バーベキューでタルトタタンとバナナカップケーキを作る 第11回世界料理研究会(後編)

      2017/11/17

バーベキューでハンバーガーを作り カツオのたたきについて考える 第11回世界料理研究会(前編) の続き

最近の世界料理研究会では、アウトドアスイーツにも力を入れています。
アウトドアスイーツというのは、文字通りアウトドアで作るスイーツの事です。
バーベキューを楽しんだ後に、スイーツがあると、子供が喜びますし、女性も喜びますし、男性だって喜びます。
皆が喜びます。

過去にも、アウトドアスイーツを何度か作りましたが、参加者の反応はバッチリでした。
作ったスイーツの完成度には、ばらつきがありましたが、完成度が低い場合でも食後にデザートがあるという事が重要なのです。
食後にデザートがあるという事だけで嬉しいのです。

また、読者の皆様から頂いた声からしても、アウトドアスイーツは社会的にニーズがあると、私は確信いたしまして、これからどんどん開拓していきたいと思っています。
まだあまり開拓されていない分野ですが、我々が開拓者になってどんどん広めていきたいと思っています。

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タルトタタンを作る

タルトタタンは、リンゴをたくさん使ったフランスの伝統菓子です。
型に煮込んだリンゴをぎっしり詰め込み、その上にタルト生地を乗せて焼いたものです。
食べる時はひっくり返してリンゴを上にして食べます。
これをケーキ型でなくスキレットを使って炭火で豪快に作ってみようと思いました。

スキレットやダッチオーブンを使って、炭火や焚き火で豪快に作るのがアウトドアスイーツの醍醐味です。

また、アウトドアスイーツに冷蔵庫で冷やし固めるとか、冷凍庫で凍らせるとか、そんな作り方はありません。
冷凍はともかく、冷蔵ならクーラーボックスがあれば可能ですが、それでは豪快さが楽しめないからです。

美味しければどんな作り方であろうと構わないのですが、やはりアウトドアでは豪快に作りたいじゃないですか。

では、作り始めます

リンゴを切る会場に到着して、まず最初に取りかかった調理作業が、リンゴ切りです。
火をおこす間に、リンゴの皮をむいて切っておきます。
小さいリンゴを6個使いました。

メインであるハンバーガーの準備は、後回しにして、まずリンゴ切りから始めるのです。
参加者は、お腹を空かせて、すぐにでもハンバーガーの準備を始めたいところですが、タルトタタンを作るには時間がかかるので、最初にリンゴを切っておかないと、帰るまでに食べられないのです。

スキレットで調理開始リンゴを切って、火も熾ったので、スキレットを温め、バター・砂糖・シナモンを入れて混ぜます。

スキレットにリンゴを並べるリンゴを並べていきます。
完成した時の見た目が美しくなるように、きれいに並べます。
完成したものは上下が逆になるので、下の面が美しくなるように考えて並べます。

リンゴを敷き詰めたスキレット全てのリンゴを並べました。

このまま炒めます。

炒め始めて30分経過

30分炒めたリンゴリンゴから水分が出てきました。
「炒める」から「煮込む」に変化してきました。
このまま煮込んで余分な水分を飛ばします。

さらに30分煮込みました

煮詰まったリンゴ煮詰まってきました。
煮汁が少しこげてカラメルのような香りがして、リンゴの香りとシナモンの香りとカラメルの香りが混じって、もう食べてしまいたいくらいです。

煮詰めたリンゴの上にタルト生地を乗せる家で仕込んでおいたタルト生地を上に乗せます。

スキレットの蓋をする蓋をします。

スキレットの蓋に炭を乗せる蓋の上に炭を3個乗せて焼きます。

タッチオーブンの蓋には、炭を乗せるために、フリンジという炭が落ちないようにする縁が付いているのですが、スキレットにはフリンジが付いていません。
基本的にスキレットの蓋には炭を乗せることは出来ないのですが、アルミホイルでフリンジの代用品を作れば乗せる事ができます。

