皆様は、クラウドブレッドをご存知ですか?
クラウドブレッドとは、SNSなどで話題になっているクラウド(雲)のような形をしたグルテンフリーのブレッドです。
グルテンフリーという事で、我が家でも採り入れてみようと思いました。
話題になっていると書きましたが、ひょっとすると話題になっていた(過去形)と言った方が適当かも知れません。
まあ、とにかく私は、クラウドブレッドを一度も食べた事がありません。
そういった未知の食べ物を知ると、非常に興味が沸いてきます。
売ってないので自分でクラウドブレッドを作ってみます。
クラウドブレッドについて書かれた本
図書館でこんな本を借りてきました。
この本によると、クラウドブレッドは、グルテンフリーだけでなく、低糖質なので、ダイエットや糖質制限にも役立つと書いてあります。
さらに…
コクと旨みがあって、さっくりとした歯切れのいい食感で、外はサクツ、中はしっとり。
とっても軽く、しかも柔らかい生地が出来上がります。
…との事。
さらに本をめくると、クラウドブレッドを使った美味しそうなレシピがたくさん載っています。
これは是非とも試してみましょう。
基本の生地を作る
クリームチーズ 36g(常温に戻しておく)
卵黄 2個分
きび砂糖 小さじ1
卵白 2個分(使う直前まで冷やしておく)
ベーキングパウダー 小さじ1/3
オーブンを170℃で予熱しておきます。
卵白にベーキングパウダー・きび砂糖を入れ、ツノが立つまで泡立てます。
本にはクリームチーズを30g入れると書いてあるのですが、買ってきたキリのクリームチーズは1パック18g入りです。
1パック18gに12gを足して使えば30gになりますが、6g余ります。
これは中途半端な量だ。
だから2パック全部で36g入れました。
本よりも少しだけクリームチーズの分量が多いです。
それ以外の材料は、本に書いてある通りです。
クリームチーズと卵黄を混ぜます。
混ざりました。
クリームチーズと卵黄を混ぜたところに、メレンゲをひとすくい入れて混ぜます。
混ぜました。
卵黄生地にメレンゲをひとすくい入れて混ぜるのは、質感を近づけると混ざりやすくなるからと本に書いてありました。
ここまでは全てハンドミキサーでやりました。
メレンゲの中に卵黄生地を入れます。
ここからはゴムベラで混ぜます。
多少メレンゲの固まりが残っていても大丈夫です。
オーブン天板にクッキングシートを敷いて、生地を4等分に流しました。
4等分なのは4人家族で仲良く食べるためです。
170℃で20分くらい焼きます。
焼きあがりました。
これを冷ましておきます。
ちょっとアレンジして第2弾を焼く
基本の生地を焼いてる間に、第2弾を作ることにします。
基本の生地では、フワフワすぎて食べ応えが無いだろうと思い、勝手ながら卵黄とクリームチーズを混ぜる段階で、米粉を大さじ3加えました。
基本の生地との違いは、米粉を大さじ3入れるか入れないかの違いだけです。
米粉を入れる事によって、ダイエット効果と糖質制限の効果は下がりますが、我が家では誰もダイエットや糖質制限してませんので大丈夫です。
第2弾を焼きます。
基本の生地よりしっかりした生地になっています。
第2弾は170℃で25分くらい焼きました。
基本の生地よりも焼き時間が5分くらい長くなりました。
完成したので、これで朝食とします。
自家製クラウドブレッド。
ふわふわで、スポンジケーキみたいです。
だって、材料はスポンジケーキとほとんど同じですから。
スポンジケーキから砂糖を抜いたような配合です。
要するに甘くないスポンジケーキです。
ふわふわで軽すぎて、食べたのか食べてないのか分かりません。
確かにクラウド(雲)のようだ。
ニンジンサラダを乗せて食べてみました。
口の中で、ニンジンサラダの味しか感じませんでした。
クラウドブレッドの存在感無しです。
本にはクラウドブレッドのサンドイッチ等も載ってましたが、きっと具だけを食べている感覚になるでしょう。
こちらは第2弾の米粉入りクラウドブレッドです。
米粉を混ぜた分、食べ応えがアップしてると思うのですが、このクラウドブレッド4枚に入っている米粉は大さじ3ですから、1枚あたり大さじ3/4ですからね。
全然食べ応えありません。
ジャムを付けて食べてみたりもしましたが、ほとんどジャムの味しかしませんでした。
念のため言っておきますが、決して不味くはありません。
家族全員で、味には何の不満も無くいただきました。
ただ、食べ応えが無いのです。
あ、そう言えば、クラウドブレッドを食べた感想を表現するのに、関西ではピッタリの言葉があるのを思い出しました。
その言葉は…
屁ぇ食うてるみたいや。
まとめ
クラウドブレッドを作ってみましたが、ふわふわで軽すぎて、まったく食べた心地がしませんでした。
子供達は、すぐにお腹が空いたと言ってました。
確かにダイエットにはなるでしょう。
けどね…
話題になっているのではなく、話題になっていた(過去形)と言うのもうなずける結果でした。