焚き火とスキレットでパエリア 第8回世界料理研究会(前編)ダッチオーブンで石釜を越えるピザを焼く 第8回世界料理研究会(中編)
の続き
パエリアや、ピザの他に作ったものを紹介します。
炭火焼ソーセージに粒マスタードを付けていただきます。
粒マスタードは、もちろん自家製の鴨川産マスタード2015です。
マスタードの香りが良く、炭で焼いたソーセージと相性抜群で、もうたまりません。
倒れそうです。
※粒マスタードの作り方は 粒マスタード をご覧ください。
また、釣ったニジマスを炭火焼にします。
串に刺さったまま、アツアツの状態でかぶり付きます。
熱っウマ!
さっきまで泳いでた魚ですから、とにかく鮮度が良いです。
さっぱりとしていて、かすかな甘味を感じました。
牛ミスジの炭火焼。
鶏の炭火焼。
これらは、普通のバーベキューと同じですが、やはり炭火で焼くと美味しいですね。
ダッチオーブンでベイクドチーズケーキを焼く
そして最後にデザートのベイクドチーズケーキです。
チーズケーキは、家でほとんど仕込みを済ませて、「あと焼くだけで完成。」というものを持って来ました。
10インチディープのダッチオーブンに底網を置き、耐熱ガラス容器にセットしたチーズケーキを入れます。
蓋をして上下両方から弱火で30分くらい焼きます。
下火は焚き火の炎、上火には炭を3個置いてます。
これでダッチオーブン内の温度は180℃くらいじゃないでしょうか。
家のオーブンならボタンを押して180℃に設定すれば済む事ですが、ここではそうはいきません。
このような場合は、「火力はこの位かな?」と勘に頼ります。
ケーキをこのような方法で焼くなんて、ワクワクしませんか。
30分後、ちゃんと焼けました。
火力は、大丈夫だった模様です。
では、これを冷まして取り出します。
美味しそうな焦げ目を付けるためにバーナーであぶります。
しかし、変な焦げ目が付きそうなので、途中で止めました。
ベイクドチーズケーキ完成。
バーナーで少し変な焦げ目を付けてしまいましたが、味は美味しいです。
薪や炭の事ばかり説明してましたが、これは、きちんとした素材を使って丁寧に手作りしたチーズケーキなのです。
国産のレモン果汁と皮のすりおろしが混ぜてあるのがポイントです。
アウトドア料理で、ダッチオーブンを使い、初めてまともなデザートを作る事ができました。
食後にデザートがあると、満足度もまた違います。
昼から夕方までずっと作り続けて、食べ続けました。
もうお腹いっぱいです。
お腹が満足したのはもちろんなのですが、実験で色々発見があったので、そういった意味でも満足でした。
焚き火や炭火での料理は本当に楽しいです。