
夏野菜を17日間、冷蔵と常温で放置してみた結果と傷みかけた野菜の救済法
野菜を買ってきたら、とりあえず冷蔵庫の野菜室に入れる、そんなの常識ですよね。
今回はその『常識』をあえて疑い、キュウリ・ピーマン・オクラで冷蔵庫の野菜室で保存したものと常温で保存したものを比べる実験を行いました。
17日間にわたる長期検証で分かった真実と、傷みかけた野菜を無駄にしない救済法もご紹介します。
【目次】
1.実験開始7月20日
2.3日後(7月23日)
3.5日後(7月25日)
4.1週間後(7月27日)
5.10日後(7月30日)
6.12日後(8月1日)
7.17日後(8月6日)
8.実験期間の気温
9.傷みかけた野菜の救済法
10.ぬか漬けをいただく
11.実験で分かったこと
12.まとめ
13.動画で説明
実験開始7月20日

八百屋さんで野菜を買ってきました。

ピーマン3個、オクラ3個、キュウリ2本をビニール袋に入れたものを2セット作りました。
1つは冷蔵庫の野菜室に入れました。
もう1つはエアコンの効いてない暑い部屋に放置しました。
3日後(7月23日)

特に変化はありません。
5日後(7月25日)

若干色の違いは出てきましたが、まだ明確な違いはありません。
1週間後(7月27日)

ピーマンは、ツヤが違うように見えますが、冷蔵庫が冷たくて結露しはじめてるために曇って見えるのかもしれません。
キュウリは、常温の方が色が黄色っぽくなってきています。
オクラは、常温の方が色褪せてきました。
10日後(7月30日)

キュウリは色の差が大きくなってきました。
ピーマンは常温の方が色が濃くなってるように見えます。

常温のオクラのこれが、傷み始めてます。この1個は廃棄です。
12日後(8月1日)

常温のキュウリはすっかり黄色くなりました。
常温のピーマンは色が赤っぽく変色しそうな感じがしてきました。

常温のオクラは、ヘタの部分がお花が咲いたように変化しています。
色も褪せてきています。
オクラとキュウリはこの時点で実験終了です。
常温のオクラとキュウリは捨てないで、有効利用します。
それについては後述します。
17日後(8月6日)

17日後のピーマンです。
常温の1個が特に変色しています。

常温の方は、個体差が出てます。
赤く変色した物のヘタが傷んでます。
これでピーマンも実験終了です。
実験期間の気温

我が家は京都なので、これは実験期間中の京都の最高気温と最低気温を表したものです。

冷蔵庫の野菜室の温度は、開閉するために温度変化があると考えて3〜8℃であると仮定し、平均5.5℃とします。
対する京都の実験期間の最高気温と最低気温の平均を計算すると、31.2℃になります。
すると、常温と野菜室の平均温度の差は25.7℃になります。
これは十分すぎるほどの温度差です。

てか京都暑過ぎやろ!
傷みかけた野菜の救済法
常温で置いておいたピーマンは、不味そうには見えません。
もしかしたら美味しいかもしれません。
しかし、常温のオクラとキュウリは普通に食べてもきっと不味いでしょう。
でも、糠漬けにしたら美味しく食べられます。
普通の糠漬けにするのではなく、素材の味がわからないレベルまで、しっかりと漬けようと思います。

キュウリとオクラを糠に漬けます。

普通は1日しか漬けませんが、2日漬けました。
世にも珍しい黄色い糠漬けができました。

ピーマンも糠漬けにします。
赤くなってヘタが傷んでいたものも、その部分だけ切り落とせば問題ありませんでした。
ピーマンは1日で取り出しました。

ピーマンは、カラフルなぬか漬けになりました。
ぬか漬けをいただく

キュウリもオクラもしっかり漬かり、酸味が出て美味しいです。
野菜としての鮮度は著しく落ちたけど、糠漬けにしたら糠床の酸味や塩味で全く問題なく食べられます。

ピーマンは1日しか漬けてないので、ピーマンの香りがしっかり感じられます。
普通に美味しいぬか漬けになっています。
そんなわけで、ぬか漬けにしたら、鮮度が落ちた野菜でも美味しく食べることができました。
食品を無駄にせずに済んでよかった。
実験で分かったこと
実験で分かったことは以下の通りです。
キュウリ・オクラ・ピーマンは野菜室に入れた方が長持ちする。
ということでした。
「こんな事は実験しなくても常識で分かるやろ!」って言われそうですね。
でも、常識と思われるものでも、一度は疑ってみないと、新たな発見が生まれにくいですからね。
世間で常識と思われてる事でも、実際は正反対の方が正しいなんてことありますからね。
特に食と健康の分野ではそういった例が多いと思ってます。
まあ、今回は常識が正しかったです。
こんなアホみたいな実験にお付き合いいただいてありがとうございます。
まとめ

キュウリ・オクラ・ピーマンを冷蔵と常温で17日間比較した結果、やっぱり野菜室保存の方が長持ちするという「常識通り」の結論になりました。
ただ常温で傷みかけた野菜も、ぬか漬けにすれば酸味と塩気でしっかり美味しく食べられます。
鮮度が落ちても捨てずに済む救済法として、ぬか漬けは覚えておいて損はないです。
当たり前を疑ってみるのも、たまには悪くないですね。
動画で説明
動画では私が実演しています。
動画でしか表現できないこともあるので、併せてご覧ください。





