先日の 酒粕クラッカーを作って酒粕を消費 に引き続き、酒粕消費レシピで、酒粕パウンドケーキを焼いてみます。
【目次】
1.酒粕パウンドケーキの作り方
2.ケーキに使用するなたね油について
3.ケーキになたね油を使うならこれがお勧め
4.レシピを変えてもう一度焼いてみます
5.最後に
酒粕パウンドケーキの作り方
酒粕(練り状のもの) 120g
薄力粉又は米粉 80g
砂糖 80g
なたね油 60g
卵 1個
粉チーズ 10g
ベーキングパウダー 3g
レーズン 60g
※板状の酒粕を使う時は、日本酒40gに酒粕80gを浸み込ませて合計120gにして練っておきます。
レーズン以外の材料をボウルに入れる。
混ぜる。
レーズンも入れる。
混ぜる。
これで準備OK。
簡単です。
パウンド型に流し込む。
180℃のオーブンで10分焼いたら、取り出して表面に切り込みを入れる。
次に170℃で40分焼く。
焼けたら竹串などを刺して、真ん中まで火が通っているか確認しましょう。
竹串に生地が付いてなければ焼き上がりです。
焼けてから1日以上寝かせてからいただきます。
酒粕パウンドケーキ
まあ、美味しいかな。
酒香るパウンドケーキです。
レーズンを入れたのは、ラムレーズンぽくなるかと期待したからなのですが、ラムレーズンと言うよりは、そのままの日本酒レーズンと言った感じです。
また、酒粕クラッカーでもそうでしたが、酒粕が何故かチーズのような香りに変化します。
焼きたてだとそうでもないですが、1日寝かせると何故かチーズの風味がしてくるのです。
このチーズのような香りを引き立たせる為に、粉チーズを配合して相乗効果を期待しましたが、特に相乗効果はありませんでした。
ケーキに使用するなたね油について
今回の酒粕ケーキには、バターでなく、なたね油を配合しました。
使ったのがこれ、鹿北製油のなたね油。
パッケージに
と説明が書かれています。
このなたね油は、味が強く、本当に菜種の香りがします。
菜種の香りというのは、例えばキャベツを炒めた時の香りや、大根葉を炒めた時の香りなどに似た、アブラナ科の植物に共通する香りです。
この油で炒め物をすれば、菜種の香りがプラスされて美味しくなるのですが、ケーキに入れると、菜種の香りがちょっとうるさい感じがしました。
ケーキに混ぜるには、こちらのなたね油の方が良さそうです。
こちらはナッツのような香りがして、ケーキと合うと思います。
ケーキになたね油を使うならこれがお勧め
ケーキに使うなら京都にある山中油店のなたね油が最高である事が分かりました。
世界料理研究会で使ってみてこれがとても美味しかったです。
世界料理研究会の模様は↓こちら↓をご覧ください。
このなたね油は、ナッツのような香りがしてバターとはまた違う美味しさが出ます。
この商品はAmazonや楽天では売ってません。
山中油店のサイトから購入できます。
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レシピを変えてもう一度焼いてみます
〈材料 18cmのパウンド型1個分〉
酒粕(練り状のもの) 120g
薄力粉又は米粉 80g
砂糖 80g
バター 60g
卵 1個
ベーキングパウダー 3g
ゆであずき 100g
酒粕パウンドケーキ改良版。
酒香るパウンドケーキです。
なたね油をバターに変えて、レーズンをゆであずきに変えたのは大正解でした。
それぞれの味が見事に調和してます。
美味しくなりました。
最後に
酒粕をケーキに混ぜるというのは、面白いです。
酒粕は、十分にケーキ素材としての可能性を秘めています。
なたね油は、商品によってそれぞれ個性があるので、いろいろ試してみるのも面白いです。
また何か発見があれば報告しますね。