鴨川で採れたセイヨウカラシナの種で粒マスタードを作りました。
粒マスタード作りは、過去に一度挑戦した事があります。
また、粒マスタードとは少し違いますが、ディジョンマスタードも作った事があります。
作り方は、まだ試行錯誤の段階で、確立されていないですが、これらの少ない経験を踏まえ作ってみた結果、安心して予定通りの工程で進める事が出来ました。
おそらく今回の作り方で、今後も大丈夫だと思います。
※前回の粒マスタード作りについては、 粒マスタードを作る をご覧ください。
※ディジョンマスタード作りについては、 ディジョンマスタードの作り方 をご覧ください。
※オトコ中村執筆記事で、外部サイトになりますが、ご自宅で簡単に粒マスタードを作る方法です。
それでは、作り方を紹介しますね。
粒マスタードの作り方
鴨川産セイヨウカラシナの種 180g (家にあった在庫全てです。)
ワインビネガー 180g
白ぶどうジュース 90g(白ワインでも良いと思います。)
塩 24g
最初に、セイヨウカラシナの種を水洗いをして、ざるで水を切ります。
ちなみに水洗いをしたのは始めてです。
今まで洗ってませんでした。
洗うと、少し泥のような汚れが取れました。
洗わないで作ったマスタードも美味しかったですが、洗ったほうが無難ですね。
全ての材料を混ぜて、適当な容器に入れ、常温で1週間以上寝かせます。
3週間経過。
寝かせるのは、1週間くらいで大丈夫だと思いますが、じっくりと3週間放置してました。
水分を切って、すり鉢ですり潰します。
水分は後で使うので、捨てずに取っておきます。
ツーン!!
鼻にすごい刺激。
息が出来ません。
さすが野生のカラシナ、たくましいです。
しかし、このくらいの事は予想してましたので、ちっとも驚きません。
少しずつ粒マスタードらしくなってきました。
取っておいた水分を、少しずつ足しながらすり潰します。
それにしても、すごい刺激が続きます。
息が出来ずに、目も開けられません。
このままでは窒息しそうですが、このくらいの事は予想してましたので、ちっとも驚きません。
このくらいでOKかな?
様子を見ようにも、目を開けられないから見られません。
薄目を開けてチラッっと様子を見ます。
よしOKだ。
この時、何の用か忘れましたが隣の部屋へ行きました。
そして、しばらくして戻ってきたら部屋全体の空気がツーンとしたマスタードの刺激で満たされているではありませんか!
これは、予想を超えていたので驚きました。
早く換気して、こいつを密閉容器に閉じ込めてしまわないと死んでしまいそうです~。
味見をすると、先ほどの強い刺激が良い意味で活かされてます。
ツーンとした刺激で、香りが良く、美味しいです。
香り良し、味良し、刺激強しの3拍子揃った粒マスタードの出来上がりです。
ソーセージに付けて頂きます。
やはり、ソーセージとの相性は抜群で、美味しいです♪
納豆に混ぜてみました。
ツーンとした刺激と香りは、納豆に同封されているからしよりも強く、風味は良いのですが、粒マスタードの酸味が納豆と合いませんでした。
これはイマイチ。
さて最後に一品、粒マスタードを使った美味しいレシピをご紹介します。
◆タコと粒マスタードのマリネ
タコ 1パック(今回作った量は130g)
タマネギ 1/2個
エクストラバージンオリーブオイル 35g
粒マスタード 15g(お好みで増減してください。)
ワインビネガー 5g
塩 2g
コショウ 少々
レモン汁 少々
レモンの皮スライス 少々
〈作り方〉
- タマネギは、スライスして辛味が抜けるまで水にさらしておく。(30分以上)辛味が抜けたらギュッと絞って水気を切る。
- タコは、ぶつ切りにする。
- 全ての材料を混ぜれば完成ですが、1時間くらい置いておくと味が馴染んで、さらに美味しくなります。
最高に美味しいです。
粒マスタードの良さが活かされています。
これを食べてみて思ったのですが、粒マスタードは、マリネ全般に使えると思います。
鴨川産の粒マスタードは、何と言っても香りが良いですから、これを使うだけでマリネのレベルが上がります。
是非とも挑戦してみてください。
ちょっとハードル高いかな…
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自分で収穫して手作りするのは、ハードルが高いという方へ。
何度も紹介していますが、インド産ですが、こんな商品があります。
こういったものを使って、手作り粒マスタードを作ってみてはいかがでしょうか。