鴨川の野草

ヒルガオは食べられます。世界で最も美味しいお花です。

ヒルガオ

ヒルガオは食べられます。
世界で最も美味しいお花です。

世に様々なエディルフラワーが売られていますが、それらを凌駕する美味しいお花があります。
それは、ヒルガオです。
では、なぜヒルガオは美味しいのに売られていないのでしょうか。
その理由と、ヒルガオの美味しい食べ方をご紹介します。

【目次】
1.ヒルガオを採取する
2.ヒルガオの花を観察する
3.ヒルガオの味
4.【豆知識】ヒルガオの仲間について
4–1.アサガオ
4–2.サツマイモ
4–3.ユウガオ
4–4.ヨルガオ
5.ヒルガオのサラダを作る
6.【おまけ】ヒルガオのおひたし
7.ヒルガオの花が八百屋で売られてない理由
8.まとめ
9.動画で説明

ヒルガオを採取する


ここは京都の鴨川です。


河川敷には、このようにヒルガオの花が咲いています。

ヒルガオは蔓性の植物なので、他の植物に巻きついて生えています。

ヒルガオは地下茎でどんどん繁殖するので、このように、野生の環境でも強く花を咲かせるのです。


お花の部分だけを指で摘んで引っ張れば、簡単に取れます。

茎は硬くて食べられないので、お花だけを採るといいです。
葉は食べられるので、葉は採ってもいいです。


これだけ収穫できました。

ヒルガオの花を観察する


ご覧の通り、アサガオに似た綺麗なお花です。
アサガオもヒルガオも、合弁花と言って、花びらがくっ付いて1枚のようになってますが、本当は5枚らしいです。
「おしべ」が5本、「めしべ」が1本あります。


苞葉(ほうよう)と言われる葉が萼(がく)を覆っています。

意味分かりますか?
別に分からなくても良いですよ。

ヒルガオの味

そして、ヒルガオの花をこのまま丸ごと食べてみますと…

美味しいです。

甘味があって、少しお花の良い香りが感じられます。

アクとかエグ味は全く感じません。

例えて言うなら春キャベツのような味です。
野菜感覚で食べられますよ。

【豆知識】ヒルガオの仲間について

ちょっと話は脱線しますが、ここではヒルガオの仲間について4つの植物をご紹介します。

アサガオ


ちなみに、アサガオは、ヒルガオ科の植物です。
そしてヒルガオは、もちろんヒルガオ科の植物です。
だからアサガオの花とヒルガオの花は似てるのです。

アサガオは、食べられるのかと言うと、食べない方がいいです。
アサガオの種子には毒があるので、種子は食べてはいけません。
お花に毒は無いと思いますが、積極的に食べるものでは無いと思います。

サツマイモ


これはサツマイモのお花です。
サツマイモは、ヒルガオ科の植物です。
サツマイモの根を食べるのはご存知の通りですが、サツマイモはヒルガオに似たお花を咲かせます。

ユウガオ


ユウガオはウリ科の植物です。
ヒルガオに似てません。
ヒルガオのように合弁花でありませんし、ウリ科の植物は、雄花と雌花があります。
画像は雄花だと思います。
そして、ユウガオが咲いた後にできる実は、かんぴょうです。

ヨルガオ


ヨルガオもヒルガオ科の植物です。

ヨルガオの事はあまり詳しく知りません。
調べてもあまり詳しい事はわかりませんでした。
とにかく、ヒルガオの仲間で夜に花を咲かせるからヨルガオと言います。

ヒルガオのサラダを作る

さて、ヒルガオの花はそのまま食べて美味しいので、そのままサラダにするのがオススメです。


まずは水洗いします。


軽く洗うだけで、花が萎んでしまうので、激しく洗わないように注意しましょう。


お皿にレタスを盛って量を増やします。
その上に、ヒルガオを乗せて、トマトとレモンを飾りました。


ドレッシングをかけて完成です。


ヒルガオのサラダです。

レタスもヒルガオも爽やかでシャキシャキとした食感で、全く違和感ないです。
美味しいです。
普通に野菜サラダとして食べられます。
ドレッシングをかけるとヒルガオの甘味や香りが分かりにくくなりますが、サラダはドレッシングをかけないと美味しく食べられません。

ヒルガオの香りを活かせるドレッシングを開発すれば、めちゃくちゃ美味しいサラダとして完成するでしょう。
極めて需要の少ないドレッシングですが…

ヒルガオは、雑草として生えているにも関わらず、レタスと同じような美味しさなのです。
そして。見た目も美しい。
サラダに彩りを与えてくれます。

【おまけ】ヒルガオのおひたし


おまけですが、ヒルガオの花を軽く湯通ししてから、おひたしにしても美味しいです。

ヒルガオの花が八百屋で売られてない理由

ヒルガオがこんなに美味しい食材なら、栽培して八百屋さんで売れば良いのにと思います。

栽培も簡単ですよ。
勝手に生えて、病虫害に強く、勝手に花を咲かせますからね。

しかし、ヒルガオの花には、販売に向かない決定的な特徴があります。

ヒルガオの花は、摘んだらすぐに萎れてしますのです。
そもそもヒルガオは、朝から昼にかけて咲き、夕方に萎むからヒルガオという名前なのです。
ちなみにアサガオは朝に咲いて昼には萎むからアサガオです。
ヒルガオは朝顔よりは長く咲きますが、それでも夕方には萎むのです。
摘んだらさらに早く萎むでしょう。

