![](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/F84632A6-55A1-49CD-8FB1-2665AB0A987F.jpeg)
イタリアンプリンの作り方
味はセブンイレブンを超えてます!
プリンチーズケーキを作ってみたいと試行錯誤していたのですが、セブンイレブンのイタリアンプリンに出会い、それを手作りしたらセブンイレブンを超える美味しい物が出来たので、作り方をご紹介します。
これがセブンイレブンのイタリアンプリン
![セブンイレブンのイタリアンプリン](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/15861532593903.jpg)
セブンイレブンのイタリアンプリンです。
![セブンイレブンのイタリアンプリンをいただく](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/15861532923104.jpg)
これがプリン風味のチーズケーキなのですが、美味しいです。
めちゃくちゃ美味しい訳ではないですが、これだ!って思いました。
これをちゃんと作ればめちゃくちゃ美味しいモノが作れるぞ!
![セブンイレブンのイタリアンプリンの原材料](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/15861535133055.jpg)
という訳で、原材料を見てみます。
原材料のトップに「乳等を主要原料とする食品」と書いてあります。
ややこしい原材料使ってますね。
コンビニで販売するために、コストを下げなければいけないので、こういった材料を使わざるを得ないのですね。
手作りなら、普通にクリームチーズを使えばいいのです。
素材の違いは、そのまま味の違いに直結します。
イタリアンプリンを作る
そんな訳で、イタリアンプリンを手作りしてみます。
作り方はカスタードプリンと同様に湯煎焼きしようと思います。
湯煎焼きするには問題があって、セブンイレブンのイタリアンプリンの原材料にはゼラチンって書いてあります。
何が問題かというと、ゼラチンは、80℃を超えると成分が変性して固まる力が弱くなります。
だから、湯煎焼きすれば、ゼラチンを入れる意味は無くなってしまいます。
焼いても、プリン内部の温度が80℃まで上がらずに、75℃くらいだったら、なんとかゼラチンも耐えてくれるという事を期待しましょう。
また、75℃以上なら卵も固まるので、プリン内部の温度が75℃以上80℃未満を目指して湯煎焼きしようと思います。
実際は、そんなに厳密に温度を測って焼く訳ではありません。
それを目安として、焼くという事です。
具体的には150℃で1時間湯煎焼きしようと思います。
イタリアンプリンの材料
【材料】
クリームチーズ 200g
砂糖 80g
卵 4個
生クリーム 200ml
米粉 10g
ゼラチン 5g
ゼラチンをふやかす牛乳 30ml
カラメル 30gくらい
イタリアンプリンの作り方
イタリアンプリンの作り方は動画をご覧ください。
静止画も撮って、ブログでも画像を交えて作り方を紹介したいと思ってましたが、動画を撮るのに一生懸命で、静止画を撮る事を忘れてました。
イタリアンプリンの完成
![イタリアンプリン](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/E625F389-881C-4C64-8179-644E0EFFB06C.jpeg)
大成功です。
プリンのようなのだけど、チーズケーキでもあるのです。
これもハイブリッドスイーツというやつでしょうか。
とにかく美味しいです。
家族全員に大好評でした。
子供たちは、甘い物大好きですからベトベターのようなケーキを作っても、喜んではくれますが、今回は本当に喜んでくれました。
このレシピができるまでの過程
ここまで読んだ方は、いとも簡単に、美味しいイタリアンプリンが完成したようにお感じでしょう。
しかし、何度も失敗を繰り返したのです。
事の発端は、バスクチーズケーキです。
美味しいバスクチーズケーキを作れるようになり、次なるチーズケーキの進化系を模索していました。
スイーツ業界も、次々と新しい商品が登場しますからね。
次はどんなチーズケーキが登場するでしょうか?
