セイタカアワダチソウ その他の野草

セイタカアワダチソウはヨモギの代用になるか?餅とパンで徹底比較検証!

ヨモギあんぱんとセイタカあんぱん

セイタカアワダチソウはヨモギの代用になるか?
餅とパンで徹底比較検証!

ヨモギとセイタカアワダチソウは全く違う植物ですが、私はセイタカアワダチソウが、ヨモギの代用として使えるという仮説を立てています。
セイタカアワダチソウは私の大好きな野草で、今まで色々料理してきました。
その結果ヨモギにと同じような使い方ができる事はすでに証明済みです。
今回は、ヨモギとセイタカアワダチソウの両者で草餅とあんぱんを作って食べ比べて白黒付けたいと思います!

【目次】
1.ヨモギとセイタカアワダチソウを摘む
2.まずはペーストにする
3.草餅を作る
4.草あんぱんを作る
5.草餅と草あんぱんを試食
6.1日経つと少し印象が変わった
7.実験結果
8.まとめ
9.動画で説明

ヨモギとセイタカアワダチソウを摘む


ここは京都の鴨川です。


ここの河川敷に生えてるこれは、セイタカアワダチソウです。


セイタカアワダチソウは、秋になったら人の背丈よりも高く伸び黄色い花を咲かせるので、遠くから見ても存在感が抜群です。


しかし、この日は4月後半だったので、まだ背丈が低く目立ちません。
足元を見ながら歩かないと見つかりません。
それでも草としての特徴で分かりますよ。

これをプチっと摘み取ります。

セイタカアワダチソウ
6月頃のセイタカアワダチソウ

6月くらいになったら、花は咲かせませんが、他の野草よりも背丈が高くなるので分かりやすいです。

セイタカアワダチソウは、食材として利用するなら、収穫時期は4月から7月頃までいけます。

4月以前でも収穫可能ですが、あまり伸びてないので、見つかりにくいです。
8月以降になると、硬くなりすぎるので、あまり食用には向かなくなります。
それでも先端に少し柔らかい部分があるので、そこだけ摘むと8月でも食べれます。
蕾ができ始めると、葉は硬くなって食用には向かなくなります。

というのが、食材としてのセイタカアワダチソウの収穫時期についての話です。
他ではどこを探しても見つからない情報ですよ。


これはヨモギです。
ヨモギも摘みます。

ヨモギの摘み方については前回の記事で詳しく書いたので、そちらをお読みください。


これだけ収穫しました。

まずはペーストにする


収穫してきたらまずは水洗いです。
野草をまず水洗い、これは基本です。


鍋にお湯を沸かしセイタカアワダチソウを茹でます。
茹で時間は1分程度です。
お湯を切り冷水にさらしてからギュッと水分を絞ります。


包丁で細かく切ります。
セイタカアワダチソウの収穫時期が早く若い芽ばかりなので、普通の野菜のように簡単に切れました。
収穫時期がもう少し遅ければそうはいきません。


すり鉢ですりつぶします。
これでセイタカペーストができました。


ヨモギも同じ要領でペーストにします。
ヨモギはセイタカに比べて繊維質が手強かったです。
包丁で切る際に、野菜のようには切れませんでした。
包丁を前後にスライドさせながら切りました。

繊維が多少手強くても、すり潰す段階になれば大きな違いはありません。
ヨモギペーストもできました。

ペーストでは、ヨモギとセイタカ両者の見た目だけでは、ほとんど違いがわかりません。

しかし、匂いは違います。
ヨモギは優しく爽やかな香りです。
セイタカは青臭さがあり、菊の香りが強いです。

ヨモギとセイタカはどちらもキク科の植物ですが、ヨモギの香りは菊という感じはしませんが、セイタカはモロに菊の香りがします。

草餅を作る

草餅の材料(8個分)
米粉 100g
白玉粉 20g
水 120ml
砂糖 30
あんこ200g
ヨモギペースト 20g
セイタカペースト 20g

まずは、プレーンの餅を8個分作り、それを半分にして、それぞれにセイタカアワダチソウペーストとヨモギペーストを混ぜ、セイタカ餅とヨモギ餅を4個ずつ作ろうと思います。


