
アーモンドで作る味噌|大豆味噌との違いと味噌汁の感想
大豆の代わりにアーモンドを使って味噌を作ってみました。
アーモンド味噌の作り方と味、そしてアーモンド味噌で作った味噌汁のレポートです。
【目次】
1.アーモンド味噌を仕込む(2026年2月1日)
2.アーモンド味噌の完成(2026年10月10日)
3.アーモンド味噌を味見する
4.豆腐とわかめのアーモンド味噌汁を作る
5.豆腐とわかめのアーモンド味噌汁をいただく
6.まとめ
7.動画で説明
アーモンド味噌を仕込む(2026年2月1日)

アーモンド味噌の材料(今回作った量)
皮なし生アーモンド 100g
米麹 100g
塩 40g
皮無生アーモンドホール / 100g 富澤商店 生アーモンドホール
味噌にアーモンドの皮は不要なので皮なしのアーモンドを使っています。

アーモンドをたっぷりの水に一晩浸けておきます。

翌朝、少し水を吸って膨らみました。
大豆の場合はこれを茹でてから潰します。
大豆は、生食がダメですから茹でるのは当然です。
アーモンドは、生食も一応OKなので、今回は茹でずに潰して味噌にしてみようと思います。
アーモンド味噌は、伝統的に作られてきたようなものではないので、こうすべきだという作り方はまだ確立されていません。
私が紹介する方法は、最適解とは限らない実験的な作り方です。
そのことを理解したうえで読み進めてください。

すり鉢でアーモンドを潰します。
さすがに生では潰しにくかったです。
でもたった100gですからすぐに細かく潰れました。

米麹と塩を加え、潰しながら混ぜます。
混ざってきたら水を加え硬さを調節します。
いわゆる普通の味噌と同じ硬さになるように水を加えます。

適当な容器に隙間ができないようにゴムベラで押さえながら詰め込み、表面を平らに均します。

空気に触れないように表面にピタッとラップを貼ります。

これで仕込みは完了です。
このまま秋になるまで放置です。
アーモンド味噌の完成(2026年10月10日)

普通の味噌と同様に夏を越して秋になり、味噌らしい色になりました。

蓋を開けます。
アーモンドの香りがします。
アーモンドオイルの香りと言ったほうがいいかもしれません。

ラップをめくりました。
少し白いカビが発生しています。
これはきっと安全なコウジカビだと思うのですが、わからないので取り除きます。

取り除きました。
アーモンド味噌を味見する

では、少しいただきます。
すごいアーモンドの香りです。
というかアーモンドオイルの香りです。
そして味噌の味です。
口の中で溶けて味噌の味が広がった後に、アーモンドの細かい粒が口に残り、それをムシャムシャと噛み砕いて食べました。
細かくすり潰したつもりでしたが、粒が残っていました。
完全にペースト状になったアーモンドは発酵によって溶けているようですが、粒のアーモンドは発酵の力では溶けずに、味噌の味が染み込んだアーモンドとして残っています。
比較のために、大豆で作った味噌も食べてみました。
大豆の味噌は全て口の中で溶けていきました。
そして、アーモンド味噌に比べ甘味を強く感じました。
アーモンド味噌は、大豆味噌に比べて塩辛く感じました。
塩分濃度は同じなのに、そう感じました。
大豆味噌の方が甘いから、塩味もマイルドに感じたのだと思います。
甘味の差は糖質の含有量の差ではないかと思って、アーモンドと大豆の栄養成分を調べてみました。

甘味の元となる糖質は、アーモンドの方が若干多いみたいです。
それなのにアーモンド味噌の方が甘味が弱いのは、茹でずに仕込んだのが原因なのではないかと現時点では考えています。
また、脂質の含有量は圧倒的な差があります。
アーモンドオイルの香りがするというのも頷ける結果です。
では、このアーモンド味噌を使って料理を作ってみようと思います。
どのような料理法が最適なのかは分かりませんが、味噌といえば味噌汁だから、まずは定番の味噌汁を作ってみます。
豆腐とわかめのアーモンド味噌汁を作る

お出汁にアーモンド味噌を溶かし、豆腐とわかめを入れました。

お椀によそって刻みネギを乗せて完成です。
豆腐とわかめのアーモンド味噌汁をいただく

では、豆腐とわかめのアーモンド味噌汁をいただきます
やはり味噌汁でも最初にアーモンドの香りが来ました。
アーモンドの香りが来るけど、ネギとわかめと豆腐は一般的な味噌汁と共通の具材だから、やっぱりお味噌汁だなぁという感じはあります。
でも違います。
何と言っても香りが違う。
最高の組み合わせではないです。
けど、一応味噌汁にはなっているって思いました。

味噌汁になってるとは思えないよ。
もうだって、最初から最後までナッツだもん。
森のスープと呼ぶわ。

森!?

これはね、何かの味に似てるよ

何かの味、何?

これはね、蜜蝋粘土の味に似てるよ。

えっ蜜蝋粘土の味!?
食ったことあんのかい?

だって粘土で何か作るやん。
いい匂いしてるから。
ちょっと食べたくなるやん。

うん、で、食べたの?

食べてみようかなって思って
一かけら…

うん、食べたの?

何となく…

何となく食べたの?

甘い香りするやん。

それで、蜜蝋粘土は食べたの?

食べたよ。

え!!食べたことあんのかい!?
その時の味がしたのか。

やっぱり油の味なんだろうね。

うんうん。
油の香りするね。

木と森にある油の香り。
それがね、本当に最初から最後まで。
でも変なエグ味は感じられない。

エグ味はないね。

これ、味噌汁の中に豆腐とわかめと入ってるけど、汁の中に溶け込んでないよ。
味噌汁ってさ、お汁が具の味するやん。
けどこれはもう、お汁はもうアーモンドでしかなくて…

うんうん。

具を食べたら、その具の味がする。
お味噌汁ってこれは全体で一つのお味噌汁やん。
お汁飲んだだけで何の味噌汁か分かる。

うんうん。

でもこれは分からない、もうナッツ。

ナッツの主張が強いんかな。

めちゃくちゃ強い。
お出汁が入ってないみたい。

出汁はしっかり取ったで。

ナッツのお出汁みたい。
だから、味噌汁じゃなくて洋風のものに合わせたらいいのかもしれないね。

そうやね。
調理法はこれから研究せなあかんねん。

口の中がナッツのいい香りが広がってる。
というわけで香りが特徴的な味噌です。
まとめ
アーモンド味噌(皮なし生アーモンド100g・米麹100g・塩40g)を、2026年2月1日に仕込んで10月10日に開封しました。結果をまとめます。
・香り:強いアーモンドオイルの香り
・味:味噌の味。細かいアーモンドの粒が残り、噛んで食べる食感
・大豆味噌との違い:甘味が弱く、塩辛く感じた(茹でずに仕込んだことが一因かも)
・味噌汁:一応味噌汁になるが、最初から最後までナッツ。妻の感想は「森のスープ」
・今後:洋風の料理など、合う料理法を研究する
茹でずに仕込む実験的な方法でしたが、大豆味噌とはまったく違う、香りが特徴的な味噌になりました。
動画で説明
動画では私が実演しています。
動画でしか表現できないこともあるので併せてご覧ください。






