納豆

納豆を干したら“家が地獄”になりました

納豆を干す

納豆を干したら“家が地獄”になりました

納豆を干したら、家が地獄になりました。
想像以上に臭いので注意が必要です。
干し納豆というものがありまして、それの作り方と食べ方をご紹介します。

【目次】
1.干し納豆とは
2.干し納豆の作り方
2ー1.納豆に味付けする
2ー2.干す
2ー3.2つの問題が発生
2ー4.オーブンで乾燥させるが、さらなる問題が発生!
2ー5.何とか干し納豆が完成
3.干し納豆に異変が
4.干し納豆をそのまま食べる
5.干し納豆を使った料理を2つご紹介
5ー1.干し納豆のおにぎり
5ー1.干し納豆のお茶漬け
6.干し納豆料理をいただく
7.干し納豆についての考察
8.まとめ
9.動画で説明

干し納豆とは


これは近所の八百一というスーパーで買ってきたものです。
売ってる店は少ないですが、このように市販品の干し納豆もあります。

ちなみに、干し納豆と似たような商品で、現代では、納豆を油で揚げたドライ納豆とか、フリーズドライ納豆とかも売ってます。
それらは全く別のものと考えてくださいね。


このような納豆の粒です。
表面に粘り気はなく糸は引きません。

味はタレで味付けされた納豆を干したという味です。
水分はほとんど飛んでるのでネチっと硬く、納豆臭は弱いです。

おそらく豆同士をくっ付かなくさせるために、浅い発酵で止めてるのだと思います。

昔は、保存食として干し納豆を作っていたと考えられます。
納豆は干さなくても腐りませんが、発酵が進んでしまいます。
干すと発酵度合いが食べ頃の状態で、発酵をストップできるので、手間をかけて干す意味があります。

今回は、この干し納豆を自作してみました。
それで、干し納豆を使った料理もご紹介します。

干し納豆の作り方

【干し納豆の材料】(今回作った量)
納豆 6p
醤油 少々

【干し納豆の作り方の手順】
1.納豆に味付けする
2.干す

簡単すぎます。
では、作っていきましょう。

納豆に味付けする

近江納豆

今回使った納豆はこれです。
画像は過去のものなので賞味期限が2023年となってます。
この記事は2026年に書いてます。


納豆6パックとタレと醤油少々を入れ、混ぜます。
干すときに納豆一粒一粒を独立させたいので、粘り気を出したくないので、あまり混ぜたくないです。
しかし、混ぜないことには味が偏ってしまいますから、混ぜるのは最小限にしておきます。

干す


ベランダに移動しました。
ザルにクッキングシートを広げ、混ぜた納豆をぶちまけます。


納豆を広げます。
やはり糸引いて粘るので、広げにくかったです。
このまま天日干しして、完全に乾いたら完成です。


昼に干しましたが、この日は夕方から雨が降りそうになったので、室内に取り込みました。

2つの問題が発生

室内に取り込んだはいいですが、置き場所がありません。
これが第一の問題。

さらに、家の片付けをして、第一の問題をクリアしても第二の問題が立ちはだかりました。

それは、納豆臭です。
これを干してる部屋に納豆臭が広がるのです。

オーブンで乾燥させるが、さらなる問題が発生!

100℃のオーブンで加熱すると、焦げる事もなく、素早く乾燥させることができます。

100℃のオーブンに入れ、およそ10分おきに乾いたか焦げてないかを確認します。

オーブンを使ったら1〜2時間で乾燥させる事ができます。
しかし、また問題が発生しました。
それは、納豆臭です。
しかも先ほどとはレベルが違います。


オーブンで熱せられた水分が蒸発するとともに、ものすごい納豆臭が家中に広がりました。
もし納豆嫌いの人だったら窒息死するかもしれないレベルです。

このタイミングで妻が外から帰ってきました。

うわ、なにこの匂い!?

キレ気味に驚いてました。

これは家族の理解無しには作れないレシピですよ。

換気扇のフィルター

換気扇はフル稼働がおすすめです。
納豆臭を外に逃すため、今度は近所から苦情がくるかもしれません。

納豆はクッキングシート2枚分に広げました。
オーブンにはクッキングシート1枚分しか入りません。
納豆は1時間程度で乾きますが、同じことを2クールやらなければいけません。
だから、2倍の時間納豆臭とお付き合いするはめになってしまいました。

でも匂いというものは、次第に慣れますから、納豆が乾いた頃には匂いも慣れました。

何とか干し納豆が完成


このようにクッキングシート2枚分が乾きました。

納豆のネバネバは、乾燥したら、パリパリに変わりました。


クッキングシートからパリパリと剥がします。

ちなみに、パリパリに乾燥する直前の段階では、セメダインのような強力な粘着力になってました。
粘着力が残っているか、それともパリパリになったかで、乾燥度合いを知ることができます。

