肉まんの作り方
(蒸し器がなくても大丈夫!)
今回は肉まんを作ります。
スタンダードな肉まんです。
肉まんって手作りしたら美味しいですよ。
ただ手作りは面倒くさいイメージがあるかもしれませんが、お家でパンを手作りするような方だったら、難しくありません。
肉まんって要するにお肉の入った蒸しパンなので、すぐできますよ。
今回はスタンダードな肉まんですが、変わりダネもあります。
変わりダネに興味のある方は以下の記事もご覧ください。
【目次】
1.肉まんの材料(8個分)
2.皮を作る
3.餡を作る
4.敷紙も作っておく
5.生地を8等分して丸める
6.包む
7.2次発酵
8.蒸す
9.10分経過(完成)
10.肉まんをいただく
11.カメラマンbob氏の感想
12.まとめ
13.動画で説明
肉まんの材料(8個分)
◾️肉まんの材料 8個分
【皮】
強力粉(薄力粉でも可) 200g
イースト 小さじ1
砂糖 大さじ1
塩 少々
ラード 10g
水 110ml
【餡】
豚ミンチ 200g
玉ねぎ 1/4
白ネギ 1本
醤油 大さじ1
コショウ 少々
片栗粉 大さじ1
皮を作る
まずは皮を作ります。
皮はパンと同じですからホームベーカリーにこねてもらいます。
皮の材料を入れてホームベーカリーにセットします。
およそ1時間でホームベーカリーがこねから1次発酵までやってくれます。
その間に他の仕込みをします。
餡を作る
玉ねぎをみじん切りにします。
ネギの白い部分を適当に細かく切ります。
ボウルに餡の材料を入れて…
肉に粘り気が出てくるまでこねます。
これで餡ができました。
敷紙も作っておく
パン生地の1時発酵が終わるまでもう少し時間があるので、肉まんの底に敷くクッキングシートを切っておきます。
ハサミで、適当に、肉まんの大きさになるように切っておきます。
生地を8等分して丸める
台に打ち粉をして、パン生地を取り出します。
ハサミで適当に8等分しようかと思いましたが、きちんと重さを計る事にします。
生地は346gありました。
これを8で割ると、1個あたりおよそ43gです。
とりあえずハサミで8等分してから、1個ずつ重さを計って過不足を調整して、43gに近くなるようにします。
面倒なら適当に8等分でいいですよ。
そして、それぞれを丸めます。
包む
生地を指で伸ばします。
一気に引っ張るとちぎれるから徐々に引っ張って伸ばします。
手のひらくらいの大きさになれば、餡の8分の1を乗せます。
右手の親指と人差し指で生地を摘んで端からくっ付けていきます。
左手の親指は餡がはみ出さないように指で押さえておきます。
こうすると肉汁がつくのは左手の親指だけになり、手を洗わずに全部包むことができます。
指で挟んでくっ付ける角度を変えて全体を閉じます。
底にクッキングシートを敷きます。
同じ要領で全部包みます。
2次発酵
これらをオーブン天板に乗せ、40℃のオーブンに入れて1時間2次発酵させます。
これが2次発酵後です。
膨らみましたね。
蒸す
せいろで蒸したいところですが、我が家にせいろはありません。
フライパンで蒸し焼きにします。フライパンを火にかけて、肉まんを並べていきます。
蒸し器があるならそれを使ってくださいね。
フライパンが十分に温まったら、およそ100mlの水を入れて蓋をして10分間蒸し焼きにします。
火力は中火です。
10分も経たずに水分が蒸発してしまったので、蓋を開けて50ml程度の水を足しました。
水分がないと焦げ付いてしまうので、状況に応じて水分は調節してください。
10分経過(完成)
10分経ちました。
これで完成です。
もし水分が残ってた場合は、水分を飛ばしたら完成です。
トングで取り出そうとしましたが取り出せません。
皮が膨らんでクッキングシートをはみ出して、フライパンにくっ付いてます。
クッキングシートを大きめに作っておくか、フライパンに油を引いておくべきでした。
結局ヘラで取り出しました。
肉まんの完成です。
肉まんをいただく
クッキイングシートは簡単に剥がれました。
断面を見せたくて、真っ二つに割ろうとしましたが、底がちょっと固くて割れません。
手できれいに割るのは無理そうです。
キッチンバサミで切りました。
断面はこのようになってます。
皮は出来立て熱々の状態ではふわっとしてましたが、少し冷めると弾力が出てきてモチモチに変わりました。
フワフワでもモチモチでも美味しいです。
餡は肉の味がして美味しいです。
ちゃんと豚肉で作られているというのが分かる味です。
だってコンビニの肉まんって肉の味しませんよね。
関西には551の肉まんがありますが、あれは肉の味します。
あれとはまた違う肉の味と香りがして、美味しいです。
肉の味を存分に楽しみたいので、皮を薄めに作ってみたのですが、皮が薄ければ良いという事はありませんでした。
もっと皮が分厚い方が美味しいと思います。
カメラマンbob氏の感想
皮は出来立て熱々の状態ではフワフワしていて冷めたらモチモチに変わると先ほど言いましたが,
bob氏は出来立てのアツアツを食べてもらいました。
いやめちゃくちゃフワフワ。
百貨店とかによく入ってる551の蓬莱。
ギュッとしたあのパンのあの食べ応えと言うんか
あれとは全然違ってフワフワで
僕はもっともっと食いしん坊やから
パン厚くてもよかったかな。
メチャメチャ美味しかったです。
餡の味はどうでした?
肉の味がするっていうのと
あとなんかあんまりね電車の中で食べても
匂いが広がらずに、これやったらいけるかなって思った。
551と違って匂いがすごくあっさりしてる。
調味料の違いなんかな?
関西以外の人は分からないかもしれないので、補足説明しますが、551の肉まんは、まず匂いが強いです。
そして、デパ地下だけでなく電車の駅構内にもお店があります。
それで、駅構内のお店で肉まんを買って電車に乗ると、電車内は肉まんの匂いが広がるのです。
1人でも肉まんを買った人がいると、その車両内全体に肉まんの匂いが広がって、買った人は注目されてしまいます。
買っただけで匂いが広がるのですから、もし電車内で食べたらとんでもなく匂いが広がります。
そして本当に注目されます。
なぜ551の肉まんはあんなに匂いが強いのかよく分かりません。
原材料を調べてみても、ニンニクなど匂いの出る材料は入ってません。
それはさておき、今回手作りした肉まんは、そういう匂いはありませんでした。
話は脱線しますが、コンビニの肉まんは、底にクッキングシートのようなものが貼り付けてあって、簡単に剥がす事ができます。
551の肉まんは、そこに薄いペラペラの木が貼り付けてあります。
それが剥がれにくくて、肉まんの底と一緒に剥がれて、中身が露出してしまいます。
木ですから、高級感が出てるのは確かですが、あんなに剥がしにくいものを貼るのはどうなんでしょうね。
あれを上手に剥がす方法をご存知の方居ればコメントで教えてください。
まとめ
- 肉まんは肉が具の蒸しパン。
- 蒸し器で蒸すのが1番。
- 蒸し器が無くてもフライパンで蒸し焼きにできる。
- 手作りの肉まんは美味しい。
- 551の肉まんの底に貼ってある木は剥がしにくい。
動画で説明
動画では私が実演しております。
動画でしか表現できない事もあるので併せてご覧ください。