簡単すぎる本格クリームシチューの作り方!ルー不要でグルテンフリーです!

   

寒くなって、クリームシチューが美味しい季節になってきましたね。
今回は、クリームシチューの作り方を紹介したいと思います。

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クリームシチューのうんちく

クリームシチューという料理のルーツは、フランスの伝統的な煮込み料理のひとつであるクリーム煮です。
クリーム煮とは、牛乳や、生クリームを使い、ルーでドロッとさせた白い煮込み料理です。

日本では、明治時代に西欧文化と一緒にクリーム煮という料理も入ってきたみたいですが、高級なレストランでしか食べられず、一般庶民には馴染みのない料理でした。
それが戦後にハウス食品が、フランス料理のクリーム煮を、ご飯のおかずとして食べられるレシピにアレンジして、それを作るためのルーを販売した事により、日本の食卓にクリームシチューが広がりました。

1966年(昭和41年)ハウス食品の顆粒状(発売当初は粉末状)のルウ、シチューミクスの発売によって、誰もが家庭で簡単においしく「白いシチュー」を作れるようになったのです。

出典:ハウス食品/戦後日本のシチュー事情

ハウス食品は凄い!!

ハウス食品は凄い!!

だって自社で料理を開発して広め、それを作るには自社製品であるルーを買わなければいけない。
今では、皆が何も疑う事なくハウス食品のルーを買ってクリームシチューを作っているではありませんか。

私たちは、まんまと買わされているのですよ。

ハウス食品はルーを売ることによって利益を得て、各家庭ではクリームシチューによって温かな食卓が囲まれるわけですから、ハウス食品は温かな家庭の食卓を演出した功績もありますね。
まんまと買わされても全く文句言えません。
ハウス食品は、自社製品を買わせて利益を出して、おまけに社会に貢献してるなんて凄いじゃないですか。

これは企業経営の見本とも言うべきものです。
私もサラリーマンの端くれですから、見習いたいです。

今回紹介するレシピについて

ところで、今から紹介するレシピは、ルーを使わないレシピです。
市販のルーには小麦粉が含まれていますが、それを米粉に変えて作るので、グルテンフリーになって体に良いですよ。
市販のルーには、それ以外に色んな原材料が入ってますが、もっとシンプルな材料で作ることが出来ます。

また、生クリームを使えば、驚くほど本格的な味に変身しますよ。
そもそもクリームシチューという名称なんだから、クリームを入れないと嘘になっちゃうでしょう。

そんな訳で、日本独自のクリームシチューを、原点であるフランスの伝統料理の作り方を踏まえて、簡単に、もっと美味しく健康的に、おまけに低コストで作る方法を考案してみました。

クリームシチューの作り方

【材料】およそ4人前

◆鶏団子
鶏ミンチ 400~500g
卵 1個
塩 5g
コショウ お好みの量
※団子でなくても鶏肉をそのまま入れてもOKです。

◆野菜
玉ねぎ 大1個(200~300g)1センチ角くらいに切る
ニンジン 中1個(100~150g)乱切り
ジャガイモ 大1個(200~300g)一口大に切る
炒め油 20g(ラードがおすすめ)

◆ルーの代用品
米粉 30g(無ければ片栗粉でも可)
水 100ml
バター 30g(無くても良い)

◆スープ
水 600ml
粉末コンソメ 15g(固形スープの素でも可)
醤油 大さじ1
コショウ お好みの量
ローレル (あれば)お好みの量
タイム (あれば)お好みの量

◆仕上げ
塩 適量
コショウ お好みの量
生クリーム 200ml(植物性はダメ)

※具材は、ソーセージを入れたり、ブロッコリーを入れたり、お好みで調整してください。
※材料の種類が多いように見えますが、要するに市販のルーと牛乳を使う代わりに、「米粉・バター・粉末コンソメ・生クリーム」を使うという事です。その他の材料は同じです。

