鴨川の野草

鴨川の赤紫蘇

2016年8月8日

鴨川
京都に流れる鴨川の丸太町橋の上から南を向いて撮影。
中州の部分に草がいっぱい生えています。
この部分に草が生えても、台風などで豪雨が降れば川が増水して簡単に流されてしまうので、春までは石ころばかりで、ほとんど何も生えてませんでしたが、夏になっていきなり鬱蒼と茂ってきました。
今年の夏は、今のところ、それほどの豪雨は降っていないために、草も流されずに、元気なまま勢いよく伸び続けています。

鴨川
橋から下に降りてきました。
私の顔の高さまで草が伸びています。

鴨川の赤紫蘇
よく見ると、たまに赤紫蘇が生えています。
他の野草と色が違うので、その気になれば簡単に見つかりますよ。

鴨川の赤紫蘇2
ここにも。

鴨川の縮れ赤紫蘇
ここにも。
これは葉が縮れたタイプの赤紫蘇。

鴨川の赤紫蘇3
ここにも発見。

鴨川には、川が増水すれば流されるような所に、ちらほらと赤紫蘇が生えます。
数年前から赤紫蘇の存在を知っていたのですが、生長するまでに豪雨に遭っているので、今まで収穫した事は無かったのですが、今年は初めて収穫する事が出来ました。

何故、鴨川に赤紫蘇が生えるのでしょうか

鴨川の上流には、大原という赤紫蘇の産地があります。
大原の赤紫蘇は、世界中で最も原品種に近く、香り色づきが世界最高峰の品質であると言われています。
その赤紫蘇の種が、川に流され、下流で野草として生えているのではないだろうかと私は考えています。
その証拠に、これらの赤紫蘇は色と香りがとても良いです。

私が色と香りを比較する対象は、スーパーの野菜売り場に売っている干乾びた赤紫蘇ですから、新鮮な赤紫蘇と比べればどんな品種でもいい香りに感じるかも知れません。
だから、本当のところは、DNA鑑定でもしなければ分からないのでしょうが、私はこれらを大原の赤紫蘇だと信じています。
信じるのは勝手です。

鴨川の青紫蘇
ついでに青紫蘇も見つかりました。

鴨川のイラクサ
これは紫蘇によく似たイラクサという野草。
こいつは何所にでも生えていて、よく見かける紛らわしい奴ですが、紫蘇とは関係ありません。

収穫した鴨川の赤紫蘇
これだけ収穫しました。
とりあえず赤紫蘇漬けにします。

洗った赤紫蘇
まずは洗って葉だけを取ります。

赤紫蘇を塩もみする
塩もみして、水分をギュッと絞ります。

赤紫蘇漬け
本当は白梅酢で漬けるのですが、家に白梅酢が無いので、代わりに赤梅酢で漬けました。
白梅酢も赤梅酢も無い場合は、酢とみりんを1対1の割合で混ぜたもので代用します。
1日置いておけば赤紫蘇漬けの完成です。

ゆかりご飯

ゆかりご飯
赤紫蘇漬けを細かく刻んでご飯に混ぜるとゆかりご飯になります。

美味しいです。
香りが違います。
世界最高峰の香りです。

やはりこれは大原の赤紫蘇に違いない。
それなら、これ使って大原名産の柴漬けを作ってみよう。

柴漬けを作る

柴漬けの材料

<材料>
ナス 2本くらい
キュウリ 1本くらい
ミョウガ 2個くらい
塩 野菜の重量の3%の重さ

※材料はアバウトで構いません。

柴漬けの作り方について詳しくは以下の記事をご覧ください↓

今回は、簡単にご説明します。

塩を振る
野菜を適当な大きさに切って塩を振る。

重石を乗せる
重石を乗せる。

水が上がってくる
1日で水が上がってきますが、その水が濁るくらいまで置いて乳酸発酵させます。
乳酸発酵させる事により、柴漬け特有の酸味を出します。
画像は、猛暑の真夏に2日間常温で置いたものです。

水分をギュッとしぼる
水分をギュッとしぼる。

赤紫蘇漬けを混ぜる
赤紫蘇漬けを混ぜる。

また重石を乗せる
また重石を乗せる。

1日で水分が上がってくる
1日で水分が上がってくるので、これで食べられます。

柴漬け
柴漬け

醤油を少し垂らしていただきます。

たまらなく美味しいです。

赤紫蘇の香りと、乳酸発酵の酸味と旨味で夏バテも吹き飛びますよ。

という訳で、鴨川の赤紫蘇は美味しいですが、中州が豪雨にやられていない時にだけ収穫できるという貴重品です。
貴重な赤紫蘇料理を楽しませていただきました。

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このブログを書いてる人

オトコ中村
京都在住で2児の父 40代 料理を通じて皆が健康で幸せになればいいなと思っている。
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