その他のスイーツ

娘と一緒にマカロン作りに挑戦

2016年7月6日

7歳になる娘が、マカロンを作りたいと言い出しました。

ルルとララコットンのマカロン

この本の影響です。

・タイトル : ルルとララコットンのマカロン
・著者 : あんびるやすこ
・出版社 : 岩崎書店

話の内容は、コットンというキャラクターが、ルルとララにマカロンの作り方を教えてくれるというもので、物語の中にいろんなレシピが登場してきます。
そして、絵が可愛く、物語も面白く、レシピもしっかりしてます。
また、このルルとララは、シリーズがありまして、マカロン以外にも、ゼリーやシャーベット・クッキー・白玉団子など、色んなシリーズがあります。
そして、娘がハマってすでに色々作っています。
女の子が夢中になるのはもちろんなんですが、大人が見てもお菓子作りの勉強になりますよ。

これは、著者のあんびるやすこさんが、一人で絵を描き、物語を考え、レシピを考案しています。
一人で全部やるなんて、なかなか凄いですね。

さて、私はいままで色々なお菓子を作りましたが、マカロンは作った事がありません。
マカロンは、ちょっと難易度高そうなので、敬遠していたのです。

しかし、娘に作りたいと言われ、お父さんとしては、断る事ができませんでした。
と言うか、これをいいキッカケに、私もマカロンを作れるようになろうと思いました。

◆マカロンの作り方

マカロンの作り方

<マカロンの材料>
卵白 1個分
グラニュー糖 大さじ1
アーモンドパウダー 45g
粉砂糖 80g

※本に書いてある通りの分量です。

◆下準備

型紙を作る

マカロン生地のサイズを紙に書いて型紙を作ります。
A4サイズのコピー用紙に鉛筆で書きました。

アーモンドパウダーと砂糖を混ぜる

アーモンドパウダーと粉砂糖を混ぜておきます。
家に粉砂糖が無かったので上白糖で代用しました。

◆メレンゲ作り

メレンゲを作る

卵の白身を泡立てて、途中でグラニュー糖を2回に分けて入れます。
ハンドミキサーの持ち方が危なっかしいなあ…
ちょっと緊張しながら見守ります。

ボウルを逆さまにしても落ちず、すくったメレンゲがそのままの形で残るまで泡立てます。

メレンゲと粉を混ぜる

メレンゲと、先ほど砂糖とアーモンドパウダーを混ぜたやつを、混ぜ合わせます。
粉が消えるようにさっくりと混ぜ合わせます。
本には、「炊き立てご飯をまぜるようにやってみて。」と書いてありましたが、娘は炊き立てご飯を混ぜた事が無かったなぁ。

◆マカロナージュ

マカロナージュ

へらをボウルに押し付けるようにして混ぜます。

お、なかなか上手だわ。

ツヤが出てゆるくなってきて、へらを持ち上げた時に生地がリボンのようになってゆっくりと落ちてきたらやめます。
マカロナージュは、やりすぎると、焼いても膨らまなかったり、丸くならなかったりします。
やり足りないと、焼いたらひび割れたり、きれいに膨らまなかったりします。
だから、程よい加減でやめる事が肝心です。

◆しぼり出し

絞りだす

しぼり袋に入れて、袋の先端の幅を5mmくらいに切ります。
最初に作った型紙の上にクッキングシートを敷き、型紙の大きさにしぼります。

乾燥させる

型紙を引き抜いて、1時間乾燥させます。

「1時間経てば、表面が乾き、指で触ってもさらっとして押すと少しへこんだらOK」 と本に書いてあるのですが、1時間経っても表面は湿ってました。

1時間乾燥させた

さらに1時間、合計2時間乾燥させましたが、湿ったままでした。

おかしいなぁ…

そして、さらに10分ほど扇風機の風を当てて乾かしましたが、それでもイマイチ乾いてませんでした。

しょうがないから次に進みます。

◆焼く

マカロン焼けました

電気オーブンを140℃で予熱し、予熱が完了すれば140℃で12分間焼きます。
焼き終わったらトレーのまま30分冷まします。

この画像は、焼き終わってオーブンから取り出したところですが、明らかにこれはマカロンの膨らみではありません。
マカロンは縦に膨らむはずですが、これは、横にダラーンと広がっています。

◆ピンチ到来

マカロンが引っ付いた

マカロンがクッキングシートにべったりと引っ付いてはがれません。
無理にはがそうとすると、割れてしまいます。
引っ付かないはずのクッキングシートにべったりと引っ付くなんて、ただ事ではありません。