そんなに儚い花なので、売ろうと思って収穫しても、お店に並ぶ頃には萎れてます。
萎れた花なんて、あまり買う人はいないでしょう。

だからヒルガオの花を売ることは出来ないのです。

売ってませんが、自分で摘んできたらこの美味しさを楽しむことができますよ。
これも野草の楽しみの1つですね。

まとめ

  • ヒルガオはヒルガオ科の植物。地下茎で繁殖する。
  • お花の部分だけを摘み取る。茎は硬い。葉も食べられる。
  • ヒルガオの花は甘味があって、少しお花の良い香りがする。アクとかエグ味は全く無い。
  • アサガオ・サツマイモ・ヒルガオ・ヨルガオはヒルガオ科。ユウガオはウリ科。
  • ヒルガオの花はすぐに萎れるから美味しいけど売れない。

ヒルガオが美味しい事を知ると、車で走っていて中央分離帯に咲くヒルガオの花を見ると、美味しそうだな〜と思ってしまいます。
そう思ってる人はあまり居ないでしょうが、野草を知ると見る目が変わりますよ。

動画で説明

動画では私が出演して、実際に収穫してサラダ作りを実演して、熱く語ってます。
動画でしかお伝えできないこともあるので、併せてご覧ください。

シロザの料理

その他の野草

2022/8/8

シロザは野草にしておくにはもったいない。栽培して八百屋さんで売ってほしい

シロザは野草にしておくにはもったいない。栽培して八百屋さんで売ってほしい シロザという野草は、栽培して八百屋さんで売ってほしいくらいに美味しいです。今回は、シロザを収穫して3品の料理を作ります。 【目次】1.シロザを収穫する2.シロザの下ごしらえ3.シロザの菜飯4.シロザのおひたし5.シロザとお揚げの味噌汁6.シロザの料理をいただく7.まとめ8.動画で説明 シロザを収穫する 我が家の近くの公園に生えてました。 これがシロザです。 ちょっと葉の部分に白い粉のようなものが付いてるのでシロザと言います。シロザの ...

ReadMore

イノコヅチ

京都御苑の野草

2022/8/1

イノコヅチ(ひっつき虫)の美味しい料理法

イノコヅチ(ひっつき虫)の美味しい料理法 服に種が付く「ひっつき虫」の一種である「イノコヅチ」という野草は、食べることができます。イノコヅチの美味しい食べ方をご紹介します。 【目次】1.イノコヅチを収穫する2.イノコヅチを下処理して胡麻和えを作る3.イノコヅチ茶を作る4.イノコヅチの胡麻和えとイノコヅチ茶の味5.まとめ6.動画で説明 イノコヅチを収穫する 我が家の近所に、このように、イノコヅチが生えている所があります。 調べると、イノコヅチには「ヒカゲイノコヅチ」と「ヒナタイノコヅチ」があるようです。文字 ...

ReadMore

自家製バルサミコ

2022/7/26

バルサミコ酢を葡萄ジュースから作る方法

バルサミコ酢を葡萄ジュースから作る方法 お家で、葡萄ジュースから本格的なバルサミコ酢を作る事ができます。バルサミコは、イタリアのモデナ地方に伝わる、葡萄果汁を醗酵させて作るお酢であり、醗酵食品です。今回は、バルサミコ酢の作り方を発酵初心者の方でも分かるように丁寧にお伝えします。 【目次】1.バルサミコとは2.今回作るバルサミコは3.バルサミコの作り方の流れ4.バルサミコの材料5.工程1.葡萄果汁を煮詰める6.工程2.アルコール発酵させる6–1.アルコール醗酵開始から1日経過6–2.アルコール醗酵開始から5 ...

ReadMore

セイタカアワダチソウあんぱん

パン系 鴨川の野草

2022/7/20

セイタカアワダチソウあんぱんの作り方

セイタカアワダチソウあんぱんの作り方 皆様は、セイタカアワダチソウをただの雑草だと思ってませんか?セイタカアワダチソウは食べる事ができるのですよ。しかも、美味しいのです。さらに、驚くことに、薬効も期待できます。 セイタカアワダチソウについては、過去記事で詳しく述べました。 オトコ中村の楽しい毎日  4 Pocketsセイタカアワダチソウの美味しい食べ方https://otokonakamura.com/seitakaセイタカアワダチソウの美味しい食べ方あの力強い野草のセイタカアワダチソウは、美味 ...

ReadMore

らっきょう漬け

その他の漬物・発酵

2022/7/9

らっきょう漬け 酢を使わずに発酵によって酸味を出す方法 放置するだけで出来ます

らっきょう漬け酢を使わずに発酵によって酸味を出す方法放置するだけで出来ます 酢を使わず発酵によって酸味を出すらっきょう漬けの作り方をご紹介します。水・砂糖・塩を混ぜた漬け汁にらっきょうを漬けて放置するだけです。こんなに簡単なのに発酵による旨味と深い味わいがあり、めちゃくちゃ美味しく漬かります。 【目次】1.らっきょうの下ごしらえ2.漬ける3.漬ける際の注意点4.らっきょうの経過観察4–1.漬けてから5日経過4–2.漬けてから8日経過4–3.漬けてから19日経過4–4.漬けてから33日経過5.1ヶ月熟成発酵 ...

ReadMore

このブログを書いてる人

オトコ中村
京都在住で2児の父 40代 料理を通じて皆が健康で幸せになればいいなと思っている。
ツイッターで更新情報など色々呟いてます。
詳しくは プロフィールのページ をご覧ください。

-鴨川の野草