最近の我が家では、手作り餃子がブームになっております。
餃子を手作りすると美味しくて、皮から手作りすると、皮まで美味しくて愛おしくてたまりません。
そのために、最近は、週に一度くらいのペースで餃子を作って食べています。
そして家族全員で、毎回飽きずに、毎回美味しさに感動して食べてます。
しかし私は、毎回の美味しさに慢心することなく、作るたびに餃子の道を極めようと研鑽を続けております。
この手作り餃子の感動を多くの方に味わってもらいたくて、作り方を紹介させてもらいます。
◆皮から作る手作り餃子40個分
国産小麦粉 250g(中力粉か強力粉)
熱湯 140ml
片栗粉 (打ち粉として使う)
※薄力粉で作るとコシが弱く、皮にした時に破れやすく、扱いが難しくなるので、中力粉か強力粉がいいです。
外国産の小麦粉を使う場合は、水を1割くらい増やすと良いです。
豚ミンチか鶏ミンチ 400g
卵 1個
醤油 大さじ3
生姜おろし 大さじ1
ごま油 大さじ1
コショウ 少々
キャベツ 300g(5ミリくらいに刻む)
塩 3g
ニラ 1束(5ミリくらいに刻む)
※、豚ミンチでも鶏ミンチでもどちらでも美味しいです。
鶏ムネミンチだと家計にも優しいですね。
醤油 40ml
酢(あれば黒酢) 40ml
ラー油 お好みで
◆作り方の手順
1.皮をこねて寝かせる
2.具を作る
3.皮をこねて伸ばす
4.具を包む
5.焼く
6.たれを作る
7.食べる
1.皮をこねて寝かせる
ボウルに小麦粉を入れ、熱湯を加え、箸で混ぜる。
ある程度混ざってきたら手でこねる。
生地がまとまるまでこねる。
しっかりこねなくても、まとまればそれで良いです。
生地が乾燥しないように、蓋をして寝かせる。
2.具を作る
まずキャベツに塩を振って混ぜ、しばらく置いておきます。
ミンチ肉(画像は鶏ミンチ)に卵・醤油・生姜・ごま油・コショウを入れて、粘りが出るまで混ぜる。
キャベツ・ニラを入れて、全体が馴染むまでしっかり混ぜる。
3.皮をこねて伸ばす
寝かせた生地を、打ち粉をした台の上に取り出します。
打ち粉は、この時だけは小麦粉を使い、それから後は片栗粉を使います。
伸ばしたものを折りたたみ、また伸ばし、折りたたみ、また伸ばし…
を生地が滑らかになるまで繰り返す。
これからは、打ち粉に片栗粉を使います。
小麦粉は、もう使いません。
生地を細長く二等分して、さらに二等分します。
打ち粉を振り、向きを変えたりしながら、円形になるように伸ばします。
円形になっても、ならなくても、四角くなっても、餃子として包んで焼いてしまえば、ほとんど違いはありませんが、円形の方が美しいので、そうなるように伸ばします。
皮が5~10枚くらい出来た段階で、具を包みます。
そして、また皮を伸ばし、5~10枚くらいできたら具を包むという要領で作っていきます。
これは、出来た皮が乾燥してしまわないようにするためです。
4.具を包む
皮の中心にスプーンで具を乗せて、縁の部分を軽く水で濡らします。
皮の端からひだを付けながらくっ付けていきます。
5.焼く
スキレットを熱し、油をひいて、餃子を並べます。
火力は中火です。
焦げ目が付いてきたら、水100mlに片栗粉を小さじ1を溶かして注ぎ、蓋をして蒸し焼きにします。
スキレットだけでは、一度に焼ける数に限りがあるので、我が家では、スキレットと同時にホットプレートも動員して焼いてます。
しかし焼き上がりの美味しさは、スキレットで焼く方が抜群に美味しいです。
もうそれは、雲泥の差です。
スキレットでの餃子の焼き方について、詳しくは スキレットで餃子を焼く をご覧ください。
6.たれを作る
餃子を蒸し焼きにしている間に、たれを作ります。
たれの作り方は、わざわざ説明するほどの事でもないですが、醤油と酢を1対1の割合で混ぜるだけです。
ラー油は、お好みの量お使いください。
蓋を開けて、水分が飛んだら焼きあがりです。
7.食べる
パリッパリでふっくらジューシーに焼きあがりました。
毎回食べる度に感動の美味しさです。
しかし道というものには、これでおしまいという到達点はありません。
どこまでも餃子の道を極めるために精進を続けてまいります。
◆おまけ
手作り餃子が美味しいと言いましても、冷凍餃子とどのくらい違うのか確かめる為に
味の素の冷凍餃子を買ってきました。
これは、子どもの頃によく食べた記憶があります。
時代と共に、常に味を改良して、ロングランヒット商品となっている冷凍餃子ナンバーワン商品です。
今では、フライパンに油なし水なしで、羽根付き餃子ができるとの事。
餃子の底の部分に羽根成分と油が仕込んであるみたいです。
これをスキレットで焼きます。
鉄のフライパンで焼く場合は、少し油をひいてから焼きます。
火力は中火です。
すぐに蓋をして、約5分間蒸し焼きにします。
蓋を開けると…
ちょっと餃子が縮んでるぞ。
きっと水なしで焼けるようにするために、水分を凍らせて閉じ込めていたのでしょう。
その水分が無くなったから、縮んだのでしょう。
別にいいのですが、ちょっと驚きました。
最後に、こんがり焦げ目が付くまで焼きます。
焼けました。
パリッとした羽根付き餃子になりました。
結構美味しいです。
これが、特売だったおかげで近所のスーパーで189円(税抜き)で買えたのですから、とってもお買い得だと思います。
手作りする時間や手間が面倒な方は、味の素の冷凍餃子でも結構楽しめますよ。
しかし、餃子の道を極めようと思えば、絶対に手作りです。