今回は、ガルバンゾー(ヒヨコマメ)の料理を採り上げてみます。
ガルバンゾーは、インドが主要な産地の豆で、カレーに入れて煮込むと、すごく美味しいです。
私は、この豆を知った当初、ガンバルゾー(頑張るぞー)だと思い込んでいました。
豆のくせに、頑張るぞーなんて健気で可愛いやつだと思っていました。
数年間そう思ってました。
それが、実はガルバンゾーだと知った時は、軽いショックでしたよ。
さて、これは乾燥させた状態のガルバンゾーです。
乾燥させた豆は、大豆と同様に、一晩水に漬けてから1時間くらい茹でる必要があります。
茹でるのが面倒なら、茹でた豆の缶詰なども利用すると良いでしょう。
茹でるとホクホクした、大豆とジャガイモの中間のような食感で、煮崩れしにくいので、カレー等の煮物に向いています。
意外と和食にも合います。
ガルバンゾーで五目豆を作ってみました。
五目豆は、普通は大豆で作るものですが、ガルバンゾーで作っても美味しいです。
冷蔵庫の残り物とガルバンゾーでサラダを作ってみました。
ブロッコリーの芯の部分、1個だけ残っていたピーマン、ガルバンゾーなどが入っています。
サラダでも美味しいです。
また、カレー等の料理にガルバンゾーを入れるレシピは、膨大なレシピが紹介されていますので、興味のある方は、適当に調べてください。
ここではちょっと変わった料理を紹介したいと思います。
ちょっと変わった料理とは、ガルバンゾー豆腐です。
ガルバンゾー豆腐を作る
まず、豆を一晩水に浸けます。
水に浸けておくと、豆が水を吸って3倍くらいの体積になるので、豆の3倍以上の水を入れます。
左が水に浸けた豆。
右が乾燥豆。
ずいぶんと大きくなってますね。
水を吸った豆が十分にかぶるくらいの水を入れて、マルチブレンダーで粉砕します。
この工程は、もちろんフードプロセッサーでも可能です。
ここまでは、大豆の豆乳を作る手順と同じです。
大豆の場合はここで火を入れるのですが、ガルバンゾーの場合は、火を入れずに布で濾します。
ガルバンゾーの豆乳です。
まだ火を入れてないので飲めません。
混ぜながら火にかけます。
温めるとドロっとしてくるので、沸騰寸前まで混ぜ続けて火を止めます。
ガルバンゾー豆腐。
味は、手作りだから美味しいですが、普通の豆腐の味です。
にがりで固まっているわけではなく、デンプンで固まっている豆腐です。
確かにこれは珍しいのですが、味が普通の豆腐なので、驚きは少なかったです。
さて、これはガルバンゾーのおから。
これで卯の花煮にしてみましょう。
ガルバンゾーの卯の花煮。
ガルバンゾーのおからも、煮ると少しドロッとして冷めると固まります。
これも珍しい料理だとは思うのですが、味は、普通のおからでした。