の続き
次はバーベキューです。
薪火のままだと、バーベキューには向かないので、パエリアを食べている間に、炭火に切り替えました。
やはり、野外料理と言えばバーベキューですね。
bob氏が用意してくれた特上肉は、口の中でとろけます。
美味し~い!!
お肉もたくさん食べて、もうお腹いっぱいです。
しかし、まだデザートがあります。
焼きマシュマロのビスケットサンドです。
アメリカとカナダでは、これをスモアと呼び、伝統的なキャンプファイヤーのデザートなんだそうです。
って事は、これも一応、世界料理研究会の名に相応しいのではないでしょうか?
本場のスタイルでは、グラハムクラッカーで焼いたマシュマロとチョコレートを挟みますが、今回は、グラハムクラッカーの代わりに、リッツとハーベストセサミの2種類を用意しました。
あせらずに、焦がさないようにクルクル回しながらじっくりと焼きます。
だんだん白いマシュマロの表面がこんがり茶色くなり、香ばしいカラメルの匂いがしてきて、とても美味しそうになってきました。
こんがり焼けたマシュマロとチョコをリッツで挟みます。
マシュマロは柔らかくなって、ふにゃ~とろ~という状態です。
チョコは、マシュマロの熱で少しだけ柔らかくなっています。
さて、お味は?
甘いっ!!
焼きマシュマロの味は、ただ甘いだけです。
さらにチョコレートの甘さとの足し算で、口の中で甘さが爆発します。
リッツの塩味が少しだけ甘さを中和してくれますが、その効果は、ごく僅か。
とにかく甘すぎます。
さすが、アメリカ&カナダ料理。
やってくれますね。
こんなに甘いばかりのデザートが、繊細な味覚を持つ日本人の口に合うかっちゅうの!!
お腹いっぱいのところに、この甘すぎるデザートで、完全にとどめを刺されました。
もう本っ当~!に、お腹いっぱいです。
スモアは、あまり満足のいく結果ではありませんでしたが、子ども達は、自分でマシュマロをあぶる事が楽しく、満足してたので、それはそれで良かったみたいです。
という訳で、めでたく第5回世界料理研究会は、幕を閉じました。
後日談
売れ残ったマシュマロを使って、日本人の口に合うスモアに挑戦です。
食パンに、うすくマヨネーズを塗り、マシュマロを乗せてオーブントースターでこんがり焼きます。
焼けたらチョコレートを乗せます。
チョコレートは、焼くというより、ちょっと温めるだけでOKです。
マシュマロも、チョコレートも、熱いと味がボケて甘いだけになるので、マシュマロが固まるくらいまで1時間くらいは冷まします。
お味は?
う~ん…
マシになりました。
ですが、別に美味しいと言う程のものではありません。
スモアは、きっと甘~いのが本当のスタイルなのでしょう。
甘さを抑えるような小細工をするよりは、正々堂々と甘さを喜んで食べるのが正当なのではないでしょうか。