黒ビールを作ってみた(手作りビール第4弾)

      2016/10/21

手作りビール第3弾の結果は? の続き

手作りビール第3弾に成功し、調子に乗って今度は黒ビールに挑戦します。
何故黒ビールを仕込むかと言うと、黒ビールが好きだからです。

黒ビールというのは、原料となるモルトを真っ黒に焦がして仕込んだビールです。
真っ黒に焦がした原料で作るわけですから、ビールの色も真っ黒に仕上がります。
そして、原料を真っ黒に焦がすわけですから、味は当然、焦がした香ばしさや苦さがあります。
その焦がした香ばしさと苦さが黒ビールの魅力でありまして、私の好みであります。
黒ビールは飲んだ後に、舌に苦味と香りが残り、その余韻を楽しむ事ができます。

まず材料を仕入れる

前回のビール作りで、ビール専用の原材料を使えば美味しく出来るという当たり前の事が分かりました。

ブラックロックマイナーズスタウトブラックロック マイナーズスタウト
これは黒ビール(スタウト)を作るための原材料です。
東急ハンズにて2700円(税込み)で買ってきました。

この缶の中に、焦がしたモルトで作ったモルトシロップとホップの苦味成分が入っています。
また、蓋の部分にビール用のイーストが入っていますので、水以外の原材料は全て揃っています。

これでビールを作ればギネススタウトのような黒ビールが完成するはずです。

後から調べたら、通販で送料込みで、東急ハンズよりも少し安く買う事も出来るみたいです。

缶の中缶の中には、コールタールのような真っ黒いドロドロした物体が入っています。
ちょっと舐めてみると、少しの甘さの中にホップの苦味と焦げた苦味がガツンと来ます。
このままでは美味しくないですが、これがきっと美味しい黒ビールに変身するのでしょう。

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それでは、黒ビールを仕込みます。

〈材料〉
モルト缶 1700g
美味しい水 50リットル
付属のイースト
※この分量でアルコール分1%未満のビールが出来上がります。

ビールを作る前に注意する事があります

日本の法律では、許可無しにアルコール分1%以上のビールを作る事は禁じられてますので、上記の分量よりも濃く作ってはいけません。
ちなみに、ビールを作る許可を得るためには、年間6万リットル以上作らなければいけません。

私はサラリーマンですので、副業でビール醸造しようとしても、年間6万リットルのハードルを越えなければいけません。
さすがに副業では、ほぼ不可能ですね。

しかし、ビールでなく、発泡酒なら年間6千リットルで許可が取れるみたいです。
6千リットルなら副業でもやれそうな気がしませんか?

1ヶ月に500リットルですよ。

1日あたり約16.6リットルですよ。

という事は、毎日20リットルのタンクに仕込んだら、週1日は仕込みを休んでも目標を超える事が出来ます。
やれそうな気がしてきました。

ところで、発泡酒と言えば麦芽の使用率を減らし、ビールよりワンランク下の酒というイメージがありますが、それだけとは限りません。
麦芽100%でも、ホップ以外のハーブや香辛料を使えばビールを名乗る事が出来なくなり、発泡酒となるのです。
だから、麦芽100%でもビールの味を美味しくするために、何かを加えて発泡酒にするという、ビールよりもワンランク上の発泡酒といった選択肢もあるのです。
そんな物をサラリーマンの傍らで販売できたら楽しいでしょうね。
なんて事を考えたりしてしまいます。

考えるだけですけどね。

考えるだけなら自由です。

 

さて、ビール醸造の免許を持っている方は、以下の分量でお作りください。

〈ビール醸造の免許を持っている場合の材料〉
モルト缶 1700g
美味しい水 8.3リットル
付属のイースト
※アルコール分5%くらいのビールが出来上がります。

黒ビールの作り方

鍋の湯にモルトを溶かす鍋に2リットルくらいのお湯を沸かし、缶の中身を入れて溶かします。

モルトを溶かした湯真っ黒な液体になりました。

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タンクに入れるタンクに残りの水と鍋の液体を混ぜ、タンク内の温度を20~28℃になるように調節します。

付属のイーストを入れる付属のイーストを入れます。

イーストを入れたばかりの状態イーストを、粉末のまま、タンク内の液体にぶちまけました。
このままタンクの蓋を閉めて発酵させます。
発酵とともに炭酸ガスが発生するので、タンクの蓋は炭酸ガスが抜けるように、きっちり閉めずに少しゆるく閉めます。
そして温度20~28℃を維持させます。
温度管理については、前回の 手作りビール第3弾の結果は? に以下のように書きました。

6月の気温は、だいたい20~28℃に近いところを推移してますし、多少の気温差があってもタンクの中の液温までそんなに変化する事は無いでしょう。
という事で、温度管理については全く何もせずに常温で放置です。
そうするために6月という季節を選んでビール作りを行っているのです。
6月は、ビール作りの季節なのです。

9月後半の気温もだいたい20~28℃に近いところを推移してますのでビールを仕込むには適した季節と言えます。
ちなみに、これらは上面発酵タイプであるエールイーストで発酵させる場合の話です。

下面発酵タイプであるラガーイーストで発酵させる場合は、もっと寒い季節が適しています。
それについては、また機会を改めて説明するつもりです。

1週間後、1次発酵終了

ペットボトルに詰める炭酸の入っていた500mlのペットボトルに3gの砂糖を入れて、シリコンチューブを使ってタンクのビールをボトル詰めします。
ペットボトルに入れる砂糖はプライミングシュガーと言って、ビールの炭酸を発生させるための物です。

ペットボトルに詰めたビールこれを冷暗所で3週間熟成させます。
我が家の場合は、押入れに入れておきます。

若ビール熟成前の若ビールを少しだけ試飲してみます。

今はまだ美味しくないですが、濃厚で熟成させたらきっと美味しくなるだろうという味でした。

そして3週間経過

熟成させた黒ビール熟成させている間に「Nakamura Stout」と書いたラベルを貼り付けました。
3週間が待ちきれなくて、2週間経過した時点でちょっと飲んでみようか、なんて思ったりもしましたが、グッとこらえて無事に解禁となりました。

さて、これを飲むわけですが、黒ビールは、冷蔵庫でキンキンに冷やすよりも、少しぬるめの13℃くらいが飲み頃温度になります。
冷蔵庫で冷やしたものを出して、30分くらい常温で置いておくとちょうど良い温度になるでしょう。

自家製黒ビール中村スタウトいただきます。

 

か~うまい!

 

濃厚です。
心地よい苦味。
そして、カラメルのような香ばしい余韻にうっとりします。

ギネススタウトよりも濃厚な味です。

黒ビールとポテチカルビーの硬揚げポテトと共に。
ビールの苦味が舌に残り、その苦味とポテトの塩味がたまらなく合います。
こういった苦い系のビールとポテトチップスは相性抜群だと私は思います。

また、こんな飲み方もあります。

ホットスタウトホットスタウト。
ビールを耐熱グラスに注ぎ、電子レンジで温めます。
55℃が飲み頃の温度です。
温め方の目安は、電子レンジで加熱していると、ある55℃を超えると急に泡が消える時があります。
その泡が消えた瞬間が飲み頃温度なので、そこで加熱を止めます。

どのビールをホットビールにしても意外と美味しく飲めますよ。
特に黒ビールは温めると美味しいです。
これからの寒い季節にお勧めの飲み方です。

さて、次回は黒ビールを仕込む時に少しアレンジを加えた、アレンジ黒ビールを紹介しますね。

続き 激苦スタウトまたの名を黒IPA(手作りビール第4-2弾)

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