季節は春、4月下旬です。
京都の鴨川に、ネギのような野草が生えています。
ノビルです。
地下10cmくらいのところに鱗茎(りんけい)と呼ばれる球根があるので、それごとスコップで掘り起こします。
掘っている最中に、もうすでにワイルドなネギの匂いが漂ってきますよ。
ほら、この通り。
大きなものだけ採って、小さいものは埋め戻しましょう。
この季節、水仙や彼岸花なども伸びてきて、これらがノビルとよく似ています。
水仙や彼岸花を誤って食べると中毒を起こすので、気をつけましょう。
彼岸花は、秋に可憐な花を咲かせるので、花のイメージしかありませんが、春にはノビルに似た葉を出し、地下にはノビルに似た球根があるのです。
掘っている最中にネギ臭がすればノビルです。
ネギ臭がしなければ、ノビルでは無いと思います。
ネギ臭がするかどうかが、見分けるポイントです。
きれいに洗いました。
家の中ネギ臭ぷ~んです。
まずは、葉の青い部分だけを刻み、納豆に入れました。
少し刻むだけで目が痛くなります。
野趣あふれるすごいネギ臭。
これはうまい!
鱗茎と、白い部分は、生でも食べられますが、涙が出る程辛いので、さっと湯通しすると、程よい辛味になります。
酢味噌(味噌は自家製)を付けて食べてみます。
うまいっ!!
こりゃたまらんわ。
アボガドのディップ(既製品)を付けてみる。
これもうまいっ!!
もうクセになるおいしさ。
もっと食べたいな。
けど、ノビルを採取する季節は、もうそろそろ終わりなんです。
来シーズン、またノビルを採取できるのを楽しみに待つとしましょう。
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