ニューヨークキャラメルサンドを手作りする
ニューヨークキャラメルサンドという、めちゃくちゃ美味しいお菓子があるのをご存知ですか?
それを手作りしてみます。
【目次】
1.ニューヨークキャラメルサンドとは
2.ニューヨークキャラメルサンドはあまり売ってない
3.作っているのは東京玉子本舗
4.ニューヨークキャラメルサンドを作る
4−1.まずクッキー生地を仕込む
4−2.キャラメルを作る
4−3.クッキーを焼く
4−4.キャラメルを切り分ける
4−5.ビヨーンと伸びるキャラメルを作るには経験値だけでなく水飴も必要
4−6.キャラメルをまた溶かす
4−7.チョコレートは既製品を使う
4−8.クッキーとチョコとキャラメルをサンドする
5.ニューヨークキャラメルサンドの完成
6.まとめ
7.動画で説明
ニューヨークキャラメルサンドとは
これがニューヨークキャラメルサンドです。
中にはこんなのが入っています。
袋を開けると、こんなのが入っています。
薄いクッキーに、チョコとキャラメルがサンドされています。
割ると、中のキャラメルがビヨーンと伸びるんですよ。
そして、めちゃくちゃ美味しい。
クッキーとチョコとキャラメルが口の中で溶け合い、たまらなく美味しいのです。
私には、ちょっと甘さが強く感じますが、それでも美味しい。
ニューヨークキャラメルサンドはあまり売ってない
調べてみると、実店舗は、東京の大丸と、羽田空港と、2020年10月8日にそごう横浜店に新規店舗がオープンしたばかりです。
その3箇所でしか買えません。
それ以外の地域では、百貨店に1週間程度の期間限定で出店したりする事もあります。
私の住む京都では、大丸に期間限定で出店した際には行列ができていました。
それくらいの人気商品なんですね。
少しレアで入手困難な所も購買意欲をくすぐるのかもしれません。
通販ならいつでもどこでも買えますよ。
商品リンク貼っておきます。
作っているのは東京玉子本舗
ニューヨークキャラメルサンドを作っているのは東京玉子本舗という会社です。
ニューヨークで作られた商品が日本に入ってきた訳ではありません。
東京玉子本舗といえば、「ごまたまご」が有名ですね。
「ごまたまご」もめちゃくちゃ美味しい。
きっと味のセンスがある会社なのでしょう。
ニューヨークキャラメルサンドを作る
というわけで、この美味しいニューヨークキャラメルサンドを、家族の要望もあり、手作りしてみる事になりました。
クッキーを焼き、キャラメルを作り、チョコレートは既製品を使って、それらをサンドして作ろうと思います。
まずクッキー生地を仕込む
【クッキーの材料】およそ12個分
バター 50g
砂糖 30g
卵 1/2個
アーモンドプードル 30g
米粉(又は薄力粉) 80g
バターは室温で柔らかくしてから練り、砂糖を加えて混ぜ、卵、アーモンドプードル、米粉を加え混ぜます。
ゴムベラで滑らかになるまで練り、ラップで棒のような形に包んで1時間以上冷凍庫で冷やします。
冷やしている間にキャラメルを作ります。
キャラメルを作る
【キャラメルの材料】余裕のある分量です。
バター 20g
砂糖 50g
牛乳 100ml
生クリーム 大さじ1くらい
バター・砂糖・牛乳を鍋に入れ、火にかけます。
沸騰したら弱火で焦げ付かないように混ぜ続けます。
良い色になるまで混ぜ続けます。
良い色になるまで20分くらいかかりました。
そしたら、生クリームを加え混ぜ、クッキングシートの上に出して冷まします。
私はキャラメルを作るのが初めてだったのですが、こんなに時間がかかって面倒だとは知りませんでした。
クッキーを焼く
冷やしておいたクッキー生地をスライスして180℃のオーブンで15分くらい焼きます。
キャラメルを切り分ける
さて、キャラメルを包丁で1個分ずつ切り分けます。
バキッ!!