…と思っていたら、妻からこんな情報が↓↓↓
バスクチーズケーキの次はコレ♡二層式やプリン風味の豪華なチーズケーキ
出典:https://trilltrill.jp/articles/1353152
京都にも進出。神戸発の人気スイーツ店「KONDITOREI KOBE」の絶品チーズケーキ
上記リンク先の言いたい事を要約すると、神戸発の人気スイーツ店「KONDITOREI KOBE」のプリン風味のドン・プリン・フォルマッジというケーキが絶品で、それが私の住む京都でも買えるようになったという事です。
早速ドン・プリン・フォルマッジをゲット!
![「KONDITOREI KOBE」のプリン風味のドン・プリン・フォルマッジ箱](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/CSC_9804-001.jpg)
早速ドン・プリン・フォルマッジをゲットしました。
お店は、京都駅前地下街のポルタ内にあるのですが、土産物売り場の一角に、目立たない小規模な販売店だったために、見落とすのではないかというくらいのお店でした。
![ドン・プリン・フォルマッジの箱オープン](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/CSC_9806.jpg)
箱を開けると、プリンそっくりなチーズケーキが現れました。
私の第一印象は、「小さいなぁ…」でした。
![手のひらサイズのドン・プリン・フォルマッジ](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/CSC_9808-001.jpg)
手のひらに乗るサイズなのです。
これ1人前ですか?って思ってしまいますよ。
それでも、これを家族4人でいただきました。
味は、まさにプリン風味のチーズケーキです。
美味しかったですよ。
ただ、これを4等分したら一人当たりの量は少ないです。
実際2~3人前くらいでしょう。
手のひらサイズという小ささに納得できず、どうしても心の中でその事がくすぶり続けていました。
けど、1,296円(税込)で、この大きさなら妥当です。
足りないなら2個買えばいいだけの話です。
しかし私は、1個で満足できる量が欲しくて、ただのワガママかも知れませんが、納得できなかったのです。
プリンチーズケーキを自分で作る
そこで、当然の流れですが、自分で作る事になりました。
自分で作るなら、デカくて濃厚で、一切れ食べたら大満足という物を作ろうではありませんか。
デカイという事が大切なポイントになります。
プリンチーズケーキの材料
【プリンチーズケーキの材料】およそ8人分
クリームチーズ 450g
バター 150g
砂糖 130g
ヨーグルト 250g
卵黄 3個分
米粉 60g
バニラエッセンス 10振り
卵白 3個分
メレンゲ用砂糖 15g
カラメル 80gくらい
プリンチーズケーキの作り方
作る途中の様子を動画で撮る事に気を取られ、静止画を取るのを忘れてました。
静止画を交えて作り方を説明したかったのですが、今回それは無しです。
その代わり、作り方の図を作ったのでご覧ください。
![プリンチーズケーキの作り方](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/pudding.png)
この図を見れば、作り方が一目瞭然!である事を期待して作りました。
初心者でなければ分かっていただけると思うのですが、どうでしょう。
と言うか、この図の通り作らなくてもいいですよ。
理由は、続きを読んでいただければわかります。
プリンチーズケーキの完成
![完成したプリンチーズケーキ](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/CSC_9810.jpg)
とりあえず完成しました。
1500ml入るガラスボウルで作ったので、少ないと感じる心配はありません。
では、これを型から外します。
プリンチーズケーキを型から外す
![ゴムベラを入れる](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/CSC_9811.jpg)
型から外そうと、ゴムベラを入れたいのですが、ゴムベラが入っていかないのです。
ガラスボウルとプリンチーズケーキが、みっちりと密着してます。
まるで付き合い始めた男女のようです。
ゴムベラを無理やり押し込むと、プリンチーズケーキの表面に傷が付いてしまうので、優しく押し込むのですが、優しくしても全く歯が立たないのです。
付き合い始めた男女を引き離す事なんて、簡単にできませんものね。
金属の薄いスパチュラを使ってみましたが、プリンチーズケーキの表面を剥がすのではなく、表面の皮をボロボロと剥ぐような感じになって、これもダメです。
やはり、男女の仲を引き裂くと、傷付きますからね。
色々考えた結果、ゴムベラを力強く入れて、無理やり型から外す事にしました。
結局、傷付いてでも引き離すという事です。
![型にこびり付いたカラメル](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/CSC_9812.jpg)
