菜の花のぬか漬けの美味しい漬け方
腸内環境に良いですよ
菜の花は、そのままぬかに漬けても上手く漬かりません。
菜の花を美味しくつける方法をご紹介します。
ぬか漬けは乳酸菌と酪酸菌が生きて腸まで届く健康食品です。
菜の花のぬか漬けを美味しくたべて健康と美容を目指しましょう。
【目次】
1.菜の花をそのままぬかに漬けるとどうなるか
1-2.1日漬けました
2.塩水で下漬けしたらどうなるか
2-2.1日漬けました
3.菜の花はサッと湯通しする
3-2.2日漬けました
4.まとめ
5.動画で説明
菜の花をそのままぬかに漬けるとどうなるか
そのままぬかに漬けるとどうなるか試してみましょう。
これは、菜花(なばな)です。
菜花とは、菜の花が咲くちょっと前の段階の野菜です。
これをぬかにそのまま漬けてみます。
1日漬けました
掘り起こしました。
ぬかを洗い流します。
ご覧の通り、ほとんど漬かってないです。
漬かってたらしんなり、くたびれた状態になりますが、これは新鮮な状態とあまり変わりません。
塩水で下漬けしたらどうなるか
過去に小松菜のぬか漬けについて説明したことがあります。
↑ここには、葉物野菜をぬか漬けにするときは、3%の塩水で下漬けしてからぬかに漬けると美味しく漬かると書いてあります。
では、菜の花を塩水で下漬けしたらどうなるでしょう。
菜花と小松菜を3%の塩水に漬けます。
小松菜は比較のために一緒に入れました。
これで1日漬けておきます。
1日漬けました
この通り。
菜花は漬かってしんなりするどころか、シャキッとしてますよ。
小松菜はこの通りしんなりしてます。
これで下漬けが完了して、これを糠に漬けると美味しく漬かります。
菜花と小松菜を見比べてみましょう。
この差は何でしょうね。
普通の葉物野菜は、しんなりするはずですけど。
とにかく菜の花は、塩水で下漬けも出来ないのです。
菜の花はサッと湯通しする
ここからが、美味しい菜の花の漬け方になります。
しっかり読んでくださいね。
菜の花をサッと湯通しして冷水にとります。
湯通しする時間は1〜2秒でいいです。
このサッと湯通しする事で、菜の花に火を通さずに、表面のコーティングだけが壊れて、塩が染み込むようになります。
そして、水を切ってぬかに漬けます。
これでちゃんと漬かります。
2日漬けました
漬ける時間は1日で良いですが、1日目は帰ってくるのが遅かったので、面倒だからそのままにして、それで2日経ちました。
ぬか漬けは、毎日かき混ぜるのが理想ですけど、厳格に毎日混ぜるのはしんどいですよ。
ズボラな所もないとやってられません。
たまにはサボって2〜3日放置してもいいんですよ。
この糠床は、サボりにサボって、2年以上放置した事もあります。
2年放置した糠床がどうなるか知りたい方は、こちらの記事を見てください↓
では、菜の花を掘り出して、糠を洗い流し、水分を搾り、適当な大きさに切りました。
では、いただきます。
よく漬かってます。
菜の花の香りがして、ほんのり苦味もあります。
美味しいです。
春の味覚ですね。
まとめ
- 菜の花はそのままぬかに漬けても上手く漬からない。
- 菜の花は塩水で下漬けしても上手く漬からない。
- 菜の花はサッと湯通ししてから糠につけると上手く漬かる。
ぬか漬けを食べると、乳酸菌と酪酸菌が生きたまま腸に届くので、腸内環境が良くなりますよ。
1回や2回食べるだけでは変わりませんけど、2週間続けて食べるとお腹の調子が変わるのが分かりますよ。
健康と美容のために挑戦してみてください。
動画で説明
動画ではオトコ中村が糠漬けを実演しております。
動画でしか伝わらない事もあるので、併せてご覧ください。