またベーコンを手作りしました。
これは、国産豚バラ肉を、自家製味噌と自家製酒かすと塩を混ぜたものに20日くらい漬け込んでからスモークしたものです。
20日も漬け込んだ理由は、漬けたまま忘れて放置していただけで、普通は10日以上漬けたらそれで良いと思います。
図らずも長期間漬けていた為か、しっかりと味噌の深い味わいが感じられて、自分では上出来だと評価しています。
国産の豚肉で作るから、作り方が下手であろうと何であろうと素材の力があり美味しいです。
手作りベーコンの味を知ったら、もうやめられません。
スーパーで国産豚バラ肉の塊が半額で売っていると、迷わず買ってベーコンにしてしまうようになりました。
と言うか、私のお財布事情では半額じゃないと買えません。
※ベーコンの作り方は ベーコン作りに挑戦! をご覧ください。
さて、このベーコンを使ってアメリカで話題のベーコンチョコレートを作ってみます。
そんな料理があるなんて最初に知った時は、驚きましたが、ポテトチップスチョコや、柿の種チョコなどがある事を思えば、あまり不思議ではないですね。
ポテトチップスチョコも柿の種チョコも美味しいですから、きっとベーコンチョコレートも美味しいに違いありません。
ベーコンチョコレートの作り方
ベーコンを細く切ってフライパンでカリカリに炒めます。
カリカリベーコン。
これを溶かしたチョコレートにくぐらせるのですが、その前に現時点で十分に美味しく、ついつい、つまみ食いしてしまいます。
このベーコンは、コショウなどの香辛料は一切使わずに、自家製味噌と自家製酒かすと塩のみで味付けしているので、少し肉の臭みが残ってます。
その臭みが、味噌の香りとマッチして案外悪くないのです。
豚汁をイメージしていただくと分かりやすいかも知れません。
臭みと味噌とスモークによる何ともいえない余韻馥郁たる香りが広がり、うっとり陶酔してしまいます。
ビールがあればもう死んでも良いくらいです。
チョコレートでコーティングして、冷やしました。
ベーコンチョコレートの完成です。
では、早速いただきます。
パク。
モグモグ…
う~ん…
最初食べた印象は、正直言って悪かったのですが、1日置いて食べると味が落ち着いて美味しくなってました。
美味しくなったとは言え、大して美味しくありません。
ベーコンとチョコレートの味は、見事に溶け合ってましたが、それが特に美味しいという訳でもないのです。
ベーコンの味が個性的だったからかな?
もしかしたらアメリカ産のベーコンで作った方が美味しいのかも知れません。
まあ、こんなものか。
世界は広いから、世の中にこんな料理が存在してもいいでしょう。
というのが感想。