ガリガリ君を手作りする
意外と簡単にできたのでレシピ紹介します
年間4億本も売れている国民的アイス「ガリガリ君」の手作りに挑戦したら意外にも簡単に、本物に匹敵するものができました。
その手作りレシピが完成するまでの過程と、完成したレシピをご紹介します。
【目次】
1.まずは本物のガリガリ君から学ぶ
2.ガリガリ君試作第1弾
3.ガリガリ君試作第2弾
4.ガリガリ君を手作りするレシピ
5.まとめ
6.動画で説明
まずは本物のガリガリ君から学ぶ
![ガリガリ君](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/16004809606794.jpg)
手作りするのは定番のソーダ味です。
![ガリガリ君の断面](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/16004812104716.jpg)
ガリガリ君って、外側のシャーベットみたいな層と内側のかき氷みたいな層の2層構造になっています。
これも真似てみようと思います。
![ガリガリ君を分解する](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/16004812662853.jpg)
まずは、外側と内側を分解して、それぞれの味を見てみます。
![ガリガリ君の中と外を溶かした](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/16004813151335.jpg)
凍ったままだと、味がわかりにくいので、溶かしてから味見します。
実際に調合するときも液体の状態で調合しますから、この状態の味を知らなければなりません。
こうやって溶かして味わってみると、ただの甘い汁ですね。
もちろん甘いだけではありません。
ソーダ味だから、何らかの清涼感があります。
中と外の味は、ほとんど同じでしたが、中の方が若干甘味が強いような感じです。
![ガリガリ君の原材料](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/16004815220512.jpg)
原材料を見てみます。
いろいろ入っていますが、要するに甘味料と酸味料と着色料が3つの柱となっているのでしょう。
また、りんご果汁とライム果汁も入っています。
ガリガリ君試作第1弾
![水とリンゴジュースとブルーハワイを混ぜた](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/16004828670799.jpg)
水とリンゴジュースとブルーハワイを混ぜてみました。
ブルーハワイには甘味料、酸味料、着色料の三本柱が揃っているので、これが味の決め手になるでしょう。
ちょっと味見してみると…
マズッ!!
全然味が足りてません。
色は合格ですが、甘みも清涼感も足りません。
これは、凍らせるまでもなくボツです。
そもそも水を混ぜたのがいけないですね。
水ではなく、味として完成しているサイダーを混ぜる事にします。
また、近所のスーパーにライムが売ってなかったので、ライム果汁を入れなかったのですが、わざわざライムを売っている所まで買いに行ってきます。
ガリガリ君試作第2弾
![サイダー・リンゴジュース・ブルーハワイ・砂糖を混ぜる](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/16004831532286.jpg)
サイダー・リンゴジュース・ブルーハワイ・砂糖
![ライムを搾る](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/16004833198316.jpg)
そして、ライムを絞ります。
![スプーンを味見する](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/16004833466571.jpg)
これを味見すると…
お!?
いい感じ。
いきなり本物そっくりに出来てしまいました。
![アイスキャンディーメーカー](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/16004873195941.jpg)
100均で買ってきたアイスキャンディーメーカーです。
![アイスキャンディーメーカーにガリガリ君の素を入れて凍らせる](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/16004873359080.jpg)
ここに流し込んで凍らせます。
本物のガリガリ君のように2層構造にするための作戦があり、まだ棒は挿しません。
![ガリガリ君の素を凍らせる](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/16004874828188.jpg)
同時進行で、先ほど調合したものより砂糖を少し多めにしたものをボウルで凍らせます。
![ガリガリ君の内側を作る](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/16004876795410.jpg)
1時間凍らせてから、スプーンでかき混ぜ、さらに1時間凍らせたものをかき混ぜました。
これがガリガリ君の内側のかき氷みたいな層になるのです。
![ガリガリ君を仕込む](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/16004879706026.jpg)
アイスキャンディーメーカーでで2時間凍らせた物の中をくり抜き、外側だけを残して、中のかき氷みたいな層を詰め込み、棒を挿して、冷凍庫で固まるまで冷やします。
こうやって2層構造にするのです。
冷やし固めました
![冷やし固めた手作りガリガリ君](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/16004883832772.jpg)
さて、これが完成品です。
![少し膨張したのが確認できる図](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/16004884207568.jpg)
膨張して少しはみ出しています。
![先端の隙間を見せている図](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/16004884685075.jpg)
先端部分には少しですが、隙間が空いています。
![ガリガリ君試作品](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/16004885002771.jpg)
引っ張ると、簡単に抜けました。
これを試食してみます。
ガリッ!!
あ、美味しい!
もう十分に美味しいです。
ガリガリ君の味してます。
![ガリガリ君試作品の断面](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/16004885369743.jpg)
味には満足なのですが、本物のような綺麗な2層構造にはなっていません。
何となく2層構造っぽいというのが現状です。
私は、そこのところが満足できませんでした。
家族の反応は、と言いますと…
めちゃくちゃ高評価でした!!
家族の声を要約すると
もう十分に美味しい。
完璧にガリガリ君だ。
さらに綺麗な2層構造にするなんて、いったい何を目指してるんや!?
こんな感じでした。
そんなに高評価をいただけなら、確かに味は問題なかったので、わざわざ手間暇かけて出来るかどうかも分からない2層構造なんか挑戦せず、普通に凍らせて作ろうと思いました。
という訳で、ここまでは前置きで、長い前置きでしたがここからが本題、簡単にガリガリ君を手作りするレシピです。
ガリガリ君を手作りするレシピ
【ガリガリ君ソーダ味の材料】4本分
サイダー 150ml
リンゴジュース 100ml
ブルーハワイ 20g
砂糖 20g
ライム果汁 5ml
ライム果汁がなければレモン果汁でもいいと思います。
![ガリガリ君の作り方](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/16006837050213.gif)
ボウルに全ての材料を入れ、砂糖がちゃんと溶けるまで混ぜます。
![型に流し込む](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/16005997149276.jpg)
型に流し込みます。
![棒をさす](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/16005997358710.jpg)
棒を挿して、冷凍庫で冷やし固めます。
冷やし固めました
![](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/16005793548727.jpg)
出来ました。
![横から見た図](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/16005793854950.jpg)
膨張する分を計算して少なめに入れたので、溢れはしませんでしたが、棒が押し出されてます。
![下から見た図](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/16005794335991.jpg)
先端部分には少し隙間ができました。
![手作りガリガリ君](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/16005794688346.jpg)
すんなりと抜くことができます。
![自家製ガリガリ君](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/16005795027877.jpg)
さて、これが手作りのガリガリ君です。
表面は、本物のガリガリ君のようなきめ細やかさではありませんが、程よい硬さで、口の中が一気に爽やかで冷たくなります。
美味しい!!
2層構造ではなく、単層構造ですが、それだから味が劣るとかそういう事はなかったです。
家族にも大好評で喜んでもらえました。
まとめ
- ガリガリ君は年間4億本売れている。
- 材料を混ぜて凍らせるだけで美味しくできる。
- 本物のような綺麗な2層構造にするのは難しい。
これは本当に簡単です。
私が紹介するレシピの中で、トップクラスの簡単さだと思います。
是非ともご家庭でお試しください。
動画で説明
動画ではオトコ中村自らが出演して説明しております。
併せてご覧ください。