包丁で切ろうと思ったら、割れました。
切れずに割れるという事は、硬いという事です。
カチンコチンのキャラメルを作ってしまいました。
ビヨーンと伸びるキャラメルを作りたかったのですけどね。
やはり、キャラメルの硬さを自在に調節するには経験値が必要ですね。
キャラメル作り初挑戦で経験値ゼロの私が作るキャラメルは、こんなもんです。
ビヨーンと伸びるキャラメルを作るには経験値だけでなく水飴も必要
ビヨーンと伸びるキャラメルを作りたければ、水飴や蜂蜜を混ぜなければいけません。
そう、水飴です。
ちょっと前まで、家に水飴がありました。
その水飴は、何年も前に買って一度だけ使い、それ以来何年も使わずに放置されていたものです。
確か、ハイチュウを手作りする際に使ったのだと思います。
ハイチュウの記事を見てみたら、3年前の記事ですね。
そのハイチュウは、仕込みから完成まで約1年かかってますから、捨てた水飴は4年前の水飴という事ですね。
そして、今回のキャラメルを作る直前に、もう使わないからと思って捨てました。
水飴って透明ですけど、捨てた時は、少し茶色っぽくなっていました。
捨ててスッキリしたと思ってた矢先、今回のキャラメル作りで、水飴が欲しい場面が訪れました。
また買っても、どうせ少し使って残りは何年も放置するだろうから、買うのやめました。
今回は、水飴を混ぜません。
キャラメルの硬さにはあまりこだわらない事にします。
けど、さすがにカチンコチンのキャラメルでは使い物にならないので、再加熱して溶かし、生クリームを混ぜて柔らかくします。
キャラメルをまた溶かす
キャラメルを再加熱して溶かし、生クリームをトローリとなるまで加え、混ぜました。
生クリームを加えた量は30mlくらいです。
今は熱くてトロリとしてますが、食べる時は常温ですからね。
常温ではどのような硬さになっているかを判断して生クリームを加える量を調節しなければいけません。
硬さの調節は、何度も何度も繰り返し経験を積んで会得するしかないでしょう。
キャラメル職人を目指しているわけではないので、テキトーに調節しました。
クッキングシートの上に広げて冷ましておきます。
チョコレートは既製品を使う
チョコレートはこれを買いました。
ミルクチョコなので、当然甘いです。
私個人の好みではもっと苦いビターが好きですが、ニューヨークキャラメルサンドには、このような甘いミルクチョコが合うと思います。
このチョコレートには植物油脂は入ってません。
美味しいチョコレートです。
クッキーとチョコとキャラメルをサンドする
チョコレートは半分に切っておきます。
クッキーを裏返し、チョコレートを乗せ、オーブンで2分くらい温めてチョコレートを溶かします。
オーブンで温めました。
見た目にはチョコレートが溶けているのか、どうなのか分かりません。
試しに2枚を合わせてみれば、トロトロに溶けている事が分かりました。
キャラメルの具合を見てみると、スプーンでほじくれる程度の硬さになっています。
これなら合格です。
キャラメルを乗せていきます。
サンドしていきます。
サンドできました。
これが冷めて固まったら完成です。
ニューヨークキャラメルサンドの完成
完成しました。
このようにチョコとキャラメルがサンドされ、少しはみ出してます。
パキッと割れてキャラメルがビヨーンと伸びる事は無かったです。
味は、めちゃくちゃ美味しいです。
クッキーとチョコとキャラメルが口の中で混ざり合い、それがたまらないです。
手間暇かけて作った甲斐のある味です。
だって、クッキーはアーモンドとバターをたっぷり使っているのだから、少しくらいデタラメに焼いても、美味しく焼けますよ。
キャラメルは、ビヨーンと伸びませんでしたが、バターと生クリームをふんだんに配合して手作りしてるのですから、真っ黒焦げにでもしない限り美味しいですよ。
チョコレートは、最初から美味しい物を選んで使ってます。
これらを一緒に食べて美味しくない訳がない!
しかし…
本物のニューヨークキャラメルサンドとは全く違いました!
本物は、薄く繊細に作られています。
手作りは、分厚く雑に作られています。
商品化するなら、薄く繊細に作られた物の方が価値がありますね。
繊細か雑かという違いだけでなく、クッキー・チョコ・キャラメルのそれぞれの味も違いました。
どちらが美味しいとかマズイではなく、違う味でした。
あと、手作りは焼きたてですから、それによる風味の豊かさがありました。
という訳で、手作りは美味しくできました。
満足のいく美味しさでした。
けど、本物とは違うものになりました。
まとめ
- ニューヨークキャラメルサンドは、東京玉子本舗が作る、クッキーでチョコとキャラメルをサンドしたお菓子。キャラメルがビヨーンと伸びて、めちゃくちゃ美味しい。
- ニューヨークキャラメルサンドの実店舗は関東しか無い。入手困難。
- ビヨーンと伸びるキャラメルを作るには経験値だけでなく水飴も必要
- 手作りは美味しくできたが、本物とは違う。本物は繊細
動画で説明
動画ではオトコ中村自ら出演し、試食して説明しております。
併せてご覧ください。