはまだ早いかも知れません。

また、ホップをどれだけ煮沸するかによって苦味と香りが変わります。
煮沸時間が長ければ、苦味が強く、香りが弱くなります。
煮沸時間が短ければその逆です。
苦味を出す為のホップは煮沸の途中で投入して、じっくりと煮出しますが、香りを出す為のホップは煮沸の後半か煮沸後に投入します。
ホップの種類によって、主に苦味を出すために使うものや、主に香りを出すために使うもの、または両方の使い方をするものなどもあります。
ホップをどれだけ煮沸するかによっても、苦味と香りが変わるのです。

ホップも奥が深いという事が分かりました。
まだまだ試行錯誤を繰り返して情報を蓄積していきたいです。

それから、糖化(マッシング)についてもいろいろ感じましたが、それを語るとあまりに長くなりそうなので機会を改める事にします。

とにかく糖化はビールの味を左右します。
いや、それどころではありません。
糖化はビールの味を上下左右します。

それと、もう一つだけ言いますが、糖化から行うビール作りは面白いです。

 

私がいつもビール原料を仕入れている楽天のショップです。

スポンサーリンク




 - ビール