キャンプで作ったクリスマスケーキ(2017年クリスマス料理 前編)
の続き
クリスマスにちなんだアウトドア料理という事で、骨付きチキンのパエリアを作ろうと思いました。
骨付きの鶏モモ肉のパエリアです。
あのデカイ骨付きの鶏モモ肉を、そのままパエリアの中にぶち込んでも、鶏全体に火が通るのでしょうかね。
皮がふにゃふにゃに仕上がるとあまり美味しくないでしょうね。
最初に表面をパリッと焼いても、フライパンに接する部分だけはパリパリに焼けるでしょうが、それ以外の皮が、やはりふにゃふにゃになりそうです。
そこで、まず骨付きチキンを炭火で焼いてから、焼けたチキンをパエリアに放り込む作戦に出ることにしました。
これぞアウトドアという作り方ですね。
骨付きチキンの炭火焼パエリア
骨付き鶏モモ肉 2個
お米 2合
里芋 1パック
赤パプリカ 1個
ニンニク 1かけ
オリーブオイル 15ml
白ワイン 30ml
【パエリアスープ】
水 400ml
固形スープの素 1個
ケチャップ 50g
薄口醤油 15ml
サフラン 0.1g
※パエリアスープの作り方は 絶対に美味くできるパエリアの作り方とレシピ をご覧ください。
まず骨付きチキンを焼く
骨付きチキンは塩とコショウ(分量外)をまぶして、フォークを刺して皮に穴を開けておきます。
炭火でガンガン焼きます。
中まで完全に火が通らなくても、後で煮込むので、大丈夫です。
とにかく皮をパリパリに焼く事が目的なので強い火力でパリッと焼きます。
全体にパリッっと焦げ目が付くように、移動させながら焼きます。
実際に焼いてみて分かりましたが、この大きさのチキンを焼こうと思えば、表面をパリッと焼くという目的があろうが無かろうが、強い火力が必要でした。
焼けたチキンは、ひとまず置いておきます。
パエリアに取りかかる
スキレットを温め、オリーブオイルを入れ、ニンニクを炒めます。
里芋を入れます。
何故、チキンのパエリアに里芋を入れるのか?と言うと、近くの道の駅で売っていて美味しそうだったからです。
この里芋は「京北(けいほく)子宝いも」と言って、里芋の突然変異でできた新しい京野菜です。
従来品種より、とろみ成分が多く、皮を剥く時に手が痒くなりにくいといった特徴があります。
道の駅で見つけて美味しそうだと思い、パエリアに入れる事にしました。
京北子宝いもが手に入らない場合は、普通の里芋か、ジャガイモでも大丈夫です。
実は、最初はジャガイモを入れようと思ってたくらいですから。
赤パプリカを入れ炒め、白ワインを入れます。
洗ったお米を入れます。
無洗米なら洗わずに入れてOKですが、その場合は、パエリアスープの水を50mlくらい多くしましょう。
パエリアスープを入れます。
スープが沸いてきたら焼いたチキンを入れます。
芋を移動させたりして、チキンがピッタリはまるように調節します。
蓋を閉めて10分間煮込みます。
10分後
蓋を開けて様子を見ます。
少し余分な水分が残っているので、水分を飛ばします。
画像左側あたりにグツグツと沸いてる部分がありますが、沸いている部分が無くなるまで水分を飛ばします。
3分くらい蓋を開けて水分を飛ばしました。
水分が飛んで、ちょうどいい感じになりました。
蓋を閉めて、火から外して10分間蒸らしたら完成です。
ではいただきます。
味は絶品です。
口の中で美味しさが爆発しました。
炭火焼チキンが美味しいのはもちろんですが、その味が全体に広がって、全てに良い味が出てます。
また、里芋のとろみも全体に広がって、とろみのおかげで美味しさが口の中にしつこく残ります。
美味しさがしつこく残ると言うのは、幸せが長続きするという事です。
とろみが願ってもない効果を発揮してくれました。
もちろん、とろみだけでなく、里芋も柔らかく美味しいです。
炭火で調理したというのも、炭の遠赤外線効果で食材がふっくらと美味しく仕上がったのでしょう。
手間隙かけて作った甲斐がありました。
また食べたいなぁ。
などと、大絶賛でしたけど、家では作れない味です。
アウトドアだから出来る美味しさなのです。
最後に
アウトドアで作るスイーツは、家で落ち着いて作るよりも味は劣るかもしれませんが、楽しいアウトドアで作ったというテンションが加わり、味以上の美味しさと満足感があります。
だから今後とも、どんどん追求していきたいと思います。
繊細なスイーツと違い、料理は豪快にアウトドアで作る方が家で作るより美味しいです。
おまけに、アウトドアで作ったというテンションも加わる訳ですから、どれだけ美味しく感じる事か。
だからアウトドア料理は面白くてたまりません。