
3万人突破記念雑談のはずがYouTube攻略記事になってしまったけど後半に雑談もします!
2020年2月27日に始めたYouTubeですが、おかげさまで2025年9月23日にチャンネル登録者が30,000人を突破しました。
30,000人になるまでの話や、YouTubeに関する雑談などを書こうと思ってたのですが、書き進めるうちにYouTube攻略法を自分のチャンネルの数値を使い詳しく説明する記事になってしまいました。
後半は30,000人になるまでの話や、YouTubeに関する雑談などになっています。
7000文字を超えてしまう内容なので、目次から気になるところだけでも読んでいただければと思います。
【目次】
1.再生回数の伸び方について
2.視聴者の反応はどのように判断するのか
2ー1.インプレッションのクリック率
2ー2.視聴維持率と平均視聴時間
3.クリック率が重要な理由を具体例を用いて説明
4.登録者3万人になってどうなったか
5.YouTube撮影に使用している機材
5ー1.カメラ
5ー2.レンズ
5ー3.マイク
5ー4.照明
6.今後の抱負
7.まとめ
8.動画で説明
9月23日にチャンネル登録者が30,000人を突破しましたが、調べてみたら20,000人を突破したのが、ちょうど1年前の9月23日でした。
ぴったり1年で10,000人増えたという事です。
チャンネル開設から5,000名までの話は以下の記事をご覧ください。
5,000名から10,000までの話は以下の記事をご覧ください。
10,000名から20,000名までの話は以下の記事をご覧ください。
今回は20,000名から30,000名になるまでの話です。
再生回数の伸び方について
私のチャンネルは、登録者が15,000名の頃までは、再生回数の伸び方の傾向が少し特殊でした。
その頃は、動画を投稿してもあまり再生回数が伸びず、投稿後1年経ってから急に再生回数が伸びるという傾向がありました。
ほとんどの動画は1年経っても再生回数が少ないままですよ。
伸びた場合でも、1年経ってからだったという事です。

これはある動画の再生回数のグラフですが、動画を投稿して1年後に急激に再生回数が伸びている事がわかります。
この動画は最も顕著な例ですが、他の伸びた動画でもこういう傾向がありました。
それが最近は、動画を投稿してからすぐに再生回数が伸びる傾向に変わりました。
推測ですが、チャンネルが弱小だった頃は、YouTube側からの評価が低かったために、動画を投稿してもあまりおすすめしてもらえなかったのかもしれません。
YouTube側が、1年間ジワジワと視聴者の反応を見て「この動画は悪くない」と判断したために再生回数が伸びたのかもしれません。

動画のネタが料理なので、料理の場合は1年経ってもネタとして通用するし、料理は季節が関係するから、動画を投稿してから1年経った頃に、情報としての旬を迎えるので、再生回数が伸びるという傾向もあったと思います。
これが時事ネタだったら1年経ったら情報としての賞味期限が切れてますから、1年後に再生回数が伸びるなんて事はありません。
料理にも流行がありますから、流行に左右されるような料理のネタだったら、時間と共に情報としての価値が落ちて、見てもらえなくなります。
私が取り扱う料理は、流行に左右されない傾向のものが多いです。
だから、価値の高い唯一無二の動画を作れば何年経っても見てもらえると思います。
チャンネル登録者が、だいたい15,000名を超えた頃から、視聴回数の伸び方は変わってきました。
動画を投稿してすぐに、YouTube側が「ちょっと試しに色んな視聴者におすすめしてみよう」と試してくれるようになりました。
そこで、視聴者の反応がよくなければ視聴回数は伸びません。
そのまま視聴者の反応が良ければ再生回数が伸びるという流れになったのかと思います。
視聴者の反応はどのように判断するのか
YouTubeを実際にやってる人なら知ってる事ですが、YouTubeStudioというのがありまして、そこでYouTubeの動画分析ができます。
YouTubeStudioで視聴者の反応を図る指標は大きく3つあります。
インプレッションのクリック率
視聴維持率
平均視聴時間
これらの数字は高ければ高いほどいいです。
これら3つ以外にもいろいろとありますが、簡単に調べられて重要なのがこれらの数字なので、これらについて少し解説します。
インプレッションのクリック率
インプレッションという言葉は印象という意味です。
第一印象の事をファーストインプレッションと言います。
「インプレッションのクリック率」という言葉のインプレッションは表示という意味だと思います。
100回表示されたうち10回クリックされたら、「インプレッションのクリック率」は10%になります。

