HARIO蓋がガラスのご飯釜の10年使用レビュー
我が家では10年程前から「HARIO蓋がガラスのご飯釜」を使ってご飯を炊いています。
この調理器具がいかに優れているのかをご説明します。
案件じゃないのでご安心ください。
10年使ってるから知り尽くしたうえでの説明ですよ。
そもそも土鍋でご飯を炊いたら美味しいです。
そしてこの鍋は、ご飯を炊くことに特化した土鍋です。
鍋料理や煮込み料理には向きませんが、ご飯を炊かせたら土鍋の中でも非常に優れているのです。
【目次】
1.蓋がガラスのご飯釜の構造
2.蓋がガラスのご飯釜でのご飯の炊き方
3.比較:普通の土鍋での炊き方
4.蓋がガラスのご飯釜で炊いたご飯の味
5.スペアパーツもある
6.蓋がガラスのご飯釜の欠点
7.我が家には炊飯器が無い
8.まとめ
9.動画で説明
蓋がガラスのご飯釜の構造
この鍋の構造を見てみます。
まず、本体です。
分厚い土鍋で重いです。
これだけで2kgくらいあります。
分厚く重いが故に蓄熱効果があり、ご飯がふっくら美味しく炊けます。
蓋の部分です。
蓋はガラスで内部が見れるようになっていて、持ち手の部分はシリコンゴムになっています。
シリコンゴムだから、鍋が熱くなった時でも蓋を素手で持つ事ができます。
普通の土鍋の蓋は、中を見る事ができず、熱くなれば素手で蓋を持つことができません。
些細な事ですが、ちょっと便利です。
蓋の中心部に小さい穴が空いていて、沸いてきた時にピーッと音が鳴る構造になっています。
それでは、この鍋でご飯を炊いてみましょう。
蓋がガラスのご飯釜でのご飯の炊き方
まずは、お米を洗います。
最近は、お米が高いので押し麦を混ぜて量増ししてます。
しばらく水に浸けておきます。
お米と同量の水を入れます。
お米が4合だから、水も4合です。
この鍋は2〜3合用なのですが、画像では4合入れてます。
4合でもちゃんと炊けますよ。
火をつけます。
火力は鍋底をはみ出さない程度です。
10分くらいで沸いてきてピーッと音が鳴ります。
音が鳴れば火を止めます。
火を止めて15分放置したら、蒸らしまで完了で、食べる事ができます。
音が鳴ってから火を付けたまま1分くらい待ってから火を消すとお焦げを作る事もできます。
この鍋での炊き方をまとめます。
【蓋がガラスのご飯釜でのご飯の炊き方】
①火をつける
②ピーッと鳴ったら火を止める
③15分蒸らす
これで食べられます。
比較:普通の土鍋での炊き方
火をつけて、沸いてきたら弱火にして10分煮込み、火を止めて10分蒸らしたら食べられます。
普通の土鍋での炊き方をまとめます。
【普通の土鍋でのご飯の炊き方】
①火をつける
②沸騰したら弱火にする
③10分後火を止める
④10分蒸らす
こうなってます。
蓋がガラスのご飯釜と土鍋での炊き方を比較すると、蓋がガラスのご飯釜で炊く場合の方が、工程が1つ少ないのです。
地味な違いですが、楽できます。
また、普通の土鍋の場合は、沸騰するタイミングは目が離せません。
目を離すと吹きこぼれてしますので、吹きこぼれる直前で火を弱めなければいけません。
それに比べて、蓋がガラスのご飯釜は、沸騰したら音で知らせてくれる事と、蓋の構造的に吹きこぼれないようになっているので、音が鳴るまで他の事に集中してられるのです。
そして、音が鳴ったら火を止めるだけです。
ご飯は、ほぼ毎日炊きますから、この地味な違いが積み重なると大きいですよ。
蓋がガラスのご飯釜で炊いたご飯の味
炊けました。
混ぜて、お茶碗によそいます。
炊きたてご飯をいただきます。
うまいです。
我が家にとってはいつもの味です。
どのように美味しいかと言われても、ふっくら美味しいという表現しか思い浮かびません。
とにかく美味しいのです。
スペアパーツもある
蓋の持ち手の部分は取り外しができます。
蓋のガラス部分だけです。
左の3点はポリプロピレンでできた蓋ツマミストッパーという部品で、右の丸いのはシリコンゴムでできた蓋グリップです。
