パイナップルを頂きましたので、このようにカットして食べま~す。
…と、普通ならここで話は終わるのですが、ここからが話の始まりです。
外側の本当に硬い部分は捨てますが、皮の内側の、ブツブツの部分以外は食べられます。
まだ食べられる部分がたくさんありますね。
また、パイナップルの芯も硬いですが、捨てるほどの硬さではありません。
意外と美味しく食べられますよ。
市販のパインジュースは、こういった部分をジュースにしてるのですよ。
知ってました?
たまに、皮の近くに種が見つかる事があります。
パイナップルは、自家不和合性と言って、同一品種の種を作りません。
通常だとパイナップル畑には同一品種のみが植えられるので、種は出来ませんが、他の畑から違う品種の花粉が飛んできて種を作る事があります。
それが、この種です。
もし、この種を植えて、ちゃんと育てる事が出来れば、パイナップルを収穫する事だってできますよ。
パイナップル1個分の皮と芯の部分ばかりを集めると、結構まとまった量になりました。
砂糖をドバーっと入れて煮詰めると、パイナップルジャムの出来上がりです。
このジャムを使って台湾名物の鳳梨酥(パイナップルケーキ)を作ってみましょう。
鳳梨酥(パイナップルケーキ)の作り方
ジャムの完成量が230gくらいだったので、約15gずつ15等分にして冷蔵庫で冷やしておきます。
薄力粉 180g
カスタードパウダー 20g(コーンスターチでも可)
バター 100g(柔らかくしておく)
粉砂糖 50g
卵 40g
全ての材料を混ぜて、冷蔵庫で1時間くらい寝かせる。
つなぎ目を下にしてクッキングシートを敷いた天板に乗せる。
本場台湾の鳳梨酥は、四角い型に入れて焼くのですが、家に型がないので、そのまま焼きます。
型がないので、形があまりきれいではありませんが、良しとしておきます。
それよりも、すごく良い匂いです。
これがパイナップルの捨てる部分だけで作ったというのが信じられません。