この数字が最も大切だと思います。
これが低ければ再生回数は伸びません。
だからサムネイルや、タイトルは工夫が必要になります。
YouTube攻略家の中には、先にサムネイルとタイトルを考えてから動画を作れという人も居ます。
とにかく視聴者の興味を惹きそうなサムネイルとタイトルを考えるのです。
動画の内容はそれに沿ったものを作る。
そういう流れにせよという主張です。

それはある意味正しいと思いますが、私の場合は違います。
自分の好奇心の赴くままに作った料理や、研究や、たまたま出会った野草などかネタになるので、タイトルとサムネイルは後付けになっています。
自分がやりたいテーマでなければ続きませんから、視聴者に媚びる内容だったりすると自分が面白くありません。
自分のやりたい事が視聴者の興味関心を引かないテーマでも、それでも動画を作ったりしています。
当然そんな動画の視聴回数は伸びません。
そして、そんな動画のクリック率は低いです。
けど、自分が楽しくなければ続きませんから。
私はクリック率の低い動画でも作ってますが、とにかくクリック率は最も大切です。
大事な事なのでもう一度言いますよ。
クリック率は最も大切です。
極端な言い方をすれば、動画の内容は少し薄くてもでもクリック率さえ良ければいいです。
しかし、視聴者はタイトルとサムネを見て内容を期待して見ますから、期待を裏切るような内容ではいけません。
視聴維持率と平均視聴時間

視聴維持率というのは、例えば10分の動画を1分だけ見た場合は、視聴維持率は10%です。
10分の動画を5分見たら50%。
10分の動画を最後まで見たら100%です。
この数字も高ければ高いほど良いです。
平均視聴時間というのは、その動画の視聴時間の平均です。
これも長ければ長いほど良いです。
視聴維持率と平均視聴時間の指標は動画の尺によって変わるので、一概に何分以上が良いとか、何%以上が良いとはいえません。
仮に10分の動画「動画A」と30分の動画「動画B」があったとしましょう。
どちらも視聴維持率が50%だったら、10分の「動画A」の平均視聴時間は5分、30分の「動画B』の平均視聴時間は15分となります。
この場合は、5分間見られた「動画A」よりも、15分間見られた「動画B」の方が評価が高いです。
また仮に「動画A」と「動画B」の平均視聴時間がどちらも5分だったとしましょう。
「動画A」の視聴維持率は50%、「動画B」の視聴維持率は16.6%となります。
だから、視聴維持率と平均視聴時間は動画の尺と合わせて考えなければいけません。
これらの数字は高ければ高いほどいいですが、クリック率ほど重要ではありません。
クリック率が重要な理由を具体例を用いて説明
以下は私のチャンネルの動画で、視聴回数が多い動画のクリック率・平均視聴時間・視聴維持率の表です。
| 再生回数 | クリック率 | 平均視聴時間 | 視聴維持率 |
|---|---|---|---|
| 50万回 | 7.4% | 3:07 | 32.1% |
| 48万回 | 5.7% | 4:36 | 28.0% |
| 22万回 | 4.5% | 3:54 | 40.3% |
| 22万回 | 5.2% | 4:24 | 45.6% |
| 20万回 | 7.1% | 2:23 | 41.2% |
| 18万回 | 6.2% | 3:52 | 38.2% |
| 14万回 | 4.5% | 2:41 | 30.4% |
| 13万回 | 5.6% | 2:48 | 24.2% |
そして、次は私のチャンネルの動画で、視聴回数が最も少ない部類の動画のクリック率・平均視聴時間・視聴維持率の表です。
| 再生回数 | クリック率 | 平均視聴時間 | 視聴維持率 |
|---|---|---|---|
| 881回 | 1.5% | 2:13 | 29.4% |
| 1137回 | 2.4% | 3:21 | 42.1% |
| 849回 | 1.5% | 2:49 | 47.9% |
| 756回 | 1.5% | 3:17 | 39.3% |
| 810回 | 1.9% | 2:13 | 39.2% |
| 956回 | 2.2% | 3:50 | 43.0% |
視聴回数の多い動画はクリック率が高い傾向にあります。
4.5%〜7.4%の間です。
逆に視聴回数の少ない動画はクリック率が低い傾向にあります。
1.5%〜2.4%の間です。
しかし、平均視聴時間と視聴維持率は視聴回数が多ければ高い傾向にあるかと言えば、全くそうではありません。
例えば、表にある50万回の動画と1137回の動画の平均視聴時間と視聴維持率を比べてみましょう。
【50万回の動画】
平均視聴時間 3:07
視聴維持率 32.1%
【1137回の動画】
平均視聴時間 3:21
視聴維持率 42.1%
1137回の動画の方がこれらの数値が良いです。
このように、平均視聴時間と視聴維持率は、あまり視聴回数に影響を与えないと考えられます。
視聴回数の低い動画はコアなファンの方ばかりが観てくれるために、クリック率は低くても平均視聴時間と視聴維持率が高いのかもしれません。
視聴回数が伸びれば伸びるほど幅広くの層に動画がおすすめされますから、自分のカバーしてない視聴者層などに動画がおすすめされるとクリック率は下がってしまいます。
自分のカバーしてない視聴者層が動画を見てくれても、平均視聴時間と視聴維持率も下がります。
だから、このようにデータとして見ると視聴回数の多い動画でも数値があまり良くない場合があります。
それでも、平均視聴時間と視聴維持率があまり視聴回数に影響を与えない事は確かです。
やはりクリック率です。
という訳で、クリック率が最も重要である事がお分かりいただけましたでしょうか。

