肉料理

牛丼の美味しい作り方(肉を柔らかくする方法も詳しく説明してます)

牛丼に紅生姜を乗せるところ

牛丼の美味しい作り方
(肉を柔らかくする方法も詳しく説明してます)

牛丼は牛丼屋さんに行けば安く美味しく食べられますが、手作りはレベルが違います。
所要時間は15分程度です。
15分のうち10分は煮込み時間なので、実質手が掛かるのは5分程度です。
難しくありません。

手作りの味を知るとお店で食べるのが物足りなくなります。

【目次】
1.牛丼の材料
2.牛丼の作り方
3.手作り牛丼の味
4.使用する牛肉について
5.肉を柔らかくする方法
6.まとめ
7.動画で説明

牛丼の材料


【牛丼の材料】(2人前)
(具)
牛肉(薄切り) 200g
玉ねぎ 1個
生姜 1かけ(10g程度)

(つゆ)
醤油 大さじ3
みりん 大さじ3
出し汁 100ml

ご飯 2膳分
紅生姜 お好みの量

牛丼の作り方


玉ねぎは1センチくらいの厚さにスライスします。


生姜は千切りにします。

牛肉は一口大に切るとかそんな事しなくていいです。


お鍋に(つゆ)を入れて火にかけ、ふつふつ湧いてきたら(具)を入れ肉をほぐします。


お肉がほぐれたら蓋をして弱火で10分くらい煮込みます。
5分くら似たところで一度かき混ぜると良いです。
面倒ならかき混ぜなくても良いです。


10分煮込みました。
ちょっと汁が多いので、中火にして1分くらい煮詰めたらOKです。
あとはご飯に乗せるだけです。

要するに牛丼の調理法は

1.蓋をして弱火で10分煮込む。
2.蓋を外して中火で1分煮詰める。

このように2段階でOKです。

煮詰め加減は、お好みで変えてください。
煮汁が少なくなれば煮汁の味が濃くなります。
煮汁が多ければ、煮汁の味は薄くなります。
焦げ付かない限りならどれだけ煮汁を少なくしても構いません。

私の好みは、上記のように中火で1分程度煮詰めるのがちょうど良いと思ってます。

とは言っても、分量をきっちり守って作っても素材によって変わりますから、味見しながら作るのが1番です。


ご飯をよそって


盛り付けます。


ちょっと汁もかけました。


最後に紅生姜を乗せます。
紅生姜は自家製ですよ。
紅生姜の作り方を知りたい方はこちらの以下の記事をご覧ください。


牛丼が完成しました。

手作り牛丼の味


美味しいです。

日本の牛で作ったので美味しいです。
お肉に少し固い部分があったので、それが少し気になりましたが、大した問題ではありません。

多少の筋程度なら、煮込み時間を長くすれば、柔らかくなります。
筋はじっくり煮込むとセラチン化して柔らかくなるのです。
ただし、煮込みすぎると柔らかくなりすぎて、肉がボロボロになるので、そこまで行くと美味しくないので、注意しましょう。

それでは、カメラマンのbobさんの感想も聞いてみましょう。

オトコ中村

bobさんどうですか?

bob

美味しい。
こんな普通の料理を、まさか試食させてもらえる日が来るとは思わず戸惑ってるんですけど、めちゃくちゃ美味しいです。

オトコ中村

あはは、そうですね。
このブログを始めて読んだ方のために説明すると、このブログでは、未知の発酵食品とか、野草料理とかを作る事が多く、bobさんにもそういった料理を食べてもらう事が多いのです。

bob

脂身の所も美味しいんですよ。
どんどんどんどんかっ込んじゃうから牛丼はちゃんと噛んで食べないとダメですよねー。

オトコ中村

ところで、自家製の紅生姜と牛丼との相性はどうでした?

bob

いわゆる牛丼チェーンで自由に入れられる生姜は、結構柔らかかったりフニャッとしてる感じ。
しかし、オトコ中村謹製の生姜は、舌触りも歯触りもしっかり形がある。
あとパワー、しっかりして紅生姜っていうパワーがあるから、それも新鮮で美味しかったです。

あ、それから冷めても美味しかったです。

使用する牛肉について

牛肉の薄切り肉なら部位はどこでもいいです。

今回使用した牛肉は国産の中途半端な価格帯の牛肉でした。
100gで500円程度でした。
だから少し筋があったのでしょう。

それ以上の価格帯の牛肉なら文句なしにめちゃくちゃ美味しい牛丼になるでしょうね。

そして、国産の牛肉で最も安い価格帯が100gで300円程度なのですが、それで作っても十分に美味しいです。

日本の牛は安くても美味しいです。

ちなみに米国産の牛肉を使うと吉野家の味になります。
豪州産だと松屋の味になります。
すき家となか卯は、複数国の牛肉を使ってます。

肉を柔らかくする方法

YouTubeのコメントで、「舞茸に含まれるタンパク質分解酵素で肉が柔らかくなるので、舞茸を刻んで肉にまぶしてしばらく置いてから調理すると良いよ。」みたいなアドバイスをいただいたのですが、それでは、筋まで柔らかくなりません。

舞茸の酵素を活かすには、40〜50℃の温度をキープするのがいいです。
肉と舞茸を入れた煮汁を沸騰させずに、じわじわと加熱して、40〜50℃をキープさせると肉が本当に柔らかくなります。
ただし、酵素で柔らかくなるとは言っても、タンパク質が分解されて肉が溶けて、朽ちていくので、肉の量が減って、肉の食べ応えもなくなります。
肉の量が減るので「肉をつまみ食いした奴は誰や!?」って思いますよ。

牛丼の場合は、煮込み時間を長くして筋をゼラチン化させる方法が最も美味しく食べられる方法だと思います。

ちなみに舞茸のタンパク質分解酵素の実力がよくわかる記事があるので、興味のある方は以下の記事をご覧ください。

まとめ

  • 牛丼の調理法は蓋をして弱火で10分煮込み蓋を外して中火で1分煮詰める。
  • 国産牛で作ると美味しい。
  • 脂身も美味しい。
  • 冷めても美味しい。
  • 紅生姜も手作りすると美味しい。
  • 高級肉で作るともっと美味しい。
  • 国産なら安い肉で作っても美味しい。
  • 肉が固かったら煮込み時間を長くすると良い。

動画で説明

動画では私が実演してます。
動画でしか表現できない事もあるので併せてご覧ください。

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このブログを書いてる人

オトコ中村
京都在住 40代 料理を通じて皆が健康で幸せになればいいなと思っている。
YouTubeもやってます。
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詳しくは プロフィールのページ をご覧ください。

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