珍しいコーヒーの燻製に挑戦です。
燻製コーヒーは、焙煎したコーヒー豆を燻製にします。
その燻製にした豆および、その豆で淹れたコーヒーの事を燻製コーヒーと言います。
燻製技術としては、入門編くらい易しいものです。
コーヒー豆は、いつものように、フライパンで焙煎しました。
もちろん市販の焙煎豆を使っても良いです。
※コーヒーの焙煎については
↓以下の記事をご覧ください。
燻製コーヒーの作り方
蓋付きバーベキューコンロで、サクラのスモークウッドに粉末ピートを少し配合して点火します。
焼き網を乗せ、その上に、アルミホイルの中心部に煙の抜ける穴を開けて、またアルミホイル全体にも煙の抜ける小さい穴を開けてコーヒー豆を均等に並べます。
3時間くらいこのように、空気にさらしました。
スモークの香りがプンプンしてます。
その後、瓶に入れて一晩置きました。
燻製コーヒーを飲んでみる
ペーパードリップで淹れます。
この時点では、スモークの香りとコーヒーの香りの両方が漂ってます。
お味は?
おお…
おお!!
まず、漂う香りがスモークの香りとコーヒーの香りです。
そして、口に含むとコーヒーの味と香りが広がり、同時にスモークの香りが広がります。
後味も、コーヒーの味と香りとスモークの香りを同時に感じます。
コーヒーの香りとスモークの香りが混ざって全く違う色の香りになるかと言うと、そうではなく、コーヒーの香りとスモークの香りが、混ざり合って別々に主張してました。
結局、平凡な表現ですが、燻製コーヒーは、コーヒーの味と香り、そしてスモークの香りを同時に楽しめるものでした。
燻製コーヒーというのは、嗜好の多様化による一つの到達点で、こういうのもアリだと思いますが、コーヒーを燻製にしたからといって別に美味しく変身するという訳ではありません。
もちろんマズくなる訳でもないので、新たなる選択肢の一つとして、コーヒーの楽しみの幅が広がりました。