鴨川の野草

アカツメクサ(ムラサキツメクサ)の食べ方

2013年5月18日

鴨川
家族で鴨川へ遊びに来ました。

アカツメクサ
アカツメクサです。
ムラサキツメクサとも言います。
マメ科の植物で、シロツメクサ(クローバー)の仲間で、シロツメクサと同様に食べられます。

今、公園や川の斜面にびっしりと紫色の花が咲いてきれいですね。
まあ、食べられるといっても、別に美味しい物ではないので、私は採って食べるようなことはしません。

アカツメクサ摘みました
とは言うものの、子ども達が、遊びでたくさん摘み取りました。

せっかく摘み取ったのだから、そのまま捨てるのはかわいそうなので、料理して食べてあげよう。
という事になってしまいました。

果たして、美味しく調理できるのでしょうか?
結構難しいと思いますよ。

ゆでて水にさらす
まず、ゆでて、水にさらします。
ゆで時間は1分。

ゆでるお湯に酢を少々入れると、花の鮮やかな色が保たれるみたいです。
この時点で試食してみると、マメ科だけあって豆の味がします。
ちょっと青臭い豆の味です。

決してマズくないのですが、何しろ硬い。
噛んで噛めない硬さではないですが、奥歯を使ってゴリゴリとつぶすように噛まなくてはいけません。

奥歯ですりつぶせば、ザラザラとした繊維質が、青臭い豆の味と共に口に広がり、飲み込むには多少の我慢が必要。
1口食べたら、2口目以降は手が出ない事でしょう。
さて、これをどうやって料理する?

う~ん…

ちょっと、これは…
美味しく調理するのは無理でしょう。

…などと言って諦めたら、オトコ中村のオトコが廃る!!
繊維が食べにくいだけで、味は悪くないのだから、味だけを取り出せばいいのだ。
例えば豆乳は、豆に水を加えてすりつぶして、その水分を搾り取ったもの。
その搾りかすは、おからとして食べる事が出来ますね。

細かく刻む
じゃあ豆乳同様に、細かく刻んで。

すりつぶす
すりつぶす。

水を加えて火にかける
水を加えて加熱する。
この時点で、ほうれん草のポタージュみたいに出来ないか?
と考えましたが、繊維質がザラザラと口に残るので、スープには向かないようです。

広い意味での豆乳
水分だけを搾り取りました。
豆乳と同じ作り方なので、広い意味で豆乳です。
味は、ちょっと青臭い豆乳というのが予想されますね。

実際の味は…?

青汁の味でした。

飲みたい人はどうぞ飲んでください。
私は無理でした。

広い意味でのおから
こちらは搾りかす。
広い意味で、おからです。
味は、ちょっと青臭いおからというのが予想されますね。

実際の味は…?

味は予想通りなのだけれど、繊維ばかりで、布を食べているみたいです。
さすがに布は料理できません。

アカツメクサで遊ぶ
アカツメクサは、子ども達のおもちゃとしては、楽しんで使われているようです。

やはりこれは、食べるものではなかったのかな。
アカツメクサ料理は、八方塞がりですね。
打つ手なしかと思われました。

そこでオトコ中村は、どこかがプチンと切れまして…

半ばやけくそじゃー!!

すりつぶしたものを、パンに混ぜて焼いてやる!
けど失敗するのが怖いので、少量だけ作ろう(笑)

◆アカツメクサパン

〈材料〉
アカツメクサ(ゆでてすりつぶしたもの) 30g
強力粉 150g
バター 10g
砂糖 10g
塩 2g
ドライイースト 1g
水 90ml

アカツメクサパン
こんがり、まんまるアカツメクサパンが焼けました。
さて、気になるお味は?

あれ?

美味しいぞ!

予想される青臭さは、かすかに残るさわやかな香りへと変わり、気になるはずの繊維質は、まったく気になりませんでした。
別に、アカツメクサを混ぜたから美味しくなったわけではないと思うのですが、パン自体が美味しいのは確かですが、それにしても以外。

子ども達も喜んで食べました。
さらに、娘の友達の、パンにうるさいNちゃん(3歳)も美味しいと言ってペロリと食べました。
まさに大どんでん返し!!

