梅の季節は、「梅雨」の季節でもあります。
この記事を書いている間に、先ほどまで晴れていたのに、ゲリラ豪雨が降ってきました。
そう言えば、小学2年生の息子に「ゲリラって何?」と聞かれまして、答えに窮しました。
ゲリラを辞書で調べると「正規軍でない少人数の戦闘隊。また、その隊による奇襲戦法。」とまあ、平和な世の中しか知らない2年生の頭脳では理解を超えているのではないでしょうか。
結局、息子に対してゲリラという言葉の説明は置いといて、「ゲリラ豪雨とは、突然の豪雨である。」と煮え切らない回答をしてしまいました。
お…、雨は止んだ模様です。
梅干にするなら、このように大粒の梅がお勧めです。
あと、梅の色ですが、店頭に並んでいるものは、青い未熟な梅が多いですが、そのような梅を買った場合、1~2日間追熟させて、画像のように完熟になってから漬けるとより美味しい梅干ができます。
今年も例年通り塩分18%で、配合は、以下の通りです。
塩 540g
甜菜糖 60g
そして、梅雨が明けたころに土用干しを行い、赤しそと共に本漬けして、9月には食べられます。
半分は、我が家で1年間食べる分、残りの半分は、3年以上熟成させる予定です。
3年以上熟成させるのは、初挑戦になりますが、塩分がまろやかになり、ものすごく美味しいらしいので、とても楽しみです。
こちらは、今年の梅を漬けた梅酒。
こちらの配合は以下の通りです。
甜菜糖 500g
ホワイトリカー 1800ml
1年以上熟成させます。
来年(2015年)の6月に解禁する事にします。
こちらも来年の6月解禁です。
梅酒を飲んだ後、どうしても梅が残ってしまいますよね~。
梅酒の梅は、捨てるにはあまりにもったいないので、ムシャムシャ食べたりしましたが、そのまま食べてもあまり美味しくないので、ジャムを作る事にしました。
水と砂糖を加えて煮込みます。
梅酒の梅は、エキス分のほとんどが梅酒に流れ出ているので、スカスカですが、水を加えて煮込むと、水を吸って膨らみ、意外と多くのジャムが完成しました。
そして、エキス分が流れ出ているのだから「梅の味が弱いジャムになっているだろう。」と予想してましたが、予想を大きく裏切り、味わい深い、何とも言えぬ美味しいジャムになっているではありませんか!
エキスが抜けた分、酸味は弱くなってますが、1年間の熟成によって、味わい深く美味しくなっています。
それに、アルコール分が若干残っており、またそれが良いんですよ。
ヨーグルトに入れて食べてみたらとても美味しかったです。
子ども達は、「お酒の味がする!」と言って大はしゃぎでした。
そして、梅干が完成しました。
8月も後半になると、もう食べ始める事が出来ます。
では、いただいてみましょう。
手作りというだけで、十分に美味しいのですが、今回の梅干は、今までよりさらにレベルが上がっています。
美味しすぎて3歳ぐらい若返りました。(笑)
これは、昨年まで既製品の赤シソ漬けを使ってましたが、今回は、自分で漬けたものを使ったので、それで風味が良くなったのでしょう。
また、最近になって梅の熟加減が分かるようになってきたので、梅干に最適な熟加減で漬ける事ができたからでしょう。
出来上がった梅干の約半分を、3年以上熟成させるために、別の容器に移し変えます。
蓋を閉めて、「2017年8月まで熟成させる」とメモを貼り、押入れにでも入れておきます。
3年以上熟成させると、まろやかで美味しくなるらしいですが、一度も試した事がありません。
今回が初挑戦です。
2017年8月が楽しみですね。