チキンソテーの美味しい焼き方
皮はパリパリで中はふっくらジューシーに焼く方法
学生時代にバイトしていた居酒屋で、フライパンで鶏肉を焼くメニューがありました。それが人気メニューだったので、数え切れないほどフライパンで鶏肉を焼きました。
そんな私が、美味しいチキンソテーの焼き方をご紹介します。
動画もあります。
今回の動画は、ちょっと凝ってます。
最初の1分間は、特に面白いと評価をいただいております。
観ないと損しますよ。(笑)
【目次】
1.チキンソテーの材料(1人前)
2.まず鶏肉に塩コショウする
3.皮から焼く
4.裏返して軽く焼く
5.皮を下にして蓋を閉めて焼く
6.焼けたら皿に盛って食う
7.まとめ
チキンソテーの材料(1人前)
【チキンソテーの材料】(1人前)
鶏モモ肉 1枚(300gくらい)
塩・コショウ 適量
お好みで粒マスタードを添えるといいでしょう。
鶏肉の部位は、モモ肉がいいです。
胸肉でも構いませんが、胸肉は焼いたら縮こまって、分厚くなり、中心部まで火を通そうと思えば、全体としては焼き過ぎになり、水分が抜けてパサパサのカチンコチンになってしまいます。
顎を鍛える目的があるなら別ですが、胸肉をふっくら柔らかく焼くには2枚にスライスして焼くと良いです。
さて、胸肉を美味しく焼く説明は置いといて、今回は、鶏モモ肉を美味しく焼く方法です。
まず鶏肉に塩コショウする
塩コショウは、味付けの基本中の基本ですからね。
これを忘れてはいけません。
塩コショウの量は、お好みの量をお使いください。
皮から焼く
熱したフライパンに油を引き、皮を下にして中火で焼きます。
この段階で、皮にパリッと焦げ目を付けてしまいます。
中火で3分くらいは焼くといいでしょう。
皮から脂が染み出し、パチパチと脂が跳ねると思います。
台所が汚れるのが嫌な方は、蓋を閉めて焼いてもいいですよ。
裏返して軽く焼く
皮がこのようにパリッと焼けたら裏返します。
反対側は、軽く焦げ目が付く程度でいいので、中火でおよそ1分焼きます。
皮を下にして蓋を閉めて焼く
また裏返して皮を下にします。
蓋を閉めて、弱火で5分くらい蒸し焼きにします。
弱火で5分というのは目安です。
鶏肉の大きさによって完全に火が通るまでの時間は変わります。
火が通ったか分からない場合は、分厚い部分の肉を少しめくるとか、キッチンばさみで切り目を入れて、中の肉の色を確認するといいでしょう。
それでもわからないという場合は、もも肉なら少々焼き過ぎてもそんなに固くならないですから、1〜 2分くらい追加で焼いてもいいでしょう。
ちなみに、学生時代にバイトしていたお店では、蓋を閉めずに、フライパンごとオーブンに放り込んで焼いてました。
取手も全て鉄でできたフライパンだったので、そういう事もできるのです。
オーブンから取り出せば、手拭いで取手を包まないと、手が、ジューって焼けてしまいます。
オーブンから出したばかりのものを、ちょっと他の作業をしてから戻ると、何度か手拭で包むのを忘れて、素手で持って、手をジューって焼いてしまった事があります。
そりゃ熱いなんてものじゃないですよ。
涙出ますよ。
アホやな〜。
若い頃の思い出話でした。
焼けたら皿に盛って食う
焼けました。
これで中まで火が通っていて、焼き過ぎでもなく、最適な焼き加減となっています。
これを皿に盛ります。
皿には皮を上にして乗せます。
これをナイフとフォークでいただきます。
お好みで粒マスタードなどをつけると良いでしょう。
今回は、シンプルに塩とコショウだけでいただきます。
皮はパリッとしていて、中はふっくらジューシーに焼き上がっています。
ウマイです。
たまりません。
まとめ
- まずは塩コショウをする。
- 余熱したフライパンで皮を中火で3分焼く。
- 裏返して中火で1分焼く。
- また皮を下にして蓋をして弱火で5分焼く。
- 火が通ったかどうか確認する。
- 焼けたら皿に盛って食う、ウマイ!
以上の説明は、鶏モモ肉を1枚焼く場合です。
2枚3枚と同時に焼くとなれば、火力を少し強くする事と、焼き時間は、一番火が通っていない肉に合わせる事です。って当たり前の事か。
あと、テフロン加工のフライパンでは、皮のパリッと感がイマイチになります。
今回使ったようなセラミックコーティングのフライパンか、鉄フライパンを使う事をお勧めします。
私は鉄フライパンが大好きなのですが、今回セラミックコーティングのフライパンを使った理由は、フライパンの大きさに適した肉を焼くべきだからです。
鶏モモ肉を1枚だけ焼くのにちょうど良いサイズのフライパンが、それだったのです。
という訳で、説明してませんでしたが、フライパンの大きさに適した量の肉を焼く事は重要なので、最後にその事を強調しておきます。