京都御苑でこのようなキノコに出会いました。
これはノウタケです。
直径は、8cmくらい。
たくさん生えています。
ほら、この通り。
ノウタケという名前は、見た目が脳みたいだからノウタケなのだと思います。
この個体は、より脳っぽいですね。
1日後、同じ個体を撮影しました。
よりシワが刻まれて賢そうな脳になりました。
もっと成熟すると表皮がはがれ落ち、胞子が飛び散ります。
そして、1個ゲット。
食べるのは、シワが刻まれる前の若い脳です。
賢くなった脳は、食べるのには適さないです。
ふわふわパンのような手触りで、子ども達は、「パンタケ」と名前を付けました。
正しくは、「ノウタケ」ですよ。
断面は、ふわふわスポンジのようです。
シンプルにオリーブオイルと塩・コショウで炒めます。
仕上げに醤油を少したらして出来上がり。
ノウタケのソテー
飾りの葉は、京都御苑産エゴマの葉。
不味くありません。意外に美味しいです。
ふわっと、つるっとした食感で、何に例えたらよいのか、他のキノコでは例えようがありません。
ふわふわスポンジが油を吸収して口の中でジュワっと溶けます。
ノウタケ自体の味は、ほとんど無味で、美味しいかどうかは調理法に依存する部分が大きいかもしれません。
バターで炒めたら、もっと美味しいと思います。
けどもう、どんな味か分かっただけで満足です。
わざわざ採って食べるほどのものでもないかな…