話題のダッチベイビーに挑戦!
スイーツにアレンジもできます!
ダッチベイビーとは、「オリジナルパンケーキハウス」 というアメリカの老舗パンケーキチェーン店で出されている看板メニューの一つです。
パンケーキの一種で、生地の端が異様に盛り上がる形状が特徴です。
そのアメリカのオリジナルパンケーキハウスというお店なんですが、日本にも2013年に吉祥寺に1号店、2015年3月に原宿に2号店がオープンして、連日大盛況との事。
その2013年の日本出店がキッカケとなり、日本でも看板メニューのダッチベイビーが話題になっています。
「じゃあ、ダッチベイビーを食べに東京へ行ってみようか。」
と言いたいところですが、まずは自分で試作してみる事にします。
作り方は、検索すればいくらでもヒットします。
【楽天ブックスならいつでも送料無料】ダッチベイビーを作ろう [ 西山朗子 ] |
このような本も出ています。
ちょっと書店で立ち読みしましたが、分かりやすくて良い本です。
買わなくてスミマセン。
とりあえず、色々調べた結果、私が作ったレシピを紹介します。
◆ダッチベイビーの作り方
〈ダッチベイビーの材料 1人前〉
薄力粉 35g
牛乳 50ml
卵 1個
塩 1つまみ
砂糖 1つまみ
バニラエッセンス 1ふり
バター 10g
※バターが手に入らない場合、風味は落ちますがサラダ油でも代用可能です。
〈材料 トッピング〉
レモン汁 お好みの量
粉砂糖 お好みの量
本当は、スキレットを使ってオーブンで焼くのですが、オーブンに入るサイズのスキレットが家に無いので、ガラスの耐熱容器で代用します。
耐熱容器は、100均のグラタン皿でもOKです。
余熱している間に、バター以外の材料を混ぜます。
生地は、常温にしておきます。
牛乳や卵を冷蔵庫に入れていた場合は、人肌くらいまで加熱します。
余熱できた容器にバターを入れます。
バターがバチバチと沸騰しながら溶けていきます。
バターが溶けたら生地を流し込み、220℃で20~25分焼きます。
ちゃんとあの独特な形状に焼きあがるか心配なので、様子を見てみます。
焼き始めて5分経過。
ほんの少し膨らみましたが、まだまだです。
おお!!
端の方がモリモリと膨らんできました。
焼き始めて15分経過。
まだまだ膨らんで、膨らみ続けています。
焼き始めて22分で取り出しました。
見事に端の部分が盛り上がってますね。
端の部分はシュー生地みたいにサクッとしていて、底の部分は厚いクレープのようです。
レモン汁と粉砂糖の量にもよりますが、さっぱりとして新感覚なパンケーキという印象です。
シューにも似てクレープにも似ているので、次はちょっとアレンジしてダッチベイビーでスイーツを作ってみることにします。
この、端が盛り上がる形状を活かして、中央部分にカスタードクリームを詰め込んでイチゴを飾り、タルトのようにしてみようと思います。
先ほど紹介したレシピの2倍量で、直径22cmのガラス容器で焼きました。
しっかりと端の部分が勢い良く膨らみ、ダッチベイビーらしく焼けました。
冷めると、低くなりましたが、タルトの型としては十分ですよね。
では、中に詰め込むカスタードクリームを作ります。
◆カスタードクリームの作り方
〈カスタードクリームの材料〉
砂糖 70g
卵 1個
薄力粉 40g
牛乳 200ml
バター 10g
ブランデー 大さじ1
バニラエッセンス 2ふり
生クリーム 100ml
牛乳を少しずつ加えて混ぜ、火にかけて加熱しながら混ぜる。
直火だから焦げないように注意しましょう。
直火でなく、ガラスの耐熱ボウルを使って電子レンジで加熱してもOKです。
カスタードクリームらしく、しっかりと固まってきたら火を止めて、バターを加え混ぜる。
そして、完全に冷まして、冷蔵庫で冷やします。
この時点で、一応カスタードクリームと呼べるものが完成してるのですが、ここに生クリームを加えるのと加えないのとでは、美味しさのレベルが違うので、私は加えます。
イチゴは洗ってヘタを取り、水分を拭き取ります。
イチゴをびっしり並べます。
そして、アンズジャムでコーティングして、粉砂糖を端に飾り付けて完成です。
ダッチベイビーをタルト型として使うには、まだ少し改良の余地があります。
息子は「ビスケット生地で作ったほうが美味しいね。」と言ってました。
なかなか言いやがる。
けど、喜んでくれたので、とりあえず良しとしておきます。