炭火と鉄フライパンでお好み焼きを焼く
ユウキガラスープとオイスターソースを使ってお好み焼きソースを作る
の続き
これは、前回紹介した手作りのお好み焼きソースです。
お好み焼きソースって手作りするとめちゃくちゃ美味いんですよ。
素人が普通のお好み焼きを焼いても、手作りのソースをかけたら、それは一生の思い出の味となるでしょう。
それくらい美味しいのです。
いやいや、話を盛ってませんよ。
本当だからやってみてください。
そして、このようにせっかく美味しいソースを作ったのだから、お好み焼きもホットプレートでなく、鉄フライパンで焼いてみようと思いました。
ホットプレートよりも、鉄フライパンで焼けば美味しいのです。
鉄フライパンや鉄板で焼くと、ホットプレートなどのテフロン加工されたものよりパリッと美味しく焼けます。
さらに、ガス火でなく、炭火で焼いてみようと思いました。
【目次】
1.お好み焼きを炭火で焼けば美味しくなるのでしょうか?
2.まず炭火をおこす
3.鉄フライパンを温める
4.炭火でお好み焼きを焼く
5.焼けたお好み焼きにソースを塗る
6.炭で焼いたお好み焼きを食べる
7.まとめ
お好み焼きを炭火で焼けば美味しくなるのでしょうか?
お肉や魚などは、炭火で焼くと、余分な脂が落ちて煙になって、肉に煙の香りが付いて、美味しいですよね。
お好み焼きは、炭火で焼くといっても、網でなくフライパンや鉄板を使うわけだから、余分な脂が落ちるとか落ちないとかそういう問題じゃなくなります。
熱源がガス火か炭火かという違いだけです。
炭火だと遠赤外線によって中までふっくらと火が通ると言われています。
だからお好み焼きも中までふっくらと火が通り、美味しく焼けるはずです。
そんなの大した違いじゃないかも知れません。
いやどうだろう。
今から、実際に焼いて検証してみましょう。
まず炭火をおこす
いつものように炭火をおこします。
炭はオガ炭を使っています。
オガ炭は火が長持ちして使いやすいので、いつも使用しています。
火が点きにくいという唯一の欠点があるので、チャコスタという道具を使って火をおこします。
チャコスタがあれば簡単に火をおこせるので、欠点がカバーできるのです。
また、火が長持ちするので、使い終わったら、火消し壺か、蓋つきバーベキューコンロを使って火を消せば、再利用できるので、エコだしコスパに優れています。
オガ炭の火おこしと再利用について説明した動画があるのでご覧ください。
オガ炭が使いこなせるようになれば、バーベキューでカッコ良いところを見せる事ができるでしょう。
モテたい男子は必見の動画ですよ。
赤く燃えた炭をコンロにぶちまけます。
ここが、バーベキューでカッコ付けるための最大の見せ場です。
炭火の準備ができました。
鉄フライパンを温める
炭の上に直接鉄フライパンを置きます。
五徳とか使わずに、直接炭の上にフライパンを置くってなかなかワイルドでいいですね。
ただ、このまま炭の上に置きっぱなしだと、火力が強いので、炭から外したりしながら火力を調節しなければいけません。
そこら辺は、焼ける音や匂いで判断しましょう。
使用フライパンは、ビタクラフトスーパー鉄フライパンです。
こちらは、ユニフレームスキレットです。
スキレットは普通の鉄フライパンより分厚い鉄でできていて、めちゃくちゃ重いです。
丈夫でアウトドアでは大活躍してくれます。
お好み焼きだけでなく、ケーキでも何でも焼く事ができますよ。
スキレットは重いですから、普通の女性が片手で持つ事ができない重さです。
バーベキューの時に、そんな重いスキレットを軽々と使いこなし、ケーキなんか焼いた日には、モテ度はメキメキ上がる事でしょう。
モテ度を上げたい男子は、キャンプスイーツのカテゴリに、スキレットでのケーキの焼き方など、キャンプスイーツの作り方がいろいろ紹介してあるので、それを見て頑張ってみてください。
話は脱線しましたが、今回はこの2種類のフライパンを使います。
炭火でお好み焼きを焼く
まず、ラードを溶かします。
豚ロースを焼きます。
お好み焼きのタネを入れます。
レシピは、何だっていいです。
関西は、粉物文化圏と言われていて、お好み焼きのレシピを説明しなくても、ご自身のレシピというのがあるはずです。
自分のレシピを持っていなくても、作り方くらいは把握しているものです。
私は京都人ですから、粉物文化圏内ですので、おおよその我が家のレシピというのがあります。
私はグルテンフリーを実践しているので、我が家では米粉を使っています。
粉物文化圏外の人で作り方がわからない方は「お好み焼きレシピ」で検索したらいくらでもヒットするでしょうから、ご自身で調べてみてください。
キャベツは、今は5月ですが、ほとんど春キャベツしか売ってません。
春キャベツは、サラダにしたら柔らかくて美味しいですが、火を通すと、ふにゃふにゃになって味も弱いです。
お好み焼きに使うなら、春キャベツでない普通のキャベツを使うべきです。
この季節は、普通のキャベツが見つかるまでスーパーを何件も回ってでも探し出して買いましょう。
どうしても春キャベツしか手に入らずに、お好み焼きを焼くことになったら、春キャベツから水分が多く出るので、粉の割合を少し増やし、水を少し減らすとバランスが取れます。
バランスは取れますが、キャベツの味が弱いという部分はカバーできません。
天かすを上からばら撒きます。
天かすをタネに混ぜるという方法もあります。
粉物文化圏の人は、説明しなくても自分の好きな方法で焼くことでしょう。
蓋を閉めて5分くらい焼きます。
裏返します。
また蓋を閉めて5分くらい焼きます。
焼けたお好み焼きにソースを塗る
焼けました。
ここに手作りソースを塗ります。
ハケで塗るというより、鍋のソースをお好み焼きにドバッとかけて、ハケで広げるというようなイメージで手早くやりましょう。
マヨネーズをかけるかどうかはお好みで。
かつお節。
青のりをかけて完成。
炭で焼いたお好み焼きを食べる
皿に盛ったりせず、このまま直接いただきましょう。
ヘラで切り分けます。
ヘラのまま直接いただきます。
熱っ!
ハフハフ…
ウマイ!
とんでもなくウマイです!!
手作りソースのウマさは当然の事なのでもう説明しませんが、炭火で焼いた事によるウマさが、これが凄いんです。
中まで温かいのです。
中まで温かいのは当然だろ。
中まで温かくなければ火が通ってないじゃないか。
いや、そうじゃなくて、適切な言葉が見つからないけど、中まで温かいのです。
ガス火で焼いたのとは明らかに違う温かさなのです。
同じ温度でも、優しい温かさなのです。
炭で焼いたお好み焼きは、まるで心まで温まるような幸せな温かさなのです。
まとめ
- 炭はオガ炭がおすすめ。
- オガ炭を使いこなせればバーバキューで活躍できる。
- 関西は粉物文化圏と言い、お好み焼きの焼き方を把握している。
- お好み焼きには春キャベツでない普通のキャベツを使用すべき。
- 炭火で焼いたお好み焼きはウマイ!
というわけで、お好み焼きを炭火で焼いたらウマイのか?という冒頭の疑問の答えは、ウマイです!