バスクチーズケーキ
低糖質なのに濃厚で美味しく満足感が半端ないレシピを紹介
人気のバスクチーズケーキですが、美味しいだけでなく、低糖質だから沢山食べても太りません。
なんと、スイーツなのにダイエットに使えます。
濃厚で満足感が半端ないのにですよ。
とは言ってもローソンのバスチーや、セブンイレブンのバスクチーズケーキを買ってきて食べてもいけません。
コンビニのバスクチーズケーキは他のスイーツに比べると糖質の含有量は少ないですが、糖質がしっかり含まれてるので、やっぱり太ります。
今から紹介するレシピで(と言っても普通のレシピなんですが)手作りすると低糖質で作れるのです。
また、手作りだとグルテンフリーで作れます。
それが、5つの材料を混ぜて焼くだけで、めちゃくちゃ簡単なのです。
低糖質ですが、そんな事は手作りの副産物のようなもので、大きな問題ではありません。
とにかくバスクチーズケーキは簡単でめちゃくちゃ美味しいのです。
【目次】
1.バスクチーズケーキとは
2.さらにうんちく
3.バスクチーズケーキの材料
4.バスクチーズケーキの作り方
5.バスクチーズケーキの完成
6.本物のバスクチーズケーキ
7.本物をリスペクトして塩&バニラ風味のバスクチーズケーキを焼く
8.まとめ
バスクチーズケーキとは
バスクチーズケーキとは、1970年代にスペインのバスク自治州サンセバスチャンにあるラヴィーニャ(La Vina)というバルで開発されたチーズケーキです。
スペインのバルと言えば、日本で言えばカフェと居酒屋が混ざったようなスタイルのお店ですよね。
バルで作るだけあって、レシピは簡単で(詳しくは後述します)5種類の材料をガチャガチャ混ぜて焼くだけなんです。
それでいて、世界中で人気が沸騰する魅力的なチーズケーキになってしまったのです。
日本ではバスクチーズケーキと呼びますが、本場では、「tarta de queso(タルタ・デ・ケソ)」と呼ばれています。
タルタ・デ・ケソとはチーズケーキという意味です。
本場では、ただのチーズケーキなのですね。
高温のオーブンで、失敗して焦がしてしまったかと思うほどに表面をこんがり焼きます。
そのために、表面はチーズがキャラメル化し、複雑で非常に魅力的なコクを加え、塩キャラメルや焦がしバターに似て、それでいて濃厚でクリーミーさも兼ね備え、神秘的な風味を楽しめます。
ケーキ界の常識をちゃぶ台返ししてぶちまけた中から生まれたような味ですね。
さらにうんちく
バスクチーズケーキ発祥のラヴィーニャ店主リベラさんは、両親から店を引き継ぎました。
その時に、お店のメニューにデザートを追加したいと思い、チーズケーキのレシピをいろいろ調べ、クリーミーなケーキにしたいと思い試行錯誤して生まれたのが現在のレシピだそうです。
オリジナルはスペイン産のサンミランというクリームチーズを使います。
画像引用元:http://www.nicolasyvalero.es/
サンミランのクリームチーズは日本で手に入らないので、私は食べた事がありませんが、塩分が効いているそうです。
日本で売ってるクリームチーズは、塩分が少ないので、お好みで塩を追加するとオリジナルの味に近付くでしょう。
塩を加えると、チーズの風味が豊かに感じられます。
バスクチーズケーキの材料
【材料】18cmの型1台分(8人分)
クリームチーズ 400g
卵 3個
砂糖 80~100g
生クリーム 200ml
米粉又は薄力粉 10g
お好みで、レモン汁・レモンの皮
または、バニラ、塩を入れると良いです。
材料はアバウトで大丈夫です。
クリームチーズ1パックが200gの商品と225gくらいの商品があったりします。
1パックが225gだった場合でも25gを取り除くなんて事しなくていいです。
225gを2パック使ったら450gになり、レシピより50g多くなりますが、それでもいいです。
そのまま作りましょう。
卵も、レシピは3個と書いてますが、2個しか入れなくても、4個入れても大丈夫です。
バルで作るケーキなんだから、そんなもんですよ。
バスクチーズケーキの作り方
まず、オーブンを250℃に予熱しておきます。
普通のケーキなら180℃くらいで焼きますが、バスクチーズケーキは250℃という高温で焼くのです。
250℃まで予熱するにはちょっと時間がかかりますから、まず最初に予熱を始めておきましょう。
クリームチーズを室温に戻して柔らかくしておきます。
電子レンジで少しチンしてもいいでしょう。
クリームチーズを練ります。
砂糖を加え混ぜ、卵を1個ずつ加え混ぜます。
次に生クリームを加え混ぜ、米粉を加え混ぜます。
要するに材料を順番に加え混ぜるのです。
レモンや、塩や、バニラを加える場合は、いつでもいいので加えてください。
今回は、レモン汁を大さじ1杯くらい入れてみました。
この段階で味見をしてみます。 もうすでに美味しいです。 このままスプーンで食べつくしてしまいたいくらいですよ。