野菜を炒める

玉ネギニンジンを炒める玉ネギ・ニンジン・ジャガイモを炒めます。
玉ネギが飴色になる寸前まで炒めましょう。

鶏団子でなく、普通の鶏肉を入れる場合は、この段階で一緒に炒めるといいです。

私は、ジャガイモが崩れるのが気に入らないので、ジャガイモだけは炒めません。
ジャガイモは、火を通せばすぐに崩れてしまう物と、煮込んでも崩れない物との差があり、お店で売っているジャガイモを見ても、それが判断できません。
火を通してみるまで崩れるか崩れないか分かりません。
だから、ジャガイモを別に茹でて、ほとんど火を通した状態にして、シチューを完成させる最後の段階で入れてます。
そうしたら、崩れるタイプのジャガイモでも崩さすに食べる事ができます。

鶏団子を作る

鶏団子を作る野菜を炒めている間に、鶏団子の材料を混ぜておきます。

スープと鶏団子を入れて煮込む

スープを入れて煮込むスープの材料を全て入れて煮込みます。

ご覧の通り、粉末コンソメを入れますが、もっと本格的に作る場合は、粉末コンソメを使わずにフォン・ド・ヴォライユという西洋の鶏がらスープを作って入れます。
しかし、フォン・ド・ヴォライユは手がかかるので、粉末コンソメで手抜きしましょう。

鶏団子を入れる煮込みながら、鶏団子を適当な大きさに丸めて入れます。

鶏団子を入れて煮込む鶏団子が全部入りました。

蓋をして煮込む蓋をして弱火で20分くらい煮込みます。

クリームシチューの香辛料について

クリームシチューには、コショウ以外に、ローレル(月桂樹)とタイムを入れると美味しいです。

タイムが家に無かったので、近所のスーパーに買いに行ったのですが、売ってなかったので、タイムは入れませんでした。
香辛料は、家にあれば入れるというスタンスでいいと思います。
ご家庭になければ、無理して入れる事も無いと思います。
タイムなんて買っても、使いきるのは難しいですから。

しかし、タイムを入れると風味がワンランク上がりますよ。
頑張って入れてみる価値もあります。

一方、ローレルは…

月桂樹の木京都の某所に月桂樹(ローレル)の木がありまして…

京都産月桂樹の葉葉を3枚だけゲットしました!
今回のクリームシチューには、京都産の月桂樹の葉が入っています。

ルーの代用品を入れる

水溶き米粉米粉に水を加えて混ぜたものです。

ルーの代用品を入れるシチューの中に入れて混ぜます。

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バターも入れるバターも入れ、5分くらい煮込み、米粉のでんぷんにしっかりと火を通します。

バターをこのタイミングで入れる意味は、特にありません。
最初に野菜を炒めるタイミングで入れてもいいです。

ルーを本格的に作る場合

白いルーの作り方前半鍋に米粉とバターを入れ、弱火にかけて、バターを溶かしながら混ぜます。

白いルーの作り方後半しばらく混ぜていると滑らかになってくるので、滑らかになればルーの完成です。
鍋をぬれ布巾の上に置いて冷まします。

完成したルーをシチューに入れたら本格ルーでのシチューとなります。

しかし、ルーで作ったシチューと、ルーの代用品で作ったシチューの味は、大差ありません。
ルーで作ったシチューの方が、米粉を炒めた香ばしさがあり、若干美味しいかも?という程度です。
米粉を炒めた香ばしさというのは、メイラード反応によるもので、メイラード反応は、鍋でシチューを煮込んでいる際にも起こっているので、わざわざルーを炒めて香ばしさを出さなくても十分に香ばしさは発生していると考えております。
ましてや、クリームシチューは、白さを身上としている料理なので、メイラード反応を起こさない方が、クリームシチューとしての品質が良いのではないでしょうか。
まあ、それらの判断は、各ご家庭の味という事で、好きなようにしてください。

仕上げ

茹でたジャガイモを入れる茹でたジャガイモを入れました。
このジャガイモは、軽く茹でただけでボロボロになり、すぐに崩れるタイプだったので、この段階で入れて正解でした。

生クリームを入れる生クリームを入れます。

煮込みながら塩コショウで味を調える5分くらい煮込みながら、味見をして塩とコショウで味を調えて完成です。

クリームシチューの完成

クリームシチュークリームシチュー。

やはり生クリームを入れると美味しさが違いますね。

お腹からポカポカと温まります。

クリームシチューをバターライスと共にいただくのがお勧め!

