グルテンフリー生活を続けている私ですが、グルテンフリー生活では大好きな餃子が食べられないのではないかというと、そんな事はありません。
米粉で皮を作ればグルテンフリーでも食べられます。
皮は、米粉を片栗粉を混ぜて作るのですが、モチモチして美味しい皮が出来ますよ。
【目次】
1.グルテンフリー米粉餃子の材料
2.グルテンフリー米粉餃子の皮の作り方
3.餃子の包み方
4.市販の米粉餃子の皮もあります
5.グルテンフリー米粉餃子を焼く
6.グルテンフリー米粉餃子の完成
7.グルテンフリー米粉餃子の味は?
8.まとめ
グルテンフリー米粉餃子の材料
【皮の材料】大きい餃子12個分
米粉 50g
片栗粉 50g
熱湯 65ml
打ち粉に片栗粉(分量外)
【具の材料】大きい餃子12個作っても余る量
鶏ミンチ 200g (豚ミンチでも可)
キャベツ 150g
ニラ 1/2束
ごま油 小さじ2
醤油 大さじ1
ショウガおろし 小さじ1
塩 1gくらい
コショウ少々
最初に餃子の具を準備しておきます。
餃子の具の作り方について詳しくは以下の記事をご覧ください。
グルテンフリー米粉餃子の皮の作り方
米粉と片栗粉を混ぜておきます。
熱湯を注ぎ、最初は箸で混ぜます。
必ず熱湯を注ぎましょう。
この熱で米粉のデンプンが餅のようになり、皮としてまとまるのです。
お湯の温度が低ければ、ちゃんと餅にならずに、破れやすい皮になってしまいます。
まとまってきたら手でこねます。
熱いので、注意が必要です。
熱ければ無理して手でこねずに、冷めるまで待つといいですよ。
これでOKです。
小麦粉の生地と違い、生地を寝かす時間は不要です。
生地を適当な大きさに分けます。
12等分にしました。
このまま置いておくと乾くので、蓋を被せるか、濡れぶきんを被せるといいでしょう。
片栗粉を打ち粉にして、めん棒で生地を伸ばします。
伸ばした皮をそのまま置いておくと乾くので、12枚全部を伸ばしてから包むよりは、6枚伸ばして包み、また6枚伸ばして包むなど、分けて作業するといいでしょう。
手が早い方は、12枚くらい一度に仕込んでも大丈夫だと思います。
餃子の包み方
真ん中に具を乗せ、周りを水で濡らして包みます。
包む要領は普通の餃子と同じです。
米粉だからといって特に扱い難いとかは、ありません。
包みました。
1個で手のひらいっぱいになる大きさなので、結構デカイです。
12個のグルテンフリー餃子を仕込みました。
市販の米粉餃子の皮もあります
餃子の皮から手作りするのは、どうもハードルが高いと思う方も大丈夫です。
市販の米粉で出来た餃子の皮があります。
普通の餃子の皮よりも倍くらいの値段しますが、1パック22枚入りで200円くらいです。
近所のスーパーに売ってないという声を聞きましたので、紹介した物とは違う商品ですが、米粉で作った餃子の皮の商品リンク貼っておきます。
これも、もちろん小麦粉不使用です。
餃子の具が残っているので、同じ要領で作ります。
こちらの大きさは、小ぢんまりと言うか、普通の大きさです。
14個出来ました。
具が無くなったのでこれで仕込みは終わりです。
中途半端ですが、皮が8枚余りました。
餃子の皮と具をピッタリ使い切るって難しいですね。
グルテンフリー米粉餃子を焼く
フライパン2つで焼きます。
フライパンを予熱して大さじ1杯くらいの油をひき、弱火にして餃子を並べます。
奥のフライパンが手作りの皮バージョン、手前のフライパンが市販の皮バージョンです。
餃子に少し焦げ目が付いたら、水100mlに片栗粉を小さじ1くらい溶かして注ぎます。
蓋をして中火にして、約10分蒸し焼きにします。
10分という時間は目安です。
10分に満たなくても水分が飛べばそれで蒸し焼き完了と思えばいいです。
10分を超えても水分が残っていれば蒸し焼きを続けたらいいです。
水分が飛んだかな~?と思ったので蓋を開けました。
こちらは市販の皮バージョン。
まだ少し水分が残ってますが、蓋を開けたまま水分を完全に飛ばして焼き上がりです。
これは、手作りの皮バージョン。
いい感じに焼けてます。
あとはお皿にひっくり返すだけです。
グルテンフリー米粉餃子の完成
市販の皮バージョン。
ありゃりゃ。
フライパンにくっ付いてしまいました。
これは、餃子の皮に問題があったわけでなく、フライパンの状態に問題がありました。
フライパンに油がしっかりと馴染んでなかったためです。
鉄のフライパンで餃子をパリッと焼くのは少し難易度が高いので、フライパンに油がしっかりと馴染んだ良い状態でなければ焦げ付いてしまいます。
このフライパンは、ビタクラフトのスーパー鉄フライパンという物で、妻に使ってもらうために買った物です。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
ビタクラフト スーパー鉄フライパンを買う
今回このフライパンは、たまたま前回の使用時に、ちょっと焦がしたのかも知れません。
それで、油がしっかりと馴染んだ良い状態ではなかったのでしょう。
テフロン加工のフライパンなら、こういった失敗は起こりませんが、焼けた餃子のパリッと感と美味しさは、鉄フライパンの方が断然美味しいです。
おまけに鉄フライパンは、料理に鉄分を補給してくれますから、私は鉄フライパンが大好きなのです。
手作りの皮バージョン。
バッチリです。
こちらは、ユニフレームのスキレットを使って焼きました。
スキレットは、分厚い鉄のフライパンですから重すぎて女性が使いこなすのは難しいです。
まさに男の料理って感じ。
スキレットの油膜は良い状態を保っていたので、餃子を焼いても焦げ付きませんでした。
↑スキレットで焼く餃子の魅力について書かれています。
スキレットに興味のある方必見です!
グルテンフリー米粉餃子の味は?
モチモチして美味しいです。
いくらでも食べられそうです。
家族にも大好評でした。
特に子供たちが手作りの皮バージョンの方を気に入り、沢山食べました。
私は遠慮して市販の皮バージョンの崩れたやつをチビチビと食べました。
もちろん手作りの皮バージョンも食べましたよ。
デカイから、皮も分厚く、ボリュームがあり、断然美味しかったです。
皮が分厚いと、モチモチ感が強く、今までに無い感覚の餃子でした。
という訳で、グルテンフリーでも餃子は存分に楽しむ事が出来ます。
まとめ
- 米粉でグルテンフリーの餃子の皮を手作りする事ができる。
- 米粉餃子の皮は、熱湯でお米を餅のようにして伸ばす。
- 手作りは難しいという方には、市販の米粉餃子の皮もある。
- 米粉餃子の皮はモチモチして美味しい。