ボウルに、米粉・白玉粉・砂糖・水を入れ混ぜます。
ざるに、さらしを被せ流し込み、15分ほど蒸します。


餅を蒸してる間に餡子を8等分して丸めておきます。


蒸した餅をボウルに取り出して、木べらでこねます。
ある程度こねたら、半分ずつ分けます。
片方にセイタカペースト、もう片方にヨモギペーストを入れました。
手を濡らしながら手でこねます。


餅の準備ができました。


餅を指で押さえながら広げます。
餡を餅の真ん中に乗せて包んでいきます。
閉じ目を下にしておきます。


草餅ができました。

これの味は後述します。
その前に草あんぱんを作ります。

草あんぱんを作る

草あんぱんの材料(4個分)
強力粉 125g
砂糖 10g
塩 2g
バター 10g
水 60ml
セイタカペースト又はヨモギペースト 25g
ドライイースト 2g
あんこ 200g


強力粉・砂糖・塩・バター・セイタカペースト・水・ドライイーストをホームベーカリーの容器に入れます。
“こね“だけをホームベーカリーにやってもらいます。


こねました。


ボウルに取り出して、ラップして1次発酵させます。


生地をⅠ次発酵させてる間に餡子を8等分して丸めておきます。


30分後、1次発酵できました。
台に打ち粉して生地を取り出します。
生地をハサミで切って4等分して、生地を丸めます。


パン生地を指で伸ばして、生地の真ん中を少し分厚くしておきます。
真ん中に餡子を乗せて、包みます。
しっかり閉じたら閉じた部分を下にして、オーブン天板に乗せます。

高校生の時にパン工場で成形のバイトをしたことがあるんで、パン生地の扱いは慣れてます。


できました。
これを40℃のオーブンで1時間ほど入れて2次発酵させます。


2次発酵完了しました。
これを170℃のオーブンで30分焼きます。


焼けました!

草餅と草あんぱんを試食

まずは草餅からいただきます。


見た目ではセイタカの方が若干色が薄いかなという程度の違いです。

味は、どちらも美味しいです。

やはり摘んできたヨモギはやはり最高です。
セイタカは、ヨモギとは違った爽やかさがあり、少しアクが残って若干エグ味があります。
ヨモギにはエグ味は感じられません。

これはどちらが美味しいという判定をするものではありませんが、ヨモギの方が美味しいです。
しかし、決してセイタカが不味い訳ではありません。
セイタカ餅でも売ってるヨモギ餅よりも香りがいいですよ。

ヨモギ餅は美味しい。
アロマだわ。
こんなに美味しいヨモギ餅は売ってないよ。

オトコ中村

そうそう。
売ってるヨモギ餅は、乾燥ヨモギとか冷凍ヨモギを使ってるから、摘んできたヨモギよりも風味が劣るからね。

私はヨモギ餅あまり好きじゃないけど、これは好き。

オトコ中村

今回は、摘んできたヨモギがいかに美味しいかという話じゃないで。

それでも毎回言うの!

