新生姜を買ってきました。
約500gあります。
我が家では毎年梅干を作っているのですが、昨年から梅干を作った時に発生する赤梅酢を、紅生姜を作って消費する事になりました。
昨年の紅生姜については 紅生姜を作って梅酢を消費 をご覧ください。
その梅干から発生する赤梅酢を消費する為に昨年から紅生姜を作り始めたという事です。
昨年は、ひね生姜を使っていたのですが、今年は新生姜を買ってみました。
新生姜で紅生姜を作る
新生姜は、洗って皮を剥かずにそのまま1ミリくらいの厚さにスライスします。
生姜の重さに対して3%の塩を振って、重石を乗せます。
1時間くらいで水分が上がってきます。
水分が上がって来たら水分を絞って、半日くらい天日で干します。
これは、紅生姜を仕込んでいた6月19日の天気です。
あいにくこの日は雨で、天日に干す事ができそうにありません。
また、その日に発表された週間予報です。
一週間晴れマークが見当たりません。
干せへんやないか!!
今年の梅雨は、見事に雨天が続いております。
生姜の天日干しはおろか、洗濯物もいつ干せばいいのでしょうか?
…という訳で、天日干しは省略!という運びとなりました。
そもそも、天日干しをしたところで、生姜の組織が柔らかくなるという程度で、それ以上の効果はわからないので、別に干さなければいけないという事はないでしょう。
と解釈しておきます。
干さずにギュッと絞った生姜を適当な容器に入れて
赤梅酢で満たします。
こうして冷蔵庫で置いておけば、半日もすれば完成します。
ついでに新生姜の甘酢漬け(ガリ)も作る
買ってきた新生姜を、このために100gほど残しておきました。
自分の持てる包丁技術を最大限に発揮して、可能な限り薄くスライスします。
薄くスライスした方が美味しいからです。
1分くらい茹でます。
ザルにあけて塩をパッパと振って冷まします。
冷めたらギューッと水分を絞って適当な容器に入れます。
甘酢で満たし、箸でほぐします。
こうして冷蔵庫で2~3時間もおいておけば完成します。
昆布だし 75ml
米酢 50ml
砂糖 30g
塩 1g
※全てを混ぜればOKです。
完成、そして試食
うっすらとピンク色に染まりました。
何も色素を入れなくても、勝手にこんな色になります。
新生姜の甘酢漬け
爽やかで美味しいな~。
9歳の息子が気に入ってバクバク食べてます。
市販品のガリは、中国産の生姜に添加物をふんだんに使って漬けてあるので、たくさん食べたいと思わないのですが、手作りなら安心して食べられます。
いや、添加物とかそんな事よりも、手作りだと、とにかく美味しいです。
ガリってこんなに美味しかったのか。
あと、私は回転寿司で食べたガリは、あまり美味しくないと認識していますが、あれも手作りでなく既製品でしょう。
ガリを手作りしているような、回転していないお寿司屋さんで食べる事が無いので、手作りのガリの味を知りませんでした。
そして、紅生姜。
黒い点みたいなものは、赤梅酢を追加した時に入った赤紫蘇のカスです。
食べても問題ありません。
紅生姜を刻みました。
爽やかで美味しい!
天日干しできてませんが、これを食べた限り、何も問題ありません。
そもそも天日干しする必要があるのか疑問に思います。
7歳の娘が気に入ってバクバク食べてました。
市販品の紅生姜は、中国産生姜を使用し、添加物の宝庫であるために、原材料を見ると食べる気が萎えてしまいますが、これなら安心して食べられます。
いや、そんな事よりも手作りだと、とにかく美味しいのです。
完成した紅生姜とガリは、期待していたよりも少なかったので、新たに新生姜を500g買ってきて、追加で作り足し、完成したのがこれです。
紅生姜が600mlの容器に満タン。
ガリが350mlの容器に満タン。
これで我が家の1年分あるかな?
いや、1年分には足りないでしょう。
もっと何キログラムという単位で作らなければいけないですね。
毎年、新生姜が出る季節に、何キログラムも買って、1年分の紅生姜とガリを作ってしまうというのが理想的ですね。
関連記事
↓こちらは、ヒネ生姜を使って紅生姜を作っています。↓
↓外部サイトですが、オトコ中村が紅生姜について書いた記事です。↓