ほぐしながら、剥がしていきます。


適当な容器に入れました。

これで干し納豆の完成です。

干し納豆に異変が


干し納豆は、長期保存が効くので、容器に蓋をしてそのまま何日か放置してました。

すると、異変が起こりました。


どうやら納豆の水分が完全に飛んでなかったようです。
納豆の内部に余分な水分が潜んでいて、時間と共に、全体に水分が広がったのではないかと考えられます。

乾燥してパリパリ化したネバネバが、セメダインみたいな粘着力を復活させました。
これは食品の粘着力というより、工業製品の粘着力ですよ。

だからといって、扱いにくくなっただけで、食品としては何の問題もありませんので、このまま食べようと思います。

干し納豆をそのまま食べる


美味いです。

ちゃんとタレと醤油で味付けした納豆の味してます。
オーブンで乾燥させたために、少し醤油がこんがりして、それもまた美味しいです。
市販品よりも、納豆臭は強く発酵が進んでいます。

あれだけ納豆臭を発散させても、まだ衰えません。

干し納豆は、このようにそのまま食べてもおやつとして楽しめますが、干し納豆の魅力を引き出す料理法があります。

干し納豆を使った料理を2つご紹介

おにぎりにするのと、お茶漬けにするのが、最も美味しいと思います。

という訳で、干し納豆のおにぎりとお茶漬けを作っていきましょう。

干し納豆のおにぎり


炊きたてのご飯に、干し納豆を混ぜます。
手を濡らして、塩をつけて、握ります。


干し納豆のおにぎりの完成です。

おにぎりは、すぐに食べずに、しばらく置いて食べる方が美味しいです。

納豆がご飯の水分を吸い柔らかくなり、さらに味が全体に馴染むからです。

朝作って、お昼のお弁当とかにするのがいいですね。
ピクニック等に持って行くのがおすすめです。

匂いがするので、オフィスで食べるお弁当にはやめておいたほうがいいと思います。

昔はこういうおにぎりも普通にあったと考えられます。

干し納豆のお茶漬け


ご飯の上に干し納豆を乗せます。


お茶漬けは手抜きしてこれを使います。


お湯を注ぎます。


干し納豆茶漬けができました。

干し納豆料理をいただく


まずはお茶漬けをいただきます。

美味しいです。

熱湯を注いでも、干し納豆はすぐに水分を吸うわけではありませんから、硬いです。
ご飯の粒の食感、あられのサクサク、干し納豆のネチネチとした硬さ、さまざまな食感が口の中に混ざります。

いろんな食感が混ざることで美味しさが増します。
また、味に飽きがこなくなります。

お茶漬けの味をサラサラと流し込んだ後で、ネチネチと硬い納豆を噛み締め、納豆の味が余韻として残ります。

そんな美味さがあります。


おにぎりをいただきます。

画像のように、少し糸を引きます。
そして、納豆臭もします。

すでに説明しましたが、納豆がご飯の水分を吸って少し柔らかくなり、納豆の味がご飯に染み込んで、味が馴染んでます。

美味しいです。

このように、干し納豆の特徴を活かした料理法があります。
料理法についての研究は、あまり進んでないので、今後も美味しい発見をしたら、お知らせしますね。

干し納豆についての考察

干し納豆は保存のために作られたものだと思います。

現代では、いつでもスーパーやコンビニに行ったら、新鮮な納豆を売ってるので、干して保存する必要は全くありません。

干し納豆を作るのは、「昔はこんな食べ方もしてたんだろうな…」という趣味の世界ですね。

干し納豆のおにぎりは、戦国時代の糧食になっていたのではないか、とも考えられます。
いや、実際に作られていたみたいです。
干し納豆のおにぎりを食べながら戦国時代に思いを馳せる事もできますね。

料理から歴史にアプローチするなんて、それもまた面白いですね。

戦国時代なら、ご飯も干して、乾飯と、干し納豆を持ち歩いてたかもしれないなぁ…
などと、色々考えてしまいます。

というわけで、干し納豆は家族の理解がある方だけ挑戦してください。

今回は、料理の具材として食べましたが、実は調味料として使えるかもしれないという可能性がありまして、それも研究しています。

あと、納豆スイーツも研究中です。
納豆スイーツって、美味しくできるんでしょうか?

また面白いアイデアがあればコメントで教えてくださいね。

まとめ

オトコ中村

干し納豆は、納豆を乾燥させるだけで作れるシンプルな保存食ですが、実際に作ってみると想像以上に手強かったです。

味はしっかり納豆で美味しく、おにぎりやお茶漬けにすると特に相性が良いです。
一方で、乾燥中の納豆臭はかなり強烈で、家中に広がるため注意が必要です。
また、水分が完全に抜けていないと再びくっ付くなど、扱いにも少しコツがいります。

結論としては、
おすすめ度は低いですが、ネタとしては非常に面白い料理です。
干し納豆は、昔の保存食や食文化に触れられる面白さもありますので、興味のある方はぜひ挑戦してみてください。
ただし、作る際はくれぐれも家族の理解と換気対策を忘れずに。

動画で説明

動画では私が実演してます。
動画でしか表現できないこともあるので、併せてご覧ください。

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このブログを書いてる人

オトコ中村
京都在住 40代 料理を通じて皆が健康で幸せになればいいなと思っている。
YouTubeもやってます。
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詳しくは プロフィールのページ をご覧ください。

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