まず、すり鉢に炒りごまをいれて擦ります。
ゴマを擦る時は、胡座をかいて座り、足ですり鉢を固定しながら擦ります。
これが基本のゴマスリスタイルです。
最初は、ゴリゴリと擦る音と、ゴマの粒が潰れてプチプチと音が聞こえ、手にはプチプチ潰れる感じが伝わってきます。
次第にプチプチの感覚が無くなって滑らかになってきます。
ほとんどプチプチの音と感覚が無くなりました。
擦り始めてここまでの所要時間は5分足らずです。
滑らかになったように思っても、まだこの程度では、口に入れた時に胡麻の細かな粒がザラザラするので、もうしばらく練るようにすり潰します。
だんだんしっとりしてきます。
もうこの程度でいいでしょう。
擦り始めてからここまで10分程度です。
もっと擦ってもいいです。
これ以上のレベルは、擦る人の好みになりますので、ご自身の気が済むまで擦ってください。
1時間くらいやれば市販の練りごまのレベルに到達します。
ポン酢を、最初は少しだけ入れて、練ります。
ポン酢を一度に入れると混ざりにくいので、このように少しずつ加えて混ぜます。
また少し加えて混ぜ、また少し、だんだん入れる量を増やしていきます。
合計で5回に分けて全てのポン酢を入れました。
さらに醤油と酢を加え、胡麻の塊がなくなるように混ぜます。
醤油と酢を入れる理由は、ゴマの味がまろやかすぎるので、醤油と酢で味を引き締めるのです。
混ざったら完成です。
何か適当な容器に移し替えます。
手作りゴマポン酢の完成です。
おまけで、手書きのラベルを貼りました。
こうやった方が、もっと手作り感が出ますよね。
それでは、胡麻ポン酢を味わうために鍋を作りました。
牡蠣にゴマポン酢を付けていただきます。
ゴマの香りが良い。
そして牡蠣がうまい。
ゴマポン酢の味がまろやかで牡蠣の味を損なわずに、ごまの良い香りも感じることが出来ます。
ポン酢は香りが命ですね。
手作りのゴマポン酢は、ゴマの香りは最高です。
鱈に付けていただきます。
鱈も美味しい。
ゴマポン酢も美味い。
とにかくゴマのまろやかな香りとポン酢の味が溶け合って、美味しいです。
何度も言いますけど胡麻の風味が良いです。
材料のポン酢は、何を使っていただいても構いませんけど、胡麻以外の味はポン酢の味ですから、当然ながら美味しいポン酢を使えばそれだけ美味しくなりますよ。
鍋だけでなく、サラダにドレッシング代わりにかけるのも美味しいです。
ゴマに脂肪分が含まれますが、ごま油を入れてる訳では無いのでノンオイルドレッシングです。
動画では、オトコ中村がゴマポン酢作りを実演して鍋を食べて、熱く語ってます。
動画でしか表現できない事もあるので、併せてご覧ください。