クリック率が高ければ良いという事は、YouTuberなら既に分かり切ってる事かもしれませんが、具体例を挙げて説明しました。
より実感していただけたかと思います。
ではどうすればクリック率を上げる事ができるのでしょうか。
それが知りたいですよね。
そこが最もYouTuberの知りたい事です。
クリック率を上げる方法は、私も知りたいですよ。
さてさて、YouTube攻略の事を書くつもりではなかったのですが、なぜか勝手に書き進めてしまいました。
ここから先が本来書こうと思っていた内容です。
登録者3万人になってどうなったか

自信が付きました。
自信は徐々に付いてましたが、1万人だった時は1万人なりの自信が付きました。
2万人だった時は2万人なりの自信が付きました。
そして、3万人になって3万人なりの自信が付きました。
当たり前の話ですけどね。
3万人なりの自信だなと実感したのです。
それと同時に責任感のようなものも芽生えてきました。
ブログ初期の頃は、読者も少なかったので、こんな変わったレシピを作る人もあまりいないだろうと思って、テキトーにレシピを書いてた頃がありました。
しかし今ではそんな事できません。
作りたいと思った方が、ちゃんと作れるように書いてるつもりです。
より分かりやすく書けるように日々研鑽しております。
YouTube撮影に使用している機材
私が現段階でYouTube撮影のために仕様している機材をご紹介します。
カメラ

カメラはSONYのα6400です。
カメラのモデルはちょっと古くなりました。
今ではα6700が主流でしょうか。
しかし、まだまだ現役です。
ソニーのデジカメはオートフォーカスに定評があり、瞬時に被写体がどこのあるのかを判断してピントを合わせてくれます。
料理の撮影では瞬時にピントを合わせるという性能はあまり活躍しませんが、スポーツの撮影なんかでは役に立ちます。
このカメラは、プロ仕様ではありません。
プロが使うのは同じソニーではα7という機種になります。
α7は画像を読み取るセンサーが大きくフルサイズと呼ばれるサイズです。
センサーのサイズが大きければ多くの情報を読み取れますから、画質が良くなります。

私が使ってるα6400は、センサーのサイズがフルサイズより1回り小さく、 APS-Cと呼ばれるサイズです。
画像α7とα6400ではありませんが、フルサイズとAPS-Cの大きさの違いがこんなものだよという例です。
私が使っているのは右側の大きさのものです。
フルサイズよりもセンサーが小さいという事は画質が落ちます。
しかし、画質が落ちると言っても十分過ぎる画質で撮れます。
動画も4Kで撮る事はできます。
4Kで撮っても、スマホやパソコンで見るなら4Kなんか必要ありません。
最近は、テレビでYouTubeを視聴する人が増えましたが、YouTubeを4Kの特性を活かして再生できる環境で動画を観てる人なんでごく僅かです。
そんな訳で、私が使ってるデジカメで性能は足りてるのです。
センサーが小さいと画質が落ちるというデメリットがありますが、それを気にするほどの事ではないと説明しましたが、
センサーが小さいメリットがいくつもあります。
カメラとレンズがコンパクトになり扱いやすくなります。
カメラとレンズの価格が安くなります。←これ重要!