これはちょっとした裏技です。

使用しているスキレットは、ユニフレームの10インチです。
これは世界料理研究会で毎回のように活躍してますし、家の台所でも活躍しております。

バナナカップケーキを作る

タルトタタンを焼いている間に、バナナカップケーキを作ります。

今回は、タルトタタンとバナナカップケーキの2種類のケーキを作るんですよ。
贅沢でしょ。

【バナナカップケーキの材料】マフィン型10個分
バナナ 6本
バター 150g
卵2個

薄力粉 180g
砂糖 120g
ベーキングパウダー 4g
シナモン 4振り

※薄力粉・砂糖・ベーキングパウダー・シナモンは、家で軽量して混ぜて、ミックス粉として袋に入れて準備しておきます。

バターを炭火で溶かすバターを炭火で温めて溶かします。

バナナを3本入れるバナナ3本を入れます。

フォークでバナナを潰すフォークでバナナを潰して混ぜます。

卵とミックス粉を入れ混ぜる卵とミックス粉を入れて混ぜます。
ミックス粉は3回くらいに分けて入れます。

生地をマフィン型に入れる生地が混ざったらマフィン型に入れていきます。

ダッチオーブンにマフィン型を入れバナナを押し込むダッチオーブンにマフィン型を並べ、残りのバナナを切って押し込みます。

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ダッチオーブンの蓋に炭を4個乗せる蓋を逆さにして、上に炭を4個乗せて焼きます。

蓋を逆さに乗せたのは、中のケーキが膨らむと蓋にケーキがくっ付くために、それを避けるためです。
蓋を逆さにするとフリンジが付いている分、内部の高さが稼げるのです。
逆さにしたために、フリンジの炭を落とさない機能を放棄する事になりますが、スキレットと違い蓋が平らだから、傾けたりしなければ炭が落ちる心配は無いでしょう。

これは、蓋を裏にして使う、文字通り裏技です。

使用しているダッチオーブンは、ユニフレームの12インチハーフです。
参考までに商品リンク貼ってますが、今は売ってないみたいです。

タルトタタンが焼ける

焼けたタルトタタン焼き始めて40分で、このようにこんがり焼けました。
これを冷まします。

冷めたら、お皿にひっくり返して完成です。
完成品は、上下が逆になるのです。

 

そして…

 

1時間冷ましました

冷めてきたので、お皿にひっくり返します。

お皿を上にかぶせるまず、お皿を上にかぶせます。

ひっくり返すひっくり返します。

 

が…

 

中身が落ちてこない。

 

ピンチ…

 

ゴムベラを使って中身を剥がすゴムベラを使って中身を剥がします。

 

あれ…

 

あれれ…

 

 

あれれれ…

 

 

焦げ付いたタルトタタン焦げ付いてました。

 

ガーン!!

 

無残、タルトタタン無残、タルトタタン。

タルトタタンって、初めて作ったのですが、下からの火力は弱火でいいみたいです。
経験も無しにアウトドアで作るというのはハードルが高かったですね。

今更そんな事言っても仕方が無い。
このリンゴの焦げた物体を皆で食べるしかありません。

これを皆で切り分けていただきました。

 

ですが…

 

案外美味しくいただく事ができました。
ほろ苦く甘いリンゴの味がして、参加者は美味しいと言って私を慰めてくれました。

確かに美味しいと評価できる部分もあったのですが、こんなにぐちゃぐちゃのタルトタタンを作ってしまったのだから、これではいけません。

アウトドアスイーツを開拓しようと思うなら、難易度は高いかもしれませんが、スキレットでの作り方を確立しなければいけません。

バナナカップケーキも焼けました

焼けたバナナカップケーキ1時間くらい焼いて、焼きあがりました。
これも冷めてからいただきますが、これが冷めた頃には、皆は満腹だったので、食べずに持ち帰ることにしました。

実は、最初から持ち帰るつもりで作ったのです。
こういう焼き菓子は、焼きたても美味しいですが、1日置いたら味が落ち着いてさらに美味しくなりますからね。
こういったお土産を持ち帰れば、満足度がアップするじゃないですか。

このケーキは、すでに家のオーブンで作った事があるので、この配合で美味しいのは間違いありません。

そして、翌日に家で食べましたが、ちゃんと美味しく出来てました。

けど、焼き加減には改善の余地を感じました。
ダッチオーブンの蓋を裏向けたために、蓋と本体が密着せず、隙間から熱が逃げたのか?
それとも蓋を裏向けたために、熱源からの距離が遠くなったのも影響したのか?
もう少し強い火力で、30~40分で焼きあがるくらいの火力が望ましいですね。
もっと注意深く火加減を見守らなければいけません。

それでも、カップケーキは割と簡単に作れるので、動きが制限されるアウトドアスイーツにはもってこいだと思いました。
更に極めていきたいと思います。

さて、これで第11回世界料理研究会は終了したのですが、タルトタタンは、失敗したままで終わらせる訳にはいかず、家で再挑戦する事になりました。

続き:スキレットと炭火でタルトタタンに再挑戦 第11回世界料理研究会(番外編その1)

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 - ダッチオーブン・スキレット, 世界料理研究会