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壬生菜とお揚げの炊いたん 京都人が教えるおばんざい

壬生菜とお揚げの炊いたん
京都人が教えるおばんざい

京都のおばんざい、壬生菜とお揚げの炊いたんの作り方をご紹介します。
簡単で毎日食べても飽きない美味しさなので、是非ともレパートリーの1つに加えてください。

【目次】
1.壬生菜(みぶな)とは
2.壬生菜とお揚げの炊いたんの材料
3.壬生菜とお揚げの炊いたんの作り方
4.壬生菜とお揚げの炊いたんの味
5.まとめ
6.動画で説明

壬生菜(みぶな)とは


これが壬生菜(みぶな)です。
これは京都の伝統野菜で、壬生寺(みぶでら)というお寺の近くで栽培されていたから壬生菜と呼ばれています。
水菜によく似てますけど、水菜の葉はギザギザですけど、壬生菜の葉は丸く細長いです。
味も水菜に似てますけど、水菜よりもしっかりとした菜っぱの味がします。

サラダにも使えるし、炒め物にも使えるし、今回のような煮物にも使えるし、何に使っても美味しいですよ。

壬生菜は通年で栽培されていますが、水菜や小松菜に比べると流通量は少ないですから、京都のスーパーでも売ってない場合があります。
壬生菜が手に入らない場合は、代わりに水菜でも、小松菜でも、白菜を使ってもいいですよ。

壬生菜とお揚げの炊いたんの材料


【材料】(3〜4人前)
壬生菜 1束
お揚げ 1/2枚
だし汁 1カップ
薄口醤油 大さじ1
みりん 大さじ1

薄口醤油がない場合は濃口醤油でも良いです。
薄味なので、味が物足りないと思う方は、薄口醤油とみりんを1.5倍くらいに増やしても良いです。

壬生菜とお揚げの炊いたんの作り方


壬生菜を洗い、3センチくらいの幅に切ります。


油揚げは、半分だけ使います。


これを適当に細かく切ります。

油抜きをするかしないかは、ご自由に決めてください。
私は面倒なのでやりません。


鍋に出し汁を入れ火にかけて、薄口醤油・みりん、油揚げを入れます。


沸騰してきました。


水菜を入れます。

最初は、お鍋一杯になってますが、火が通るとだんだんかさが減ってきます。
時々混ぜながら2〜3分煮込みます。


壬生菜がしんなりしたら完成です。

火を止めて、お皿に盛っていただきましょう。

壬生菜とお揚げの炊いたんの味


では、いただきます。

うん、あっさり薄味で美味しいです。

壬生菜の味がよく分かります。
若干ですが、アブラナ科の植物特有のピリリとした風味と、苦味というほどの苦味ではないですけどそんな風味もありますね。

美味しいと言っても特別に美味しい訳ではありません。
素朴な美味しさです。
けど、毎日食べても飽きない美味しさなのです。

京都の人の中には、毎日菜っぱとお揚げの炊いたんを食べんと気ぃ済まへん人も居てはるんどすえ。

そんな美味しさがあります。

簡単に作れるので、是非ともレパートリーの1つに加えてください。

まとめ

  • 壬生菜は、壬生寺の近くで栽培されていた京都の伝統野菜。
  • 水菜・小松菜・白菜でも代用可。
  • あっさりして素朴な美味しさ。
  • 毎日食べても飽きない美味しさ。

動画で説明

動画ではオトコ中村が出演して実演しています。
動画でしか表現できないこともあるので、併せてご覧ください。

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このブログを書いてる人

オトコ中村
京都在住 40代 料理を通じて皆が健康で幸せになればいいなと思っている。
YouTubeもやってます。
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