検索 手前味噌・仙台味噌・八丁味噌を仕込 手前味噌・仙台味噌・八丁味噌を仕込む(手前味噌2014 その1)中村ヌーボー(手前味噌2014 その2)
の続き
これは、昨年(2014年)1月に仕込んだ仙台味噌です。
1年の熟成期間を経て、解禁になりました。
味は、やはり1年熟成させているだけあって、とにかく旨味があって美味しいです。
塩分濃度が少し高いので、味噌汁に使う場合も、少なめに使うのですが、味噌が少なく薄くても、旨味たっぷりで、味はしっかり美味しいのです。
長期熟成は、仕込む時に、完成までの道のりを思うと気が遠くなりますが、いざ完成してみると、その分感動が大きいですね。
仙台味噌は、2つのタッパーで仕込んでいたので、もう1つ熟成中のタッパーがあるのです。
これは、5月頃まで熟成させる予定なので、そしたら15ヶ月熟成になります。
15ヶ月も熟成させたら、もっと旨味のある味噌になっていると思うので、楽しみです。
八丁味噌を仕込むのは初挑戦で、味噌がどのように変化していくのかよく分からないのですが、1年経ったのに豆の粒が残っていても大丈夫なのでしょうかね。
熟成期間は、最低でも2夏は越さないといけないらしいです。
ひと夏は越しましたが、もうひと夏越さなければいけません。
次の夏で大きな変化があるのでしょうか。
完成は、今年(2015年)10月以降の予定。
また経過を報告しますね。
そして、3ヵ月後
もう一つの仙台味噌が、15ヶ月の熟成期間を経て、解禁になりました。
先日まで食べていた1年熟成の仙台味噌より、さらに3ヶ月熟成期間が長いです。
その3ヶ月の差が、どれだけ味の違いとなって現れているでしょうか?
ワクワクしながら味見してみました。
けど、大して変わってませんでした。
仙台味噌は塩分濃度が高いのですが、熟成期間が3ヶ月長い事によって少し塩味がまろやかになったような気がしますが、どうでしょう。
やっぱり気のせいかな…
この3ヶ月は、1~3月という寒い期間だったから変化が少なかったのでしょう。
劇的な変化を望むなら、もうひと夏越すくらい熟成させるべきなのでしょうね。
今度は、2年熟成なんて物を仕込んでみるのも面白いかもしれません。
味噌作りは、毎回エスカレートして大量仕込かつ長期熟成へと向かっております。
この傾向は、どこまで続くのでしょうか?
大根と九条ネギの味噌汁を作りました。
1年熟成した時点で十分に美味しいのだから、15ヶ月熟成が美味しいことには変わりありません。
やっぱり手作り味噌はいいなぁ。