しかしクッキングシートごと食べるわけには行かないので無理やりはがしました。
だからボロボロのマカロンになってしまいました。
ありゃま~。

◆クリームを作る

クリームの作り方

イチゴジャムのバタークリームを作ります。

<クリームの材料>
食塩不使用バター 40g
粉砂糖 30g
イチゴジャム 大さじ2

イチゴジャムのクリームを作る

バターを室温で軟らかくしてから、粉砂糖を加え混ぜ、イチゴジャムを3回に分けて加え、よく混ぜたら出来上がり。

◆完成

娘と作ったマカロン

クリームを挟めば完成です。
ボロボロのマカロンになりました。

味の方は、一応マカロンの味してました。
マカロンの味ってのは、砂糖の甘味ガツーンって味ですけどね。
それでも、マカロンは女性を虜にする魅力があるのですね。
マカロンの魅力は、やはり見た目の美しさなんですが、美しさとは程遠いものを作ってしまいました。

◆とりあえず総括

失敗の原因は、使用した卵がL寸だった事です。

お菓子のレシピでは、卵のサイズはM寸を使うというのは常識ですよ。
M寸とL寸では、白身の量に最大1.5倍くらい違いがあるのではないでしょうか?
例えば、ホットケーキを焼くって言うのなら卵のサイズが何だって問題ないですが、マカロンという繊細なレシピの場合、この違いは大きいです。

白身が多く、水分が多かったために、生地が乾かず、焼いたらダレて横に広がり、クッキングシートにべったり引っ付いたという訳です。

そう言えば、過去にも卵のサイズを気にせずに失敗した事があります。

その時の記事 : スペイン産マルコナ種アーモンドが美味しすぎるのでいろいろ作ってみた

その時、家にはL寸の卵しか無く、わざわざM寸の卵を買うのも面倒なので、卵白1個分というレシピの分量を、卵白20gという計算でやり直したら上手くいきました。

その経験を踏まえて再挑戦するしかありません。
娘には、マカロン作りは難しいなんてイメージを持ってもらっては困ります。
守るべき事を守れば、マカロン作りも簡単だと思えるような成功体験を積み重ねて欲しいです。

そして、1週間後に再挑戦

まず、失敗した原因をおさらいして、その改善策を考えてみます。

  • 原因1 : 卵がL寸だったために、白身の分量が多く、生地がダレてベタ付いた。
    これが最大の原因です。
    改善策 ⇒ M寸を使う
  • 原因2 : 粉砂糖でなく上白糖を使った。
    大した差は無いと思うのですが、あまり良くないでしょうね。
    改善策 ⇒ 粉砂糖を使う
  • 原因3 : 生地が乾燥しないまま焼いてしまった。
    そもそも生地が乾燥しなかったのは、白身の分量が多かったためですが、そうでなくても今は梅雨で湿度が高いですから、乾燥にも気を配る必要があります。
    改善策 ⇒ 扇風機の風を当てて乾燥させる

以上の3つに気をつけて再挑戦してみます。

では、マカロン作り再挑戦!

<材料>
卵白 M寸1個分
グラニュー糖 大さじ1
アーモンドパウダー 45g
粉砂糖 80g

※M寸の卵白1個分の重さを量ったら約34gでした。
マカロン作りの前半

  1. アーモンドパウダーと粉砂糖を混ぜておく。
  2. メレンゲを作る。
  3. 1.と2.を混ぜる。
  4. マカロナージュ。

経験済みですからスムーズに進んでいきます。
しぼり袋に入れるしぼり袋をグラスに被せると生地を入れやすいですね。
これも、前回から改善された事の一つです。

◆しぼり出し

しぼり袋の先端を切る

しぼり袋の先端を5mm幅くらいに切ります。

しぼり出し

この工程は、全部娘一人でやりました。

◆乾燥

扇風機の風で乾燥させる

扇風機の風を当てて乾燥させます。

30分乾燥させた

30分後。

指で押さえてみる指で触るとさらっと乾いていて、押すと少しへこみました。
これならOKです。

◆焼く

マカロン焼き上がり

140℃で13分間焼きました。

全てがきれいというわけでは無いのですが、いくつかきれいに焼けているものがあります。
まあ、これならOKかな

よく見ると、しぼり出したそのままの形で焼きあがっています。
しぼり出した時点で、焼きあがった時の形が決まるという事ですね。
美しく焼くには、形に気をつけてしぼらなければなりません。

◆クリームを作る

ガナッシュを作る

ガナッシュというチョコレートのクリームを作ります。

<ガナッシュの材料>
ミルクチョコ 30g
生クリーム 30g

生クリームを電子レンジで沸騰寸前まで加熱して、チョコを加えて混ぜます。
熱いうちは軟らかいですが、冷やせばドロッとしたクリームになります。

ガナッシュを挟む

ガナッシュをマカロンに挟みます。

◆完成

娘が作ったマカロン

ガナッシュがはみ出てこぼれていますが、全て娘が作ったそのままの状態です。
私はそれを修正せずそのままにしております。
リアルな娘の作品です。

娘が作ったマカロン

表面が割れておらず、ツヤがあり、縁にピエと呼ばれる膨らみがあります。
ピエは、マカロンが膨らむ時にできる成功の証です。

という訳で、大成功でした。
娘はすごく喜んでおります。
私もホッと安心しました。

さて、気になるお味はどうでしょう?