油を塗ったケーキ型に入れて250℃のオーブンで20分くらい焼きます。
焼き上がりのサインは、表面がこんがり焦げたかどうかで判断します。
我が家のオーブンレンジでは焼けるまで30分くらいかかりました。
焼きたては、このように膨らんで、動かすとプルンプルンと揺れます。
冷めると落ち着くので大丈夫です。
冷めたらこんなになりました。
冷蔵庫で冷やして食べるといいでしょう。
冷やすかどうかはお好みですが、今回は、冷やさないとケーキ型から取り出せないので、冷やします。
バスクチーズケーキの完成
無事にケーキ型から取り出す事ができました。
では、切り分けていただきます。
う、うまい。
濃厚でクリーミーで、たまりません。
美味しいです。
ペロリと食べてしまいました。
そして1切れでお腹いっぱいになります。
満足感が半端ありません。
ただ、味としては、レモンの酸味がほんの少し効いた、ちょっと上品な味で、これはこれで美味しいですが、本場の味とは違うだろうなと思いました。
いや、実を言うと、今回のケーキは、バスクチーズケーキの事をロクに調べもせずに焼いたのです。
冒頭のうんちくは、これを焼いた後に調べたものでした。
いろいろ調べた後に、今回の味を振り返ると、ちょっと違和感を感じました。
美味しいか否かという問題ではなく、バスクチーズケーキのレシピを紹介するなら、もう少し本物を知った上で紹介しないといけないなと思いました。
低糖質スイーツとしては、本物の方が砂糖をたっぷり使いますから、あまり本物をリスペクトしない方がいいかもしれません。
上記のレシピは、すでに色々調べた結果のレシピなので、本物をリスペクトしつつ、低糖質なので安心してください。
本物のバスクチーズケーキ
画像引用元:https://www.tastecooking.com/spains-burnt-cheesecake-breaks-all-the-rules-and-lord-its-good/
これが本場では「tarta de queso(タルタ・デ・ケソ)」と呼ばれている本物です。
意外と表面の焦げ目が少ないですね。
しかし側面は真っ黒です。
オーブンによって焦げ方が変わりますからね。
この焦げ方を目指すならオーブンを買い換えなければいけないので、雰囲気だけ目指す事にします。
本物をリスペクトして塩&バニラ風味のバスクチーズケーキを焼く
上記のレシピに、本物をリスペクトして、塩を入れる事にします。
2グラムくらい塩を入れました。
本物にバニラは入りませんが、どうしてもバニラを入れた味が気になったので入れる事にします。
我が家にはバニラエッセンスしかありません。
バニラエッセンスはオーブンで焼くと風味が飛ぶので、本来ならバニラオイルかバニラビーンズを使うべきですが、バニラエッセンスしか無いので、それを使う事にします。
焼き時間は短いので、風味は残ると思います。
ケーキ型にクッキングシートをグシャっと押さえつけながら被せて、そこにフィリングを流し込んで焼きます。
これが本物のスタイルです。
焼きたてはこんなに膨らみます。
冷めるとこんなになりました。
クッキングシートのおかげで簡単に型から外す事が出来ました。
これを冷やして食べても、生ぬるい状態で食べてもいいです。
私は冷やしていただきます。
クッキングシートをめくりました。
このワイルドな感じ、いいですね。
では、いただきます。
むちゃくちゃウマイです。
一瞬で食べてしまいました。
塩が、チーズの風味を豊かにしてくれます。
また、バニラの風味がたまりません。
中がトロリとして、まるでカスタードプリンのような、いや、濃厚だからパンナコッタのような感じかな。
表面のこんがりが、プリンのカラメルのような役割でしょうか、味を引き立たせてくれます。
とにかくウマイ!
そして、一切れ食べただけでお腹いっぱいになり満足感が半端ありません。
さらに低糖質でグルテンフリーなので、身体に良く太りません。
これはいいスイーツです。
まとめ
- バスクチーズケーキとは、スペインのサンセバスチャンにあるラヴィーニャ(La Vina)というバルで開発されたチーズケーキ。
- レシピは簡単で5種類の材料をガチャガチャ混ぜて高温のオーブンで焼くだけ。
- 手作りすると低糖質でダイエットにも使える。
- バスクチーズケーキを手作りする際、材料はアバウトで大丈夫。
- 好みで、レモン・塩・バニラを入れると良い。
- レモンを入れると爽やかで上品な風味になる。
- 塩を入れるとチーズの風味が増す。
- バニラを入れるとカスタードのような風味が味を引き立たせる。
- 一切れ食べただけでお腹いっぱいになり満足感が半端ない。
バスクチーズケーキは、パティシエが作る繊細なケーキではなく、バルで作る豪快なケーキです。
家庭で焼くのにも向いてると思います。
一度は作って食べてみたいと思いませんか?
私は何度も作って食べたいです。
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