オトコ中村

ハハハ

セイタカは味が強いね。
ものすごい清涼感とちょっとスーッとした感じすらする。

オトコ中村

そうそう。セイタカは清涼感があります。
私はその感覚を言語化できなかったけど、清涼感というのが相応しい表現。

思ったよりもエグ味が少なくてよかった。
もっと苦いと思ってた。

セイタカは北米原産だから、日本の餅に合わせるのはちょっと無理があるかもしれません。

パンに混ぜるとセイタカの良さが活かせると思います。
洋食の小麦やバターの方がよく合うかもしれません。

実際に過去にセイタカあんぱんを作ったことがあります。
それについては以下の記事をお読みください。

だから、セイタカあんぱんが美味しいことは知ってます。
でもヨモギと食べ比べてないから、今回はヨモギあんぱんも作ってみました。


という訳で、草あんぱんを食べ比べます。

どちらも美味いです。

ヨモギは優しくまろやかな香りです。

セイタカはダイナミックな香りと刺激。
パンにするとエグ味もほとんど感じません。
セイタカの特徴が活かされてます。

ヨモギとあんことパンのバランスがすごくいい。
よもぎあんパンは美味しいね。

オトコ中村

そやね。
ヨモギあんぱんは間違いなく美味しいね。

ヨモギのパンよりもセイタカアワダチソウのパンの方がインパクトがある。
清涼感はお餅ほど前に出てこない。
苦味もあるけど、パンを焼いた香ばしい香りと相まって、苦味とかがいい感じに収まってる。
だけどインパクトは強い。
不思議とパンに入れるとお餅に入れた時のイメージとだいぶ違うね。

オトコ中村

餅やパンに混ぜるなら「洋のセイタカ和のヨモギ」と棲み分けができるかも。

1日経つと少し印象が変わった

上記の試食は、出来たてホヤホヤで食べました。
だから、草の香りがとてもよく出てました。

ところが1日経ってから食べてみると、草の香りが落ち着いて、また印象が変わりました。

餅に関しては、1日経っても味は落ち着きましたが、ヨモギとセイタカの個性が残ったままで、あまり印象は変わりませんでした。

パンは全く印象が変わりました。
草の香りがかなり飛んで、両者の違いが曖昧になりました。
味わって食べなければ、どっちがどっちか分からないレベルです。

1日経ったセイタカあんぱんを、「これはヨモギあんぱんです。」と言われて食べると、ほとんどの人がヨモギあんぱんと思って食べるでしょう。
そもそも、パンにセイタカアワダチソウが混ざってるなんて、普通の人は想像しませんから、ヨモギと信じて食べるでしょう。

実験結果

実験結果の発表です。

セイタカアワダチソウはヨモギの代用になるかという実験でした。

餅では代用にならん事はないです。
パンでは代用になります!

白黒はっきりさせたかったですが、餅に関しては曖昧な答えになりました。
パンは、焼きたてでなければバレないと思います。
まさかパンにセイタカが混ざってるなんて普通の人は思わないでしょうから。

今後、私の影響でセイタカパンが世の中に普及してくると、徐々に気付く人も出てくるかもしれませんが、今のところ黙ってたらバレないと思います。

もし、お住まいの地域にヨモギが生えてなくて、ヨモギ摘みができないけど、セイタカアワダチソウなら生えてるって人。
そんな人がいたら、これを参考にしてもらえればと思います。

日本にそんな所ないと思うけどね。

セイタカアワダチソウは私の大好きな野草なので、当ブログにはセイタカアワダチソウのネタ記事ばかりが集まったカテゴリーがあります。
セイタカアワダチソウの入浴剤の記事もあります。
セイタカアワダチソウのコーヒーの記事もあります。
気になる人はチェックしてくださいね。

セイタカアワダチソウのカテゴリーをチェックする!

まとめ

オトコ中村

セイタカアワダチソウはヨモギの代用になるか?
餅とパンで実際に食べ比べて検証しました。
結論は、餅では代用にならんことはないです。
パンでは代用になります。

餅はセイタカ独自の清涼感とエグ味あり、ヨモギとの違いがはっきり出ます。
どちらも美味しいのですが、やはり別物という印象です。

パンは焼きたてこそセイタカのダイナミックさが出てますが、1日経つと草の香りが落ち着き、ヨモギとの区別が曖昧になります。

「洋のセイタカ、和のヨモギ」という棲み分けができそうです。
身近にセイタカアワダチソウが生えていたら、ぜひパンに混ぜて試してみてください。新しい野草の魅力に気づくはずです。

動画で説明

動画では私が実演してます。
妻も声だけ出演しています。
動画でしか表現できないこともあるので併せてご覧ください。

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このブログを書いてる人

オトコ中村
京都在住 40代 料理を通じて皆が健康で幸せになればいいなと思っている。
YouTubeもやってます。
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詳しくは プロフィールのページ をご覧ください。

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