では、いただきます。

パクッ

ムシャムシャ…

ん~?

前とあまり変わらんなぁ。

◆まとめ

マカロン作りをめでたく成功させる事ができました。

成功の秘訣は…
などとそんな偉そうな事を言える立場にはありませんが、前回失敗した原因を改善したら成功しました。

その改善策は、最初にも説明しましたが、
1.卵はM寸を使う
2.砂糖は粉砂糖を使う
3.扇風機の風を当てて乾燥させる
以上の3つです。

前回の失敗の記事を載せてから、親切な読者の方からマカロン作りについて色々とアドバイスをいただきました。
アドバイスしてくださった皆様、ありがとうございます。

今回のレシピを、お勉強するための教科書となった本はこちらです。
20種類くらいシリーズが出ているらしいです。
小学校低学年の女の子がいるご家庭にお勧めです。
親子ともどもお菓子作りの勉強になりますよ。

ウクレレ

DIY

2022/1/12

ウクレレのブリッジ故障をゼラチンで修理する方法

ウクレレのブリッジ故障をゼラチンで修理する方法 趣味でやってるウクレレのブリッジが剥がれてしまいました。修理は、単純にブリッジを接着すれば済むのですが、接着剤に、あのゼリーを作るゼラチンを使う方法をご紹介します。これは5000年以上昔から行われてきた木工技術を応用した物です。そして、無事に修理できましたが、最後に衝撃の事実が発覚しました。 【目次】1.ブリッジが剥がれる2.楽器に木工用ボンドは使いません3.楽器用の接着剤4.今回使用する接着剤は?5.修理開始6.ゼラチンで接着する6−1.1日経過7.弦を張 ...

ReadMore

舞茸で肉を溶かす

その他の漬物・発酵

2021/12/29

舞茸のタンパク質分解酵素で肉を溶かして出来たものは…?

舞茸のタンパク質分解酵素で肉を溶かして出来たものは…? 舞茸にはタンパク質を分解する(プロテアーゼ)という酵素が含まれています。だから舞茸で肉を溶かす事ができます。実験の結果、予想外の事が起こりました。 【目次】1.舞茸のタンパク質分解能力は凄い2.舞茸で肉醤を作れるのでは?3.腐らないようにするには?4.実験開始5.思い切って方向転換6.お味は?7.今回の実験で分かった事8.動画で説明 舞茸のタンパク質分解能力は凄い 以前から、舞茸にタンパク質分解酵素が含まれているという事は、知識としては知ってました。 ...

ReadMore

自家製タコサラダ

たれ・ソース・ドレッシング

2021/12/21

タコサラダの作り方 あのスパイスを使うと激ウマになる!

タコサラダの作り方あのスパイスを使うと激ウマになる! 激ウマのタコサラダをご紹介します。手作りのドレッシングに、後述するスパイスを入れるのが決め手になります。何年もかかって、この味を出せるようになりました。 【目次】1.まずはタコサラダドレッシングを作る1–1.タコサラダドレッシングの材料1–2.スパイスの説明と入手方法1–3.タコサラダドレッシングの作り方2.こんな物をご紹介(これもオススメ)3.タコサラダを作る3–1.タコサラダの材料3–2.タコサラダの作り方4.タコサラダの完成5.まとめ6.動画で説 ...

ReadMore

沸騰した牛乳に卵を注ぐ

チーズ作り

2021/12/13

沸騰したミルクに卵を注いでチーズができるのか?

沸騰したミルクに卵を注いでチーズができるのか? 海外の動画で、沸騰したミルクに卵を注いでチーズを作るという動画があります。 果たして、本当にそんな方法でチーズを作る事ができるのでしょうか?実際に動画にある通りのレシピで試してみようと思います。 【目次】1.こんな動画です2.チーズの材料3.では実践!4.チーズの味と作ってみて分かった事5.再挑戦!6.チーズとホエーの重さを計る7.チーズの味と2回作って分かった事8.まとめ9.動画で説明 こんな動画です https://www.youtube.com/wat ...

ReadMore

年間ランキング2021

その他

2021/12/1

年間ランキング2021「低温調理」と「酢玉ねぎ」が上位に

年間ランキング2021「低温調理」と「酢玉ねぎ」が上位に 12月になりました。2021年も、あとわずか。今回は、初の試みで、年間ランキングを発表したいと思います。 当ブログは2012年に始まって、コツコツと記事を書いてきました。おかげさまでもうすぐ10年です。通算で1000記事は書きましたが、初期の記事は内容が薄いものが多く、そういった記事は統廃合されたりして、2021年12月1日現在で405記事あります。その中で、2021年に最も読まれた記事のベスト10を発表したいと思います。 それと、後半には、平均ペ ...

ReadMore

このブログを書いてる人

オトコ中村
京都在住で2児の父 40代 料理を通じて皆が健康で幸せになればいいなと思っている。
ツイッターで更新情報など色々呟いてます。
詳しくは プロフィールのページ をご覧ください。

-その他のスイーツ