わさびとカメラで大きさ比較です。
コンパクトで軽ければ取り扱いが楽だから、撮影にかかる負担が(経済負担も含めて)軽くなります。
これは大きなメリットです。
あと、補助的にスマホでも撮影しています。
スマホはiPhone11です。
iPhone11のカメラでも屋外の撮影ならほぼ問題なく撮れます。
レンズ

SONY(ソニー) 標準ズームレンズ
APS-C E 16-55mm F2.8 G
SEL1655G
これはいいレンズです。
お買い得だと思います。
このレンズについて過去の記事ですでに説明してたので、それを引用します。
このレンズを買うまでは、料理写真がイマイチ映えませんでした。
良い写真を撮るために構図や照明や画角など様々な要素を検討しました。
それでも、写真の映えが向上せずに、私の撮影のセンスがもう頭打ちになったのかと悩み、葛藤したりしました。
しかし、このレンズを買ってそれらが一発で解決しました。
撮影は技術も大切ですが、機材の性能以上のものは撮れないのです。
性能の足りないレンズで試行錯誤したおかげで技術も向上したと感じております。
いきなり高性能の機材を使うのもいいですが、まずは安い機材で技術を磨くのもいいと思います。
引用元:https://otokonakamura.com/youtube20000/
マイク

マイクは5年前YouTubeを始めた頃に買ったものです。
6,000円程度だったと思います。
今ではこのマイクは売ってません。
このマイクは安い割には良い音で撮れます。
けど、有線マイクなのです。
今どきマイクは無線がほとんどですよ。
たまに動画撮影する時にマイクのスイッチを入れ忘れて、無音のまま気付かずに熱く語ってから、さて動画編集しようと思って開くと、音が入ってない!!
ガーン!
というヘマをやらかす事があります。
先日も、カメラにマイクのピンが刺さっておらず、マイクのスイッチは確かに入れてましたけど、線が繋がってませんから、マイクからの音は入ってませんでした。
しかし、カメラ内蔵マイクが音を拾ってくれていたので、その音を使いました。
カメラ内蔵マイクの音では音質が落ちるから、動画としての品質が落ちてしまいました。
スイッチの入れ忘れやピンの差し損ねは、ワイヤレスのマイクでもどんなに高価なマイクを買っても起こり得る事なので、指差し確認でもして失敗しないように気をつけるしかありません。
マイクは無線のタイプに買い替えようと思っています。
でも有線マイクも捨てたものではありません。
どっちやねんって話ですが、買い換えるにしてもどのようなマイクにするか決めかねています。
照明

料理の撮影は、なるべく明るい時間帯に照明機器を使わずに自然光で撮るようにしています。
YouTubeで私が喋ってる場面は、我が家の台所で撮っています。
台所は室内なので自然光がほとんど届きません。
だから照明機器が必要です。
高性能な照明機器を使って撮影すると綺麗に撮れるでしょう。
しかし、撮影場所は我が家の台所です。
撮影後には機材を片付けなければ生活できません。
という訳で、機材はシンプルな方がいいのです。
そこで、メインの照明は部屋の蛍光灯を使っています。

そして、補助的に「NEEWER 480 LEDビデオライト 照明撮影用パネルライト」というものを使っています。
蛍光灯は動画の撮影に理想的な照明ではありません。
しかし、専用のスタジオで撮影してるわけではないので仕方ありません。
試行錯誤した結果、今の方法に落ち着きました。
今後の抱負
もっと深くて濃い情報を発信していきたいと思ってます。
YouTubeは週1投稿を目標としてるので、もっと深くて濃い情報ばかりを週1投稿するのは今の生活では無理です。
本業はサラリーマンですから。
だから、軽い情報と交えながら深い情報を発信していこうと思っています。
発酵食品の事など、インターネットで情報を得ようと思っても、私が求めているほど深い情報が見つからなくなってきました。
世界は広いですから、まだまだインターネット上で知らない情報はたくさんあります。
でも、私が得意とする分野では、私が発信している情報が最も深く進んだ情報である場合もあります。

それ以上の情報を求めると、文献をあたるしかありません。
本を買ったり、図書館で調べたりします。
先日も読みたい専門本が見つかりまして、それが本屋にも売ってなく、図書館にもありませんでした。
Amazonで古本を見つけたので買いました。
5500円ほど出して買いました。
YouTubeでは定価2000円程度だろう(知らんけど)と言いましたが、届いた本を見ると定価5800円+税でした。
実は定価より安く買ってました。
こんな感じで深い情報をインプットして、YouTubeやブログで発表しますので、お楽しみにお待ちください。
まとめ
- チャンネルが成長するにつれ視聴回数の伸び方が変わった。
- YouTubeはクリック率が最も重要。
- 視聴維持率と平均視聴時間はそれほど重要ではない。
- 3万人になって3万人なりの自信が付いた。
- 今後はもっと深くて濃い情報を発信していきたい。
動画で説明
動画では私が熱く語っています。
動画でしか表現できない事もあるので、併せてご覧ください。