軽く炒る
また調べてみて分かったのですが、アカツメクサは、ヨーロッパで、レッドクローバーティーというハーブティーとして飲まれているみたいです。
レッドクローバーティーの作り方は、とても簡単。
乾燥させたものを軽く炒れば、茶葉は完成。
これを熱湯で約5分抽出します。

レッドクローバーティー
レッドクローバーティーです。

美味しい。

味は、アカツメクサそのものの味ですが、軽く炒ってあるので少し香ばしく、普通のお茶としてグビグビ飲める味です。
健康促進効果があり、古代ローマ時代から飲まれていたらしいです。

このように、市場では輸入品が高価で売られていますが、そんなものを買うよりは、その辺に生えているものを摘んで、レッドクローバーティーを作ってみましょう。
このように草を摘み、それを味わうという行為、自然にふれ合い、自然の恵みを頂くという行為、これは非常に楽しいですね。
都会に住んでいると忘れかけてしまう、自然と共に生きているという感覚を思い出す事が出来る、貴重な体験だと思います。
だから私は、子ども達に、摘みたいだけ摘ませてあげたのです。
もっと多くの人に、この楽しさを知ってもらえたら良いなぁと思います。

ウクレレ

DIY

2022/1/12

ウクレレのブリッジ故障をゼラチンで修理する方法

ウクレレのブリッジ故障をゼラチンで修理する方法 趣味でやってるウクレレのブリッジが剥がれてしまいました。修理は、単純にブリッジを接着すれば済むのですが、接着剤に、あのゼリーを作るゼラチンを使う方法をご紹介します。これは5000年以上昔から行われてきた木工技術を応用した物です。そして、無事に修理できましたが、最後に衝撃の事実が発覚しました。 【目次】1.ブリッジが剥がれる2.楽器に木工用ボンドは使いません3.楽器用の接着剤4.今回使用する接着剤は?5.修理開始6.ゼラチンで接着する6−1.1日経過7.弦を張 ...

ReadMore

舞茸で肉を溶かす

その他の漬物・発酵

2021/12/29

舞茸のタンパク質分解酵素で肉を溶かして出来たものは…?

舞茸のタンパク質分解酵素で肉を溶かして出来たものは…? 舞茸にはタンパク質を分解する(プロテアーゼ)という酵素が含まれています。だから舞茸で肉を溶かす事ができます。実験の結果、予想外の事が起こりました。 【目次】1.舞茸のタンパク質分解能力は凄い2.舞茸で肉醤を作れるのでは?3.腐らないようにするには?4.実験開始5.思い切って方向転換6.お味は?7.今回の実験で分かった事8.動画で説明 舞茸のタンパク質分解能力は凄い 以前から、舞茸にタンパク質分解酵素が含まれているという事は、知識としては知ってました。 ...

ReadMore

自家製タコサラダ

たれ・ソース・ドレッシング

2021/12/21

タコサラダの作り方 あのスパイスを使うと激ウマになる!

タコサラダの作り方あのスパイスを使うと激ウマになる! 激ウマのタコサラダをご紹介します。手作りのドレッシングに、後述するスパイスを入れるのが決め手になります。何年もかかって、この味を出せるようになりました。 【目次】1.まずはタコサラダドレッシングを作る1–1.タコサラダドレッシングの材料1–2.スパイスの説明と入手方法1–3.タコサラダドレッシングの作り方2.こんな物をご紹介(これもオススメ)3.タコサラダを作る3–1.タコサラダの材料3–2.タコサラダの作り方4.タコサラダの完成5.まとめ6.動画で説 ...

ReadMore

沸騰した牛乳に卵を注ぐ

チーズ作り

2021/12/13

沸騰したミルクに卵を注いでチーズができるのか?

沸騰したミルクに卵を注いでチーズができるのか? 海外の動画で、沸騰したミルクに卵を注いでチーズを作るという動画があります。 果たして、本当にそんな方法でチーズを作る事ができるのでしょうか?実際に動画にある通りのレシピで試してみようと思います。 【目次】1.こんな動画です2.チーズの材料3.では実践!4.チーズの味と作ってみて分かった事5.再挑戦!6.チーズとホエーの重さを計る7.チーズの味と2回作って分かった事8.まとめ9.動画で説明 こんな動画です https://www.youtube.com/wat ...

ReadMore

年間ランキング2021

その他

2021/12/1

年間ランキング2021「低温調理」と「酢玉ねぎ」が上位に

年間ランキング2021「低温調理」と「酢玉ねぎ」が上位に 12月になりました。2021年も、あとわずか。今回は、初の試みで、年間ランキングを発表したいと思います。 当ブログは2012年に始まって、コツコツと記事を書いてきました。おかげさまでもうすぐ10年です。通算で1000記事は書きましたが、初期の記事は内容が薄いものが多く、そういった記事は統廃合されたりして、2021年12月1日現在で405記事あります。その中で、2021年に最も読まれた記事のベスト10を発表したいと思います。 それと、後半には、平均ペ ...

ReadMore

このブログを書いてる人

オトコ中村
京都在住で2児の父 40代 料理を通じて皆が健康で幸せになればいいなと思っている。
ツイッターで更新情報など色々呟いてます。
詳しくは プロフィールのページ をご覧ください。

-鴨川の野草