このキノコ、最近の京都御苑で、頻繁に発生しています。
地面から生えているように見えますが、よく見ると、木の根などから生えています。
木の周りや、切り株の周りに露出している根などからよく発生しているのを見ます。
最近、あまりにもよく見るので、調べてみると、ナラタケモドキであると判明しました。
ナラタケモドキは、食用キノコであることも分かりました。
ならば、ゲットするしかありません!
ナラタケモドキ。
ナラタケの、”モドキ”です。
という事は、これに似たナラタケというキノコがあります。
ナラタケにはツバがあり、ナラタケモドキにはツバが無い。
ツバの有無で区別します。
どちらも食用で、モドキよりもナラタケの方が美味という事だが、京都御苑ではモドキばかり見ます。
本当は、美味しい方のナラタケを食べてみたいのですが、見つかりませんでした。
いずれにせよ、食用キノコという事だから、まいっか。
このキノコ、消化が悪く、多食するとお腹を壊すらしいので、気をつけましょう。
まず、生で少しかじってみる。
前回の記事にも書きましたが、美味しいキノコは、生でかじった時点で美味しいのです。
ナラタケモドキは、生でかじってみると、マズくない。
けど、美味しくもない。
ほんのりキノコの香りで、味は感じません。
無味無臭と言えば、オーバーですが、無味微臭と言ったところでしょうか?
定番の味噌汁にしてみました。
シャキシャキとしっかりした歯ごたえ。
繊維感があります。
噛みしめると、ほんのり甘味を感じます。
全くマズくないです。
けど、美味しくもない。
ナラタケモドキとは、そういうキノコなのでしょう。
お腹、壊しませんでした。