我が家ではこのお鍋を10年程度使ってるのですが、蓋ツマミストッパーの下部がこのように割れてきました。
ほとんどが割れて首の皮1枚繋がってるだけの非常に危うい状態になっています。
これが、完全に割れるとこの鍋自体が使い物にならなくなります。
しかし、大丈夫です。
HARIOオンラインショップです。
https://hario-official.net
商品カテゴリのスペアパーツを選択します。
蓋ツマミストッパーの上下セットという商品があります。
これを選択します。
今回は必要ないですが、ガラス蓋のみも売ってる事がわかります。
1210円(税込・送料込み)で買いました。
注文後2日で届きました。
新旧で部品を見比べてみましょう。
やはり新品はいいですね。
という事で無事に部品交換が済みました。
これでまた10年は使えるでしょう。
その後も廃盤にならない限りいつまででも使い続けることができます。
蓋がガラスのご飯釜の欠点
いままでほとんどベタ褒めだったので、これの欠点についても書きます。
まず、すでに書きましたが、蓋のパーツが劣化する事です。
普通の土鍋ならこんな事はありません。
しかし、パーツの劣化も交換で対応できるので、廃盤にならない限り大丈夫です。
本体が重い事です。
本体重量:約2480gです。
しかし、重いから蓄熱効果があり、重いからこそ美味しくふっくらと炊けるのです。
これは必要悪です。
欠点とは言えないかもしれません。
ガスコンロを1つ使ってしまいます。
うちのガスレンジはコンロが3つあります。
ご飯を炊き、味噌汁を作り、炒め物を作ったら、コンロを3つ占領してしまいます。
さらに同時にもう1品煮物を作るとか、お茶を沸かすとかは出来ません。
コンロが4つ欲しいと思う時がたまにあります。
しかし料理は段取りですから、工夫すればどうって事ないです。
コンロが1つや2つしかない台所なら、炊飯器を使った方がいいです。
我が家には炊飯器が無い
私が独身で一人暮らしの頃は小さい炊飯器を使っていました。
それから結婚して二人暮らしになってもその炊飯器を使ってました。
それから、子供が出来て、その頃に炊飯器が故障したのをキッカケに圧力鍋でご飯を炊くようになりました。
圧力鍋で炊いてもこれまた美味しいのですね。
そして、圧力鍋も故障しました。
部品交換で直るレベルの故障でしたが、廃盤になったために修理できませんでした。
炊飯器も無い、圧力鍋も無い、そしたら土鍋で炊いてみよう。
という事で、家にある土鍋で炊くようになりました。
その土鍋の蓋を割ってしまい、使い物にならなくなってしまいました。
そんな時に、お店で「HARIO蓋がガラスのご飯釜」と出会いました。
「これ良さそう」と思って買ったら正解でした。
以来10年使っています。
というわけで、我が家には炊飯器はありません。
以前、コテージに泊まった時にコテージに備え付けの炊飯器でご飯を炊きました。
炊飯器は慣れないものですから、ちゃんと炊けるか不安になりました。
ただスイッチ押すだけですけど、スイッチが何個もあるから正しいスイッチを押せたかどうか、炊けるまでわからないのです。
それで不安になりました。
炊飯器でご飯を炊いたからちゃんと炊けるかどうか不安になるって気持ちはなかなか味わえないでしょう。
そのくらい「蓋がガラスのご飯釜」が優れてるという事が言いたかったのです。
まとめ
- HARIO蓋がガラスのご飯釜はご飯を炊くことに特化した土鍋。
- 普通の土鍋で炊くよりご飯を炊く工程が1つ少なくて済む。
- 美味しくふっくらと炊ける。
- スペアパーツもある。
- 欠点もあるけど気にならない。
- 中村家では10年使ってる。おすすめ。
動画で説明
動画では私が出演して熱く語っています。
動画版はご好評いただきまして、2万回以上再生していただいてます。
動画でしか表現できない事もあるので、併せてご覧ください。