糠床の水分の抜き方
シンプルで超簡単!
糠漬けは、漬けている野菜から水分が出るので、時々水分を抜かなければいけません。
我が家でやっているシンプルで超簡単な方法をご紹介します。
【目次】
1.糠床の水分の抜き方
2.1日後
3.長芋の糠漬けをいただく
4.糠漬けで摂取できる善玉菌について
5.関連記事
6.まとめ
7.動画で説明
糠床の水分の抜き方
これが我が家の糠床です。
蓋を開けるとこんな状態になってます。
表面を見ただけでは分かりませんが、糠は良い状態になってます。
これを撮影したのは11月14日です。
今年(2024年)の夏は暑すぎて、糠が過発酵してあまり状態が良くありませんでした。
腐敗してる訳じゃないのですが、漬けても美味しく漬からないのです。
暑すぎる時は冷蔵庫に入れるといいのですが、冷蔵庫では暑さは回避できるものの、逆に冷たすぎるので、発酵がほとんど止まってしまいます。
また、こんなデカい糠床を冷蔵庫に入れると他の物を入れるスペースが減ります。
冷蔵庫が大きければ別ですが、冷蔵庫に入れる方法もベストではありません。
YouTubeのコメントで、夏は唐辛子や、粉からしを入れると良いというアドバイスをいただきました。
唐辛子は入れたりしてますが、今年の夏は入れてなかったような気がします。
また、粉からしは1度も入れた事が無いので、次の夏には試してみようと思います。
そして、秋になって涼しくなってきたので、糠床の状態がとても良くなってきました。
今は何を漬けても美味しく漬かります。
これをいつものようにかき混ぜます。
画像を見ただけでは分かりにくいですが、水分が多くなってきています。
そろそろ水分を抜きたい頃です。
中には長芋を漬けてました。
最近は長芋をよく漬けています。
長芋の皮を剥いて
真っ二つに切ります。
切っても切らなくてもいいです。
そして糠床に突っ込むだけです。
表面をならして。
底まで深く掘り下げる部分を少し作ります。
こんな感じです。
これが糠床の水分を抜く方法です。
蓋をしてこのまま1日置いておきます。
1日後
こんなになりました。
このように茶色い水分が溜まっています。
この水分を捨てます。
これだけですよ。
簡単でしょ。
この後は、またかき混ぜて好きな野菜を漬けたらいいです。
長芋の糠漬けをいただく
では、長芋の糠漬けを1センチくらいの厚さに切ります。
長芋の糠漬けです。
美味しいです。
長芋は普通に生で醤油をかけるだけでも十分美味しいですよね。
酢醤油でも美味しい。
ポン酢でも美味しい。
糠漬けにすると、少し水分が抜けて引き締まって、糠の酸味と塩味が効いてこれまた美味しいです。
糠漬けは健康に良いですから、積極的に食べたいですね。
糠漬けで摂取できる善玉菌について
糠漬けは善玉菌を摂取できます。
糠漬けは乳酸菌だけでなく酪酸菌も摂取できます。
酪酸菌を摂取できる食品は世界中で糠漬けと臭豆腐だけらしいです。
画像の臭豆腐は、台湾の屋台で出てる揚げた臭豆腐です。
揚げると熱で殺菌されてしまいますよね。
私は臭豆腐を食べた事がありません。
聞くところによると、腐敗臭がするらしいですが、どの程度なのでしょうね。
私は臭い食品をいろいろと経験したので臭豆腐くらいなら結構平気かもしれません。
臭豆腐で酪酸菌を摂取するという方法も良いですね。
しかし、臭豆腐は日本では入手が困難です。
糠漬けなら自宅で簡単に作れます。
いや、そんな事言い出したら、臭豆腐も自宅で作れるでしょう。
でも、まだ私には臭豆腐を作るノウハウが無いのです。
また研究したら、発表したいと思います。
関連記事
と言うわけで、話のついでに臭い食べ物を作った記事を紹介します。
日本の臭い食べ物と言えば「くさや」です。
↓くさやを手作りした話です↓
↓世界一臭いと言われる「シュールストレミング」を作った話です↓
まとめ
- 夏の糠床は冷蔵庫に入れるのも良いけどベストではない。
- 夏は唐辛子や粉からしを入れると良い。
- 長芋の糠漬けがおすすめ。
- 糠漬けでは乳酸菌だけでなく酪酸菌も摂取できる。
- 酪酸菌を摂取できる食品は世界中に糠漬けと臭豆腐だけ。
動画で説明
動画では私が実演しております。
動画でしか表現できない事もあるので、併せてご覧ください。