強硬手段で型から外しました。
ご覧のとおり、カラメルの部分が固まって型にこびり付いています。
プリンチーズケーキ本体は、当然カラメル部分がはがれた無残な状態になっています。
カラメル部分だけでなく、表面も傷だらけです。
![削り取ったカラメル](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/CSC_9813.jpg)
型にこびり付いたカラメル部分を削り取って
![プリンチーズケーキにカラメルをなすり付ける](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/CSC_9815.jpg)
本体になすり付けました。
これで、本当に完成です。
プリンチーズケーキをいただく
![プリンチーズケーキ](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/CSC_9819.jpg)
なんと無残な姿。
一応プリンっぽく見えますが、何と表現して良いものやら。
![真上から見たプリンチーズケーキ](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/CSC_9818.jpg)
真上からの図。
こう見ると、案外まともに見えるような気がします。
![プリンチーズケーキを切り分ける](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/CSC_9823.jpg)
では、切り分けていただきましょう。
味は、半熟チーズケーキの上にカラメルをなすり付けたような感じです。
美味しいと言えば美味しいのですが、ケーキの見た目は美しくなければいけません。
この姿では、あまり美味しく感じません。
![切り分けたプリンチーズケーキ](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/CSC_9824.jpg)
この姿、おぼろ豆腐を切り分けたと思えばいいのかな?
あ、
ポケモンのあのキャラクターにそっくりだ!
![ベトベター](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/0729_6.jpg)
画像引用元:http://pokemongo-master.com/archives/3359
このままで終わらせる訳にはいきません。
ふわとろプリンチーズケーキを作る
ベトベターの失敗を踏まえ、メレンゲでふんわり柔らかく、加熱せずにゼラチンで冷やし固めてプルンとした食感に仕上げてみようと思います。
私個人的な好みになりますが、ゼラチンは多めより、少なめで作る方が断然好きなので、ゼラチン少なめで作ります。
ふわとろプリンチーズケーキの材料
【材料】
ゼラチン 5g
ゼラチンをふやかす水 20ml
卵黄 2個分
砂糖 120g
ヨーグルト 150g
クリームチーズ 400g
卵白 2個分
メレンゲ用砂糖 15g
生クリーム 200ml
バニラエッセンス 10振り
カラメル 60gくらい
ふわとろプリンチーズケーキの作り方
![ふわとろプリンチーズケーキの作り方](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/15861675093951.jpg)
けど、これを見て作り方が分からなくてもOKです。
なぜなら、これを作る必要が無いからです。
その理由は、もう少し読めば分かります。
ふわとろプリンチーズケーキの完成
![ふわとろプリンチーズケーキ](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/15861524946975.jpg)
なかなか艶やかで他に類を見ないチーズケーキに仕上がりました。
![ふわとろプリンチーズケーキを切り分ける](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/15861525529028.jpg)
味は、確かにふんわりとろけるプリンチーズケーキという味で、美味しいです。
しかし、柔らかすぎて、壊れそうで、この柔らかさなら、切り分けて食べるには向かないです。
プリン容器に入れたまま食べるのがいいでしょう。
![切り分けたふわとろプリンチーズケーキ](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/15861528317004.jpg)
切り分けるとこのようになりました。
前回作った物よりベトベターな感じが強くなりました。
ゼラチンの量を増やせば、もう少しプルンとした丈夫で完成度の高いものができますが、そもそも味にあまり満足してないのです。
![イタリアンプリン](https://otokonakamura.com/wp-content/uploads/E625F389-881C-4C64-8179-644E0EFFB06C.jpeg)
もっと美味しい物を作れるはずと思っていた時に、セブンイレブンのイタリアンプリンに出会って、満足のいくイタリアンプリンを作ることが出来ました。