日本のクリームシチューは、ご飯と一緒に食べるような味なので、もちろんご飯と一緒に盛り付けてもOKです。
その際は、普通の白ご飯でなく、バターライスを添えてみると、また一味違って美味しいですよ。

簡易バターライスの作り方

【簡易バターライスの材料】4人分
お米 2合
水 2合分
粉末コンソメ 5g
バター 20g
コショウ お好みの量

簡易バターライスを炊く普通にお米を炊く要領でセットしてから、そこに粉末コンソメ・コショウ・バターを入れて、普通に炊きます。

バターは、溶かさなくても、固まりのまま入れるといいです。
炊いている間に溶けて混ざるので大丈夫ですよ。

普通の白ご飯を炊く場合は、お米を水に浸けて30分以上置いてから炊くと、ふっくら炊けますよね。
バターライスの場合、お米を水に浸けず、すぐに炊くと、少し芯のあるバターライスになり、それもまた美味しいです。
お米を水に浸けてから炊くと、ふっくらとしたバターライスになり、結局のところ、どちらでも美味しいのでお好みで加減してください。

簡易バターライス簡易バターライスの出来上がりです。

簡単でしょ。
味は本格的ですよ。

バターライスと共にいただくクリームシチュー

クリームシチューにバターライスを添えるクリームシチューにバターライスを添える。

バターライスと共にいただくクリームシチュー、これもウマイです。

家族に好評でした。

シチュー論争について

シチューをご飯にかけて食べるか?それともご飯と別に食べるか?という論争が話題になった事がありました。

それをシチュー論争と言います。
シチュー論争について、私の意見は…

 

「好きなように食べてください。」

 

…とそっけない意見。

これでは話題が盛り上がらないので、ちょっとくだらない話を交えさせていただきますが、しばらくお付き合いくださいね。

私の育った家では、シチューとご飯は別でした。
だから「ご飯と分ける派」として育ちました。

それから、大人になり結婚もしました。

結婚してから妻が作ってくれたシチューは、ご飯と一緒に盛り付けられていました。
妻は「ご飯にかける派」だっだのです。
最初は、違和感を感じましたが、何も考えずにそのまま食べて今日に至ります。
三つ子の魂百までと言いますが、今でも心の片隅で違和感を感じながら、ご飯とシチューを一緒に食べてます。

結局のところ、シチュー論争はどうでもいい話ですが、「ご飯と分ける派」の人も、一度はバターライスと共に食べてみてください。

まとめ

  • クリームシチューという料理のルーツは、フランスの伝統的な煮込み料理のひとつであるクリーム煮、牛乳や、生クリームを使い、ルーでドロッとさせた白い煮込み料理。
  • 日本では、戦後にハウス食品が、フランスのクリーム煮をアレンジして、ご飯のおかずとして食べられるクリームシチューを考案して、ルーを販売した事により、日本の食卓にクリームシチューが広がった。
  • クリームシチューに生クリームを使えば、驚くほど本格的な味に変身する。
  • クリームシチューには、コショウ以外に、ローレル(月桂樹)とタイムを入れると美味しい。
  • ルーで作ったシチューと、ルーの代用品で作ったシチューの味は、大差ない。
  • クリームシチューにバターライスを添えていただくと、また一味違って美味しい。
  • シチュー論争はどうでもいい話だが、「ご飯と分ける派」の人も、一度はバターライスと共に食べてほしい。
  • 要するに、今回紹介したレシピは、市販のルーの代わりに、ルーの代用品を入れる事と、仕上げに生クリームを入れる事の2点だけ押さえておけばいいです。
    簡単ですが